マンネリの生活、顔が老化します!
最近、周りの人を見て感じることがありました。
わたしはとっくに還暦を超えていますが、
還暦を超えると、だいたい毎日の生活と
いうのが決まってしまうんですよね。
フランスでは、定年後に再就職する人は
ほとんどいません。
大都市はわかりませんが、わたしの周りには
ほとんどいません。
フランスの法定定年年齢は、62 歳です。
2020 年、60 ~ 64 歳の年齢層での就業率は
35.5 %。
これは、EU 28 ヵ国平均の 42.5 %を大きく
下回っています。
フランスの高齢者の雇用率が低いことも、
原因のひとつとなっているのですが・・・。
わたしの周りを見てみると、
・ 何となく毎日を送っている人
・ 充実した毎日を送っている人
とはっきり分かれています。
もちろん充実した毎日を過ごしている人で
あっても、「今日 1 日、何もしなかった」
ということはあるでしょう。
でも、『毎日充実した生活を送っている人』
『何気なく毎日を送っている人』とは、
わたしぐらいの歳になると、顔が違って
くるのです。
充実した毎日を送っている人は、目も
輝いていますし、顔のハリが違います。
でも毎日張りがない生活を送っていると、
顔のハリもなくなり、歳より老けてみえる
こともあります。
話の話題も乏しくなりますしね。
また、
- 家庭菜園を楽しんでいる
- 趣味に打ち込んでいる
- 散歩
このように毎日忙しく動いている人でも、
これらが毎日のルーティンとなってしまうと
特に考えなくても、からだはいつもと同じ
ように動きます。
じっさい、今のわたしの毎日の生活、
ヒマなときはありませんが、マンネリに
近いので、鏡を見て感じています。
また、毎日同じことをしていると、脳に
刺激がなくなるので、前頭葉が委縮して
しまうのです。
ですから毎日のルーティンも、同じことを
するのではなく、いつもとやりかたを
変えたり、いつもと違う道を歩いてみるのが
良いようです。
旅に出よう!
そこでわたしが考えたのは、旅に出ること。
フランスでは、去年から異常に雨が多いです。
今年に入ってからは、特に晴れた日より
雨の方が多い。
また、晴れていても、急に雨が降ったり、
ときによっては、一気に雨雲が広がり
どしゃぶりになります。
つい先日も同様。
わたしが家を出たときは、太陽が出ていて、
お天気でした。
空に多少雲はありましたが・・・。
そこでウォーキングに出たのですが、
20分ほどで雨がポツポツと・・・。
嫌な予感がしてすぐにUターンをしたの
ですが、それから間もなくどしゃぶりの雨。
帰ってきたときには、全身びしょぬれ。
スニーカーの中まで濡れていました。
このような悪天候のせいで、フランスでは
至るところで洪水が発生、街全体が冠水して
しまったところもいくつかあります。
我が家のある地域も、洪水の被害はあり
ませんが、毎日雨続き。
こうなると、メンタルにも影響してきます。
そこで、旅に出ることにしたのです。
わたしの目標は、このブログにあるように
『海外ロングステイ』
でも、
「この目標、はたして果せるかな?」と
最近、少なからず思っていたのです。
4 月から年金をもらえるようになったの
ですが、これまた思っていたよりも、
相当少ない。
ほんとうに、無いに等しい。
といっても、まだ入金されていませんが・・・。
でもこの金額だと、ちょっとした
レストランで、2 回ぐらい食事をしたら
無くなってしまう額です。
こうなると、貯金だけが頼り。
といっても、それほどあるわけではありません。
我が家はシェアハウス形式の生活なので、
生活費は別々です。
そう考えると、あまりお金は使えない。
このように思ってなるべく使わないように
していたのですが、考えを改めました。
楽しい想い出をつくるのが一番の幸せ
人間、いつ死ぬかわかりません。
それに毎日節約だけ考えて、お金を
使わない生活ばかりしていたら、
これから何年生きても、面白みがないです。
【想い出をつくるのは今・老いて後悔しないために】
上記のブログで書いたように、
「何が一番幸せか?」
それは、
『幸せな想い出がたくさんあること』なんです。
からだが動かなくなったときに、支えと
なるのは、幸せな思い出だけです。
そう考えたら、旅に出たくなりました。
お金というのは、いざとなれば何とか
なるもんです。
「金は天下の回り物」とよく言いますよね。
これは、「お金は常に人の間を巡っている
ものだから、今は持っていない人のところ
にもそのうち巡ってくる」という意味です。
もちろん、なにもしなければ入っては
きませんが・・・。
でもお金は使ってこそ、価値があるもの。
自分の楽しみのために使ったら、その分、
今後気をつければいいのです。
節約ばかりしていても、楽しくありません
しね。
旅に出れば、いい想い出ができますし、
思考も変わります。
モロッコに決めた理由
そこで “モロッコ” に行くことにしました。
モロッコは『世界 3 大ウザイ国』に
入っていますが、ここはわたしの好きな
国のひとつです。
旅行者が多いところは、どこにでも
スリなどがいますし、騙す人もいます。
日本と同じ感覚で歩いていたら、やはり
被害にあうこともあるでしょう。
でも、一般のモロッコ人は、とても親切です。
それにわたしは、”クスクス” が大好きなんです。
日本の方は、”クスクス” よりも “タジン”
がお好きな方が多いようですが、わたしは
自宅でも “クスクス” を頻繁に作っているぐらい。
そんなことから、今はモロッコでの
スケジュールを立てています。
モロッコには、今まで 3 回ほど行っています。
さいごに行ったのは、2 年前。
傷心の娘の心を癒すために計画した旅行
でした。
このことは、【拝啓、愛しき娘へ】
この本に書いています。
モロッコの素晴らしさを 77 枚の写真と
共にご紹介しておりますので、
もしご興味がございましたら、ご覧くださいませ。
今回わたしが行きたいところは、砂漠です。
今迄は、毎回、同行者は違いましたが、誰も
砂漠に興味がなく、行くことができなかったのです。
今回は、ひとり旅。
ですから、ラクダに乗って砂漠に行き、
砂漠に設置してあるテントで 1 泊する予定です。
そこで発見したこと。
砂漠はツアーに参加しなければ行かれない
のですが、年齢制限がありました。
わたしが探したツアーは、60 歳までの
ところが多かったです。
でも、わたしは 60 歳なんて、とっくに
過ぎています。
そこでいろいろ調べた結果、「90 歳まで可」
というところがあったので、そこに決めました。
口コミでも、けっこう評判がよかったところです。
ラクダに乗って行き、テントで 1 泊するだけ
ですから、年齢制限なんてないと思っていた
のですが、砂漠の真ん中なので、なにかあった
ら困るのでしょうね。
こうなると、砂漠は今回がさいごに
なるかもしれません。
今回、決めてよかったと思いました。
今回はひとりで周るので、自由に
好きな場所を巡るつもりです。
気にいったところがあれば長居をし、
帰りたくなったら帰ってきます。
モロッコには手頃な価格のホテルもあるため、
贅沢を控えれば、それほど高くつきません。
といっても、あまりにも安い宿泊施設は
清潔さやセキュリティに不安があるため、
避けますが・・・。
ということで、帰りの飛行機のチケットは
買っていません。
出発は来週の日曜日。
今からモロッコに行く準備です。
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