娘からのメッセージ
昨夜、娘から「今から食べに行かない?」
とメッセージが入った。
時間は夜の 10 時過ぎ。
「今から?」と思ったけれど、
多分 相当お腹がすいているんだろうと思い、
「行こう」と返事をして、外に出た。
待ち合わせて、一緒にレストランへ。
行ったところは、韓国料理のお店。
中は超満員。
若い人達でいっぱいだった。
歳からして 10 代も多い気がする。
オーストラリアは日本と同じ制服を着る
学校が多いようで、最近街でよく見かける。
女の子は日本と同じように、短いスカート。
男の子はTシャツに短パン。
この時は制服なのかどうかわからないが、
私達と同じ時間に 10人 以上の
若者が入ってきた。
みんな同じ白いTシャツで、女の子は
黒いトレーニングパンツ。
または短パン。
男の子は短パンだった。
予約をしていたらしく、
細長いテーブルが用意されていた。
他にもどうみても 10 代と思えるような
カップルも多くいる。
このお店の上はゲーセンになっているので
そこから流れてくる人達もいるのだろう。
でも、彼らの母親より
年上の私からみると
「こんな時間に 10 代の子が?
だってもう 11 時過ぎよ!」
っと思ってしまう。
完全に年寄り目線になっている。
シドニーでは夜遅くても
若いカップルがよく歩いている。
開店は午後 5 時
娘が言うには、このお店は午後 5 時開店。
朝の 4 時までやっているらしい。
ここはいつも混んでいるようだ。
私達が入ったのは、11 時ちょっと前。
店頭には数人並んでいたけれど、
それほど待たずに入れた。
どのテーブルも埋まっている。
メニューを見たら、ビビンバがあった。
私はビビンバが好きだ。
それも石焼ではなく、昔からあるビビンバ。
小さい頃、家族で焼肉屋に行った時に
よくビビンバを食べていたが、
あの頃は石焼ビビンバはなかった。
だからその時のビビンバが食べたくなる。
石焼も美味しいから、たまには石焼ビビンバに
浮気をすることもあるけれど・・・。
ここには石焼はなかったけれど、
昔からのビビンバが食べたかったから
即 これに決めた。
ビビンバがきて、コチュジャンが別に
運ばれてきた。
けっこう辛かった。
私は辛い物が好きだけど、
辛いのが苦手な人は全部入れたら
食べれないだろう。
だから別皿で持ってくるのかもしれない。
日本だとゼンマイが入っているけど、
ここはなかった。
娘は牛タン2皿。
これには白飯がついてくる。
注文が終わると、
お通しとして4種類でてきた
・油揚げ?のようなもの
・じゃがいもの煮物
・もやしナムル
・キムチ
お通しはおかわり自由。
お通しとご飯だけでもじゅうぶんイケる。
ビビンバにお通しのもやしナムルを
追加注文して入れるのも可能。
青い缶は韓国のビール。
食べている間も、次から次へと
人が入ってくる。
大繁盛だ。
レストランの中には、大画面のスクリーンが 4 つ。
そこには韓国で有名なのであろう人達が移っていた。
そのうちその画面が変わり、今流行の
女の子のグループ、日本でいうところの” AKB 48 “
のようなアイドルグループが映し出され
歌って踊っていた。
” AKB 48 ” 以外にもいるだろうけれど、
私はそういうのに疎いので
日本どころか韓国のアイドルグループは
まったく知らないので、あしからず。
歌のボリュームが大きいので
大きな声で話さないと聞こえない。
歌声と周りの話す大きな声に圧倒されて
娘と私はただもくもくと食べていた。
久しぶりのビビンバ。
ぜんぶ食べれるかと思ったけれど、
目は欲しがったが、胃袋は
お手上げ状態になってしまった。
じつはこの前に私は夕飯を食べていた。
電気フライパンで野菜と昨日買ってきた
中国の乾麺を入れた夕飯。
野菜が多かったけど、やはり 2 度目の夕飯、
というより夜食だけれど、ビビンバは
ちょっと多かった。
でも残すのは悪いと思ったから
残した量はご飯だけ。
お茶碗半分程度。
ビビンバにはお茶碗 3 杯弱ぐらいの
白飯が入っていたと思う。
ここが日本と違うところ
ふたりでお腹がいっぱいになったところで
周りをみたら、隣のテーブルの 3 人が
出て行くところだった。
3 人が出て行くとすぐに、
従業員が大きなポリバケツを持ってきた。
その中に、残飯をどんどん捨てていく。
隣のテーブルが食事中であるかどうかは
まるっきり関係ないようだ。
テーブルの上には、お皿が何枚もあり、
冷麺と思わしき汁が入った器もある。
それをどんどん捨てていく。
私達は箸を置いていたので、
別に構わなかったが、それでも・・・。
もし食事中だったら、食欲も
半減しただろうと思う。
店側としたら、少しでも早く片付けて
次のお客を入れたほうがいいのだが、
日本だったら、
このような片付け方はしないだろうと思う。
韓国に行ったことがあるが、
韓国のレストランでもこのようなことは
なかった。
食器は残飯を入れたまま さげていたと思う。
シドニーでは許されるのか。
お店を出たら、目の前はタイ料理。
やはり混んでいるようだ。
帰り際に他のお店を見ても
もう夜中の 12 時近いのに混んでいる。
シドニーにいると、明日は日曜日だっけ?
とよく錯覚する。
毎日たくさんの人が夜遅く歩いているし、
レストランも混んでいる。
こんな時間に食べて、よく眠れるな~と
以前は思っていたけれど、
以外と眠れるものだということがわかった。
ただしょっちゅう夜遅く食べていると
太るのでは?と思うけれど、
シドニーの若者は細い人が多くかっこいい。
以前にも書いたが、へそ出しコーデが
よく似合う。