サロン・ド・ショコラ パリ 2023
現在パリでは、サロン・ド・ショコラが開催されています。
カカオ生産者、ショコラティエ、パティシエ
など、ショコラに関するプロフェッショナルが、
一堂に会する有名なショコラの祭典です。
秋恒例の行事で、
10月28日から11月1日まで、
ポルト・ド・ヴェルサイユで開かれています。
今日のブログは、そのサロン・ド・ショコラ
について。
ただサロン・ド・ショコラの詳しい内容や行き方
などは、たくさんのサイトがありますので、
そちらにお任せします。
ここではサロン・ド・ショコラで撮った
写真と、初めてサロン・ド・ショコラに
行った私の感想となりますので、ご了承ください。
先週の水曜日から、息子の家に遊びに
行っていました。
パリからちょっと離れているのですが、
【サロン・ド・ショコラ】が開催されて
いたので、さっそく行ってきました。
会場に着いたのは 12 時頃。
日曜日だし、2 日目だったのでそうとう混んで
いることを予想していたのですが、
それほど長く並ばずに、入場できました。
チケットは、前日にネットで購入していました。
チケット持参の人は、2 階から入場です。
入ってすぐ、Espace Japonと書かれた
日本のコーナーがありました。
日本のエリアは、 2 年ぶりだそうです。
4 つほどあるブースのうち、2 つのブースが
賑わっていました。
見てみると、ひとつは抹茶のチョコ。
そしてもうひとつのブースは、大福やどら
やきなどの和菓子が。
今年行ったシドニーでも抹茶は人気でしたが、
ここフランスでも、やはり人気があるようです。
餅どら焼きを 2 つ買いたかったのですが、
ちょうど私の前の人がひとつ購入してしまい、
ゲットできたのは、最後の 1 個。
この人混みの中、ずっと持っていると
つぶされる恐れもあると思い、出る前に
購入しようと思っていたのですが、早く
買っておけばよかったと後悔しました。
サロン・ド・ショコラのピラミッド
奥に入っていくと、大きなピラミッドが
ありました。
これが今年の見どころのひとつ、
高さ5m、幅2mのピラミッド。
“ニコラ・ゲルシオ”の作品です。
ホテル・ルテシアの支援を受け、ホテルの
マスコット、『シャーペイのルル』を200体複製。
制作には 200 時間と約 130 kgのチョコレートが
費やされています。
こちらは、『ブッシュ・ド・ノエル の ルル』。
本物の子犬みたいですね。
クッション部分がアントルメ。
ライムやパッションフルーツを香らせた、
軽やかなヴァニラムースとグルテンフリービスキュイです。
ルルの部分は、濃厚なヴァローナ社製
マンジャリ64%ダークチョコレートを使用。
ここまで繊細に作られていると、
食べるのが勿体ないですね。
会場の中は処せましとブースが並んでおり、
試食も可能。
でも・・・
有名なチョコレートは、試食といっても
ひとかけらがとっても小さく、
小指の爪の 4 分の 1 ぐらいの大きさ。
それでも口の中にフワ~ッと
濃厚さが広がります。
私は日頃、あまりチョコレートは
食べないのですが、このときは
5 ~ 6 種類 試食しました。
チョコレートの製造過程やどのような
カカオを使っているかなど、
どのブースでも詳しく教えてくれます。
しばらく歩くと、たくさんの人が集まっており、
そこは「アマチュアコンクール」が行われる
ところでした。
ショコラ・シャルロットをテーマに
アマチュアのパティシエが腕を競い合うのです。
チョコレートのほかには、マカロンや
チョコレート味の食前酒もありました。
とちゅうで美味しそうな、チョコレート
タルトを買って一休み。
とろけるような濃厚なチョコレートが、
口いっぱいにフワ~ッと広がり、下の
ビスキュイはサクサク。
甘さも控えめで、とても美味しかったです。
世界最高峰のパティシエによるクリスマス・デザート
会場には、あちらこちらに素晴らしい
チョコレートの芸術作品が、飾られていました。
その中でも、Bûche Ô ma bûche では、
世界最高峰のパティシエによる、クリスマス・
デザートが飾られていました。
『ブッシュ・ド・ノエル(Bûche de Noël)』
というのは、フランスで人気のあるクリスマスデザート。
ロールケーキを木の枝のようにデコレーション
したものが多いですが、現在はいろいろな
ブッシュ・ド・ノエルがあります。
シャーペイのルルもここにいました。
その後、1 階に降りて行くと、カカオ生産地のブース。
いろいろな国のチョコレートが売られています。
そこでもしっかり試食してきましたよ。
また 2 階に戻ると、そろそろ 4 時。
4 時になると、チョコレートドレスの
ファッションショーが始まるのです。
それを見に行くつもりが、目の前の
チョコレート作りのショーに惹かれて
しまいました。
ステージの上でチョコレート作りの
実演をしており、観客からの質問に
シェフが随時答えています。
この司会者、スイーツ関係の番組でよく見る
人で、毎年司会を務めているようです。
完成後は、試食用のお皿が観客に
配られたのですが、私のところまで
まわってきませんでした。
残念!
その後、お目当てのファッションショーに
行ったのですが、もうほとんど終盤。
ですから、次回のショーを見ることにしました。
そこで時間があったので、さきほどのどら焼きを
買いにいったわけです。
でもさきほど書いたように、餅どら焼きは
2 個しか残っていなく、私のすぐ前の人が
1 個買ったので、1 個しか買えませんでした。(泣)
でも 1 個でも買えてよかった。
この餅どら焼きは、このサロン用に作った
物だそうです。
そして 5 時になったので、ステージに行き、
ショーを見学。
このショーはサロンの目玉でもあり、30 年
続いています。
ショコラティエとデザイナーがタッグを
組んだ服を披露するのです。
ショーの写真は遠くて撮れませんでしたが、
こちらがショーで着た服です。
世界各国からチョコレート好きが集まる
この祭典。
日本では少し遅れて、1月に東京・伊勢丹新宿店
からスタート!
三越伊勢丹グループ各店で開催されます。
今回、息子達に買ってきたおみやげは
こちら。
丸いチョコレートは、まるで宝石のよう。
またマカロンも、口に入れた途端
フワッと溶けるような感じ。
マカロンは帰ってくる途中に、ひとつ潰れて
しまいました。
どら焼きは息子用なので試食しませんでしたが、
有名なブーランジェリーのものなので
美味しいことは間違いナシ。
1 日、十分に楽しんで帰ってきました。
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