不正な引き落とし・事前にわかっていても対処は決済後

なんで事前に対処しない?

不正引き落とし


この前のブログで書いた保険の勧誘。
この件はまだ続きがあって、昨日
あらたに発見したことが・・・。

あいかわらず、ひっきりなしに電話が
かかってきています。
昨日の午後から、多少 少なくなりましたが・・・。

するとメールボックスに、なにやら以前と
同じような契約書添付のメールが、あらた
に 6 件入っていたのです。


ウイルス検査をしても問題がなかったので
開けてみると、契約内容は同じなのですが、
すべて契約番号が違っているのです。

ふつう契約書なら番号は同じはず

またそれらには、私の電子署名は入って
いませんでした。

その前にSMSで、OTPコードが送られてきた
ので、それを入力するようにとのことで
しょうが、もうその手にはのりません。


そこで無視していたら、今度は「解約依頼を
受け付けました」のメールが。

「これで一安心か?」と思ったのですが、
”解約手続き終了” のメールではありません。

この問題が発生してから、この保険会社の
口コミをネットで調べたら、「解約を依頼した
にもかかわらず、お金が引き出されている」
という書き込みがありました。


「ここで安心させておいて、引き出すのかな?」

この契約書は、仲介業者が入っています。
私に連絡してくる彼女は、仲介業者です。

この仲介業者を調べたところ、社長一人、
従業員一人。
社長兼従業員ということですね。

私が電話をしたときに出た女性が、たぶん
この人だったのではないかと思います。
はっきり言って、個人宅へかけたような
対応でした。


この仲介業者は 2015 年に開業したようです
が、登録されている住所と私がかけた電話
番号の地域が違うのです。
事務所は他に無いようですし。

そのうえ、電話番号は登録内容から消され
ています。

私に電話をかけてきた女性とは、声が
違ったので、勧誘用にアルバイトでも
雇っているのかもしれません。

まあ、一応登録はされているので、完全な
詐欺ではなかったのですが、それでも
油断はできません。

銀行に行って引き落としがあったら、
ブロックしてもらうつもりで、解約受付の
メールをコピーしようと・・・・。

そのときに、以前のメールをあらためて
見たのですが・・・。


3日前に受理したメールから、電子署名が消えた!



3 日前に送られてきた契約書、その契約書
から私の電子署名が、消えているのです。
メールを間違えたかと思ったのですが、電子
署名があったメールはマークをつけており、
やはりこのメールでした。

そのメールは受け取ってすぐにコピーを取って
おいたので、そのコピーには私の電子署名が
入っています。

でも今、3日前に受理した同じメールを見る
と、私の電子署名だけが消えているのです。

受け取ったメールの電子署名、どうやって
消すことができるのでしょう?

受け取ったメールを、あとから操作する
ことなんて、できるのでしょうか。
ウイルス検査をしましたが、ウイルスは
入っていませんでした。

どのようにしたら、このようなことが
できるのか?
調べてもわかりません。

ほんとうに不思議、不思議!


「電子署名がないなら、契約したことに
ならないからいいんじゃないの?」
とムッシューは言うのですが、私は疑い深
い性格。


もし契約されていた場合、解約をするには
この電子署名が入った契約書が必要です。
電子署名入りの契約書が無いと、解約依頼が
できないのです。

“解約依頼受理メール” を受け取っていますが、
これだって、ちゃんとした証拠になるかどうか。


仲介業者は、私の電子署名入りの
契約書を持っています。

もし私がすぐにコピーをしていなかったら
私の手元には、契約書は存在せず、解約
依頼ができない。



このように不振な点があったので、
“解約依頼受理メール” とこれらの書類を
コピーして、銀行に向かいました。

じつは昨日も銀行に出向いたのですが、
午後だったので、お休みでした。

土曜日の午後、そして日、月と休んで
そのうえ、今度は木曜日の午後も休み
「楽な仕事だな~」なんて思って帰ってきました。



フランスの銀行の人出不足は最悪に・・・

そして銀行に行ったら、相変わらず窓口は
ひとつ


簡単なことなら対応してくれますが、
ちょっと複雑なことは、予約が必要
なります。

私はこの仲介会社の引き落としを
ブロックしてもらうだけなので、
予約せずに行きました。

解約受理メールのコピーを見せて、
「引き落としがあったら、ブロックして
ほしい」と告げると、調べた結果「まだ
引き落とし依頼はきていない」とのこと。

でも「前もってブロックはできないので、
引き落としがあったら、すぐに来てほしい」
とのことでした。

引き落としされた後、一緒に引き落とし解約
の手続きをするそうです。
予約はいらないとのことでしたが、また時間
がかかります。

そんな面倒なことをしなくても、引き落とし
の依頼がきたら、ブロックしてくれれば
いいだけなのに。

ましてこのように、解約依頼受理のメール
まで受け取っているのだから。
でも、できないようです。

引き落としは、3 月 8 日予定。
でもその前に引き落としされる可能性も
あります。
それまで頻繁に、口座を監視していなければ
ならない。

自分のミスですが、「ア~、面倒クサッ」。


フランスの銀行は、現在人出不足です。
ですから、どこの銀行も窓口は少ないです。

地元の他の大手銀行でも、窓口はひとつか
ふたつ。
当然、長~い行列ができることもあります。

そして自分の番になって、それが複雑な
ことだと、予約を取って次回にまわされるのです。

だから私は、なるべくなら銀行に行きたくない。


なぜこんなに人出不足なのかと言うと、

  • 離職率が高い

    経済的不確実性によって、大規模なリストラ

  • 給与が少ない

    時間外勤務があるにもかかわらず、
    給与が少ない

  • 固い規則

    銀行業務は多くの制限が設けられて
    いるので、個人の裁量を発揮できない

  • 資格取得者が少ない

    銀行間特有のコードを理解できる
    エンジニアがいない

これらのことから、閉店となった銀行
多くありますし、フランス銀行協会(AFB)
傘下のBNPパリバやソシエテ・ジェネラル

などの商業銀行では、その落ち込みがさらに
顕著
になっています。

人出不足のため、銀行員ひとりひとりが受け
持つ仕事が増え過ぎて、銀行を休みにして
取り組まないと、終わらないのでしょう。

そのうえあまり仕事が増え過ぎると、体調
を崩して病気休暇を取る人が多くなり、
よけいまわらなくなるでしょうし。

フランス人の考えからしたら、病欠と
バカンスは権利なので、仕事がたまっていて
も、休んだら後が大変だとわかっていても、
これらの休暇は必ず取ります。


銀行の問題は、ドイツ、イタリア、オランダ、
スペインでも同様に起こっています。

またヨーロッパだけではなく、アメリカの
銀行の経営破綻、スイスの銀行 “クレディ・
スイス” が崩壊したことは記憶に新しいですね。


ただこうなると、いざ問題が起こった場合
詐欺などにあった場合、素早く対応して
くれるのかが心配
になります。


私達ひとりひとりが気を付けて、詐欺に
あわないようにするのが一番なのですが、
“魔がさす” ということもあります。

まして今の詐欺は、手が込んでいます。

私だって、まさか自分がこんなことに
巻き込まれるとは思ってもいませんでした。


問題というのは、いつ起こるかわかりません。
そういうときに、素早い対応をしてくれる
銀行がいいですね。

フランスで今後、銀行を探す場合は、

  • つぶれないところ

  • 詐欺などの対応が早いところ


などが選択肢に入りそうです。




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