ビザの申請と渡航認証

経由地をサンフランシスコにした理由


シドニーに行くことを決めたのは、
12月に入ってから。

シドニーの観光ビザ(ETAS)は
既に取ってあったので問題なし。

ただ今回 経由地に選んだのは、
サンフランシスコ。
じつは学生の頃、行きたかったのは
アメリカだったのですが、
どういうわけか来たのはヨーロッパ。

それから今に至るまで、アメリカには
行ったことがありませんでした。

シドニー行きの安い航空券を探していたら
サンフランシスコ経由がある。
「これはチャンス」とばかりに
この航空券を買うことに決めました。

ただアメリカは、トランジットであっても
一旦入国しなければなりません。
当然ビザが必要になります。

航空券を買ったのにビザが申請できなくて
飛行機に乗れないとなると困るので
まずビザを申請することにしました。

アメリカもやはりESTA の申請。
簡単にできると思ったのですが、
つまづきました。

私はフランスに住んでいるので
フランスの居住権を持っています。
ただこれで間違えました。

市民権を持っているにチェックをつけると
却下されるのです。
ここでしばらく悩みましたが、
このチェックを外すと申請できました。

市民権というのは選挙権があると
いうことなのでしょう。
日本は二重国籍を認めていないし、
日本のパスポートで選挙権があるのは
おかしいということなのかもしれません。

ともかく無事に申請できたので、
それから航空券を購入しました。

また、今までは海外旅行保険も
かけたことはなかったのですが、
今回はちょっと長くなりますし、
最近よく怪我をします。

旅行前に料理をしてて
油の火傷も・・・。

そしてコロナ。
クレジットカード付帯の保険は
コロナまではカバーしていないところが多いです。
今、いつ感染して陽性になるかわかりません。
そういうことから、今回初めてかけてきました。

トランジットでも一旦は入国するのだから
サンフランシスコのダウンタウンまで行かれたら
このように思い、
トランジットの時間を長めにとりました。

スーツケースに鍵はかけない



アメリカは初めてなので
いろいろ調べていたのですが、

『スーツケースに鍵をかけない』というのには
ビックリしました。
ヨーロッパでは鍵をかけるように言われますし、
鍵をかけても盗難はあります。

それが「鍵はかけてはいけない」と書いてありました。

アメリカ専用の鍵と言えば ” TSAロック ”。
私のスーツケースはTSAロックが付いているので
鍵をかけても問題ないと思っていたのですが・・・。

最近はTSAも 10 種類近く鍵があるようで、
税関の人も、どの鍵が合うか調べるのも面倒らしく
TSAでも壊されるというのです。

確かに数多くのスーツケースを調べるのに
いちいち合う鍵など調べている暇はないでしょう。

でも鍵をかけないと、スーツケースが
開いてしまう可能性もあります。
そこでTSAロックつきのスーツケースベルトを
購入しました。

このベルトは鍵をかけて、スーツケースのほうは
鍵はしない。
万が一ベルトの鍵を壊されても、スーツケースの鍵を
壊されるより安くすみます。

そして、スーツケースの重量。
私は旅行に行く時は最低限しか持っていきませんので
スーツケースは軽いので問題なかったのですが、
20キロまでで1個まで。

機内持ち込みは7キロと書いてありました。
私は必ずパソコンを持って行くので、ギリギリでした。

そして今回、格安航空券(LCC)だったので、航空券+席料を
払いました。
席料はけっこうしましたが、それでも大手航空会社(FSC)よりは
安くなりました。

荷物が多い人はLCC だと超過料金がけっこう高いので
この点気をつけないと、航空券以上に追加料金を払うことに
なってしまうので、お気をつけください。

出発間近になると、出国前の渡航認証をするように
メールが入っていました。

最近メールは毎日見ていないことが多いのですが、
たまたま見たメールに入っていました。

この渡航認証を済ませないと、スムーズに
飛行機に乗ることができません。

これにはコロナのワクチンを受けた回数と
受けた場所とワクチン名と日付が必要でした。
そして証明書のプリントアウトも必須でした。

事前に渡航認証を済ませることは知らなかったので、
出発前にわかって本当にラッキーでした。

海外旅行に行く前は、メールチェックが必要です。

いざサンフランシスコに

そしてクリスマスの朝、出発。
サンフランシスコに到着しました。

事前に用意しておいた、
コロナのワクチン接種証明書もすぐに
取り出せるように用意をして入国審査に。

もっと調べられるかと思っていたのですが、
意外とすぐに通過できました。
入国管理官も係りの人も感じがよく、
「フランスよりずっと愛想がいいじゃない?」
なんて思ってしまいました。

私の経験から、フランスで入国審査官が
笑って「ボン・ボワイアージュ(良い旅行を)」なんて
言ったのは聞いたことがありません。

サンフランシスコの空港から外に出てみました。


インフォメーションで、電車やお店の開いてる時間を
聞いたのですが、その日は運悪くクリスマス。

「ダウンタウンに行くのも電車が少ないから
時間もかかるし、お店も早く閉まります」
このように言われたので、
結局空港で時間をつぶすことになりました。

サンフランシスコ名物の
『クラムチャウダー』を食べたかったのですが、
時間も夜の7時だったので、
レストランも閉まっているところが多く、
けっきょくホットドックになってしまいました。



サンフランシスコは空港内にいろいろ見るところが
あるのですが、そこもすべて閉店。
でもなんとかブラブラして、搭乗時間に・・・。

ゲートに行くと、遅延の案内が・・・。
この時アメリカは寒波が襲っていたので、
カリフォルニア州以外はどこもほとんど氷の世界。

サンフランシスコに来る飛行機が飛べなかったらしく
2時間半の遅れと言っていました。

出発したのは真夜中。
それでも出発できたのは、ありがたかったですが・・・。

そして25日にフランスを出発して、27日の朝シドニーに着きました。

次回はシドニーの様子をお知らせしたいと思います。
ここには日本で ” 絶滅危惧種 ” と言われている鳥がいます。
けっこう多くみかけるのですが、可哀そうに、
ここでは嫌われ者だそうです。

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