国際郵便で送るのは、こんなに大変だった!

箱詰めからインボイス準備まで何と4時間




スーツケースひとつにすべて詰め込むのが
こんなに大変だとは思ってもいなかった。

今回、夏服と冬服を持って来ている。
理由は、日本とシドニーでは、季節が真逆だから。
今日のシドニーは 21 度と暖かいらしいが、 6 月の
平均気温を見ると日中は 17 度前後、最低気温は 9 度。
真冬だから仕方ない。

でもフランスの真冬に比べたら、ずっといい
けれど・・・。

だから夏服と何点かの食品、また帰っても
すぐに使わない物は、船便で送ることにした。
SAL便が無くなったのは、本当にイタイ!


箱詰めも時間がかかった。
スーツケースから出したり入れたり、
これでいいかな!と思ったら、まだ
入れ忘れの物があったり・・・。

これだけでゆうに 1 時間はかかっている。

そして箱詰めが終わり、郵便局のHPで
国際郵便に関しての注意事項を
見てみると・・・。

エーッ!!!
今は手書きでは発送できないらしく、
すべて印刷しなければならないと書いて
ある。


そのうえ、郵送するすべての物に

・ 品名(英語)

・ 原産国
(ラベルをいちいち見るのも面倒だったので購入した
 国を入力)

・ 価格

・ 重量

・ 個数

・ HSコード

これらをすべて記載しなければならない。

送る品は 35 点。
面倒くさいな~とは思ったけれど、これを
記載しないと遅延や返送もありと書かれて
いた。

書くしかなさそうだ。
そしてこれを印刷すると書いてある。

ここにプリンターはあるが、私の
パソコンと繋がっていない。
コピー機を持っていない人だっている
だろうし。

そこでカスタマーセンターに電話をして
聞いてみた。



カスタマーセンターの人が教えてくれたスマホ入力がダメな理由


担当の人が出たので聞いてみると、
スマホでインボイスを作ればいいらしい。
作った後に出るQRコードか注文番号を
持って行けば、郵便局で印刷できると
教えてくれた。

またHPには 6 月 1 日から、送料が
上がると書かれていたので確認したら、
やっぱり上がるとのこと。

SAL便は使えないのか聞いたら、
今は完全に停止しているらしい。

船便も通常より時間がかかるそうだ。
現在、船の積み荷の場所が足りず、
待機している荷物も多いと聞いた。

これを聞いて航空便も考えたが
船便とは 1 万円以上も差がある。
やはり金銭的にきつい。

結局 船便に決め、スマホでインボイスを
作ることに決めた。

そしてスマホ入力の仕方を見ようと
パソコンで郵便局のHPを見てみると、
スマホではHSコードが記載できないので、
パソコンでの入力を勧めている。

HSコードとはなんぞや?と思ったが、
このHSコードがないと、届かなかったり
返送されたり、いろいろ問題が起こるらしい。

6 月 1 日から、このコードは必須になるようだ。
そうなると、今すぐに送っても
国際郵便なら、到着は当然 6 月 1 日過ぎに
なるだろう。
荷物が着かなかったら、それこそ困る。
時間はかかっても、荷物は着いてほしい。

結局、パソコンでしかインボイスは
作れないということだ。




カスタマーセンターの人には、荷物の
宛先はフランスと伝えてあったし、
まして船便を考えていると言ってある。
この場合、インボイスを作るのにスマホ
入力を勧めるのは、どうかと思う。

今回カスタマーセンターに電話をしたことが
けっこうあったが、郵便局の対応は
残念ながら、統一されていないようだ。

自分自身で確認しないと、時間がかかったり
やり直したりで、ことが進まないことが多かった。


そこでパソコンでインボイスを作り始めたのが、
夕方の 5 時頃。

箱の中に入っている品数は 35 点。
各品の金額、重量(多少適当)、個数を
入力していく。

ひとつひとつ、いちいち調べて入力するのも
面倒だったが、HSコードでも時間が取られた。

コード一覧表から該当する品を選んで
コードを入力していく。
細かく分かれているから、該当する番号を
探し出すのが一苦労。
そのうえ最後まで目を通しても、該当する
項目がない品もあった。

それに近いものを選んで入力するしかないが、
これもなかなか決まらない。


そのおかげで、いつもなら途中で
盗まれてもわからないぐらい
大雑把に入れているのだが、

・ 箱に何点入れたか

・ すべての商品代

・ 重量

・ 同じ商品の個数

今回はさすがに頭に入っている。

すべて終わったのが、夜の 9 時過ぎ。
途中で夕飯を食べたり休憩もしたが、
それでもけっこう時間がかかった。




コピーマシンが不調



今朝は早くに目が覚めてしまった。
国際郵便もそうだが、忘れてはいけないものに
” 空港宅配 ” がある。

20 キロのスーツケースを持って空港に
行くのはまず無理。
日本到着時はスーツケースが軽いので、
自分で持って帰ってくるが、帰るときは
毎回宅配便を使用する。

だから朝起きてすぐ、ネットで依頼した。
でも、これもなかなかリンクがわからずに
けっこうな時間が取られてしまった。


じつは以前、ちょっとしたミスがあり、
予定の飛行機に乗れなかったことがあった。

娘と私のスーツケースを一緒に預けたのだが、
届け先は違うところ。
渡したときにタグをすぐつけなかったので、
大丈夫か聞いたら、「車に行ったらすぐに
付けますから」と言われ、そのまま
持って行ってもらった。

そして空港に着いたら、娘の荷物が届いていた。
本来娘のスーツケースは娘の住居に運ばれて
いるはずで、私のスーツケースが空港に
届いていなければならない。

係りの人に話したところ、責任者の人が
私のスーツケースを持ってきてくれたが、
乗るはずの飛行機には間に合わなかった。

今回はスーツケースひとつだけれど、
しっかり目の前でタグをつけてもらおう。


そしてインボイスの印刷。
弟に頼み、印刷してもらう。
ただどういうわけか、いつも仕事で
使っているはずなのに、今朝は不調。

なかなか印刷できない。
待機時間がとても長いのだ。
やっと 1 枚出てきた。
かすれてはいないので、インク切れでは
ないらしい。

インボイスは合計 4 枚。
これが印刷できないと、残る方法は
郵便局に行って、そこにある端末で
インボイス作成となる。

でも箱に入っている品数は 35 点。
昨日 作成時には、けっこうな時間がかかって
いる。

最初からやり直すとすれば、昨日よりは
かからなくても、やはりそれなりに
時間がかかるだろう。


弟も仕事に行く時間が迫っている。
あまり長く待つことはできない。

「お願い!お願い!4 枚印刷できますように」
って心の中で祈っていた。




どうにか、間に合って 4 枚印刷できた。
ホッと一安心。

食品を買うのは、賞味期限もあるし
いつも帰る間際。
でも今までは持ち帰っていたから、
重量だけ心配していればよかったけれど、
今回はホント、大変だった。

なんか昨日からバタバタしている。
でもこれで荷物は、郵便局に持っていくだけ。
ひとまず、肩の荷が降りた。


やることリストに残っていることも、あと
わずか。
でも見落としていることもあるかもしれない。。
滞在日数はあと 5 日。

すべて終わったら、お寿司でも食べに行って
ひとりで乾杯しようかな。




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