日本とフランス こんなに違う・眠れないときの対処法

眠れない・更年期障害が原因?

不眠


ベッドに入ってもなかなか眠れず、
時間ばかり過ぎてしまう。


夜中に何回も目が覚める

疲れが残っていて、朝起きるのがつらい

このような状態が続いたら、それは
更年期障害かもしれません
不眠は、更年期によくある症状のひとつ

睡眠不足が続くと、昼間眠くなったり
注意力散漫になります。

そのうえ、血糖値や血圧にも悪影響を及ぼし、
高血圧や糖尿病、脳卒中などの生活習慣病の
発症リスクが高まります



私が住んでいるフランスでも、閉経後に
不眠で悩んでいる女性はいるようですが、
たいてい、けっこうお歳を召された方です。
60代では、あまり聞きません。

でも日本ですと 45 歳前後から、更年期障害
として、不眠を訴える人がるようですね。

なぜでしょう?
睡眠障害は、更年期障害だけが原因では
ないようです。

日本は不名誉なことに、
「睡眠不足の国ランキング」 1 位

2021年のデータによると、

  1. 日本
  2. シンガポール
  3. インド
  4. サウジアラビア
  5. 韓国

    となっています。

日本が睡眠不足の国 1 位になった原因は、
3 つあると言われています。

1. 働きすぎ
平日 1 日あたりの労働時間が長い。

2. 通勤時間が長い
睡眠不足になる上、通勤ラッシュで
ストレスが溜まる。

3. スマホを利用する時間が長い
スマホが生活に密着しすぎており、
寝る直前までブルーライトを浴びる。


これらに更年期障害が加わるのです。
これでは、疲れが取れませんよね。



日本とフランスの対処法・ここが違う

トリプトファンを食べる


上記で書いたように、フランスでも
更年期障害で不眠に悩んでいる人は
おります。

でも先に申し上げたように、私の知って
いる限り、ほとんど定年過ぎの女性です。
定年を過ぎているので、働いてはいません。

ですから、通勤や会社のストレスはなく、
更年期障害だけとなります。


フランスで更年期障害で、不眠の
原因としてあげられるのが、

  • ほてり
    寝汗を伴うことが多いため、頻繁に
    目が覚めるだけでなく、入眠も困難に
    なります。

  • 不安やストレス
    このような気分障害が、発生しやすく
    なります。
    一般に頻繁な覚醒を促進するので、眠り
    につくのが困難になります。

これらはホルモンの変化によって
おこります。


不眠は、たくさんの原因がありますが、
今日は更年期障害が原因の不眠について、
フランスの対処法を書いてみたいと思います。

「フランスと日本では、こうも違うの?」
というような対処法もありました。

日本の対処法で解決できない場合は、
フランスの対象法をお試しになって
みるのもいいかもしれません。



フランスでは対処法として、このような
ことを勧めています。

【日中】

  • スポーツをする
    週に 3 回、30 分間のスポーツ活動を行う

  • 規則正しい時間に食べる
    1 日あたり 5 つの果物と野菜を食べる

    これらは、日本と同じですね。


【夕方&夜間】

  • 午後 4 時以降は、コーヒーや紅茶を避ける

  • 夕食には、炭水化物やトリプトファンの源
    なる食品を食べる

    【トリプトファン】

    体内で生成できない必須アミノ酸の一つ。
    タンパク質の構成要素であり、体内で
    セロトニンメラトニンという神経伝達
    物質の前駆体
    として役立ちます。
    トリプトファンは、食品から摂取する必要
    あります。

『トリプトファンを含む食品』は、

アーモンド

豆腐

ナッツ&ドライフルーツ

バナナ

牛乳

アボカド


トリプトファンを摂取すると、メラトニンの
産生を促進
し、睡眠の改善に役立ちます。


ここから日本とフランスの違いです。


このトリプトファンですが、日本では
朝、摂取する
方法を勧めています。

ただフランスでは、夕食に食べることを
勧めています。



フランスでは、寝る前2時間前は食べない

日本ほとんど、就寝の3時間前は食べないように
勧めています。

私は 3 時間前は、食べないようにしています。


そして・・・
フランスでオススメの就寝前の軽食

寝る前は食べないのでは???

これは寝る前に、スープやサラダを食べること。
一般的にスローシュガーと呼ばれるものを
食べると、セロトニンが生成され、眠りに
つきやすくなる
と言われています。

ほかに抗ストレス特性で知られるマグネシウム
バナナ、アボガド、生ココアなど。
夜間の覚醒を抑えることで、安らかな睡眠を
促進します。

就寝前のお風呂

日本ではぬるめのお湯(30度~40度)
10 分~ 15 分
と書いてありました。

フランスでは熱めのお湯(35度~38度)
のお湯に 10 分~ 20 分

それにエッセンシャルオイル(ラベンダー、
カモミール)を数滴入れる。
と書いてあります。



日本では 40 度はぬるめですが、
フランスでは 38 度は熱めなんです。

ちなみに私はいつも 40 度です。


その他には、

  • 薄着で寝る
    寝汗による睡眠の質への影響を最小限に
    抑えるために、麻や綿など軽くて通気性の
    高い衣服を着用する。

  • スマホやパソコンを使わない
    寝る前や夜間にブルーライトを浴びると、
    睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が抑制され、
    睡眠に影響します。


更年期障害で不眠にお悩みの方、
夜、就寝前はリラックスした環境で
くつろぐことをおススメ
します。

夜はリラックス



そして夜中に目が覚めてしまい、
眠りにつくのが難しい場合は、ベッドの
中で考えず、起きてしまいましょう。

もし可能なら、ベッドで本や雑誌を読んで
みるのも・・・。
リラックスでき、眠りにつくことができるかも
しれません。



【参照】
maliterie.com dergam.com 


”Amazon” で書籍を出版しています。
「Unlimited会員様」は、すべて無料
お読みいただけます。

書籍紹介

『Kindle Unlimited』に登録すると、

・初回 30 日間は、 無料お試し期間

・200 万冊以上の書籍が【読み放題】

無料お試し期間が切れる前に解約すれば、
料金はいっさいかかりません。


どうぞ こちら からご覧くださいませ。

タイトルとURLをコピーしました