フランスにもあった、貼るタイプの使い捨てカイロ。

じつはまだ知らない人がいる使い捨てカイロ
気温と認知症の関係

じつはまだ知らない人がいる使い捨てカイロ

最近知ったのですが、フランスにも貼る
タイプの使い捨てカイロが売られていました。

このようなカイロは、”chaufferette”
（ショーフレット）”と呼ばれています。

手専用のジェルカイロと、使い捨てカイロは
知っていましたが、貼るタイプの使い捨て
カイロがあるとは知りませんでした。

ジェルカイロは、再利用可能です。
カイロというより、”湯たんぽ”。

使い方は、袋の内側に見える小さな金属
パッドをクリックすると、ハンドウォーマー
が作動し、熱を放出します。

持続時間は 20 分～ 40 分と、1 時間
持ちません。
ですから、これは買ったことはありません。
放出する熱の温度は、だいたい 50 度前後。

そして使い捨てカイロ。
日本でいうホッカイロですが、フランス
では 2016 年頃に、スポーツ店で売られ始め、
今では通販で購入できます。

暖かさの持続時間は、12 時間と書かれています。

ハンド用ですので、2個入りです。

片手用、　これが2個入っています。

じつはフランス人でも、この “使い捨て
カイロ” はまだ知らない人が多くいます。
友人に話したら、知りませんでした。

でもどちらも手で持つか、ポケットに入れ
ておくだけ。

今迄 “貼るタイプの使い捨てカイロ” は、
どこを探してもありませんでした。

ところが最近になってふとしたことから、
ネットでカイロを検索してみたら・・・。

なんと、フランスにもあるじゃぁ、ありませんか。
貼るタイプの使い捨てカイロ。
さっそく、注文しました。

こちらは上記のカイロより、ちょっと
大きめです。

このカイロのお値段は、今日のレートで計算すると、

40 個入りの大箱で買うと、1 個 125 円ほど。
10個入りだと1個 232 円ほど。

日本に比べると、やはり高いですね。

でも、やはり貼るタイプは便利。
息子はバイクで通勤しているので、
息子にもさっそく送ってあげました。

持続時間は 24 時間と書いてあります。

今迄は日本に行くたび買っていた使い捨て
カイロですが、これで次回から買わなくて
すみます。
使い捨てカイロって、スーツケース内で
場所も取るし、けっこう重量があるんですよね。

気温と認知症の関係

私の住んでいるところは、アルプスに
近いので、寒いんです。

そのうえ、私はけっこう寒がり。
たぶん橋本病の影響もあるかもしれませんが、
以前より寒がりになりました。

またシニアにとって、寒冷な環境は
さまざまな悪影響をもたらします。

体温調節が難しくなる

一般的に歳を取るほど新陳代謝が
低下し、体温調節が難しくなります。

寒冷な環境では、体温を維持するのが
より難しくなり、低体温症のリスクが
高まります。
関節と筋肉の硬直

関節や筋肉が硬直しやすくなります。
これは、転倒のリスクを増加させる
可能性もあります。
循環系統の影響

血管が収縮しやすくなり、血液の
循環が悪化する可能性があります。

これにより、心臓や他の臓器に対する
負担が増え、心血管系の問題が悪化する
可能性も・・・。
免疫機能の低下

免疫機能が低下しやすくなります。
これにより、感染症への抵抗力が低下し、
風邪やインフルエンザなどの病気にかか
りやすくなります。
健康状態の悪化

既存の慢性疾患を悪化させる可能性が
あります。
特に、心臓病や関節炎などの症状が
増悪することがあります。
認知機能の低下

寒冷な環境がストレスとなり、
これが認知機能の低下を引き起こす
可能性があります。
注意力の散漫や、判断力の低下が起こ
る可能性もあります。

これを読んで、「認知症って寒さに関係
あるの？」と思われた方もいらっしゃるでしょう。

認知症と寒さの関係は、カナダの “ラヴァル
大学” の研究によって解明されています。

・ 気温の変化はアルツハイマー病の症状を悪化させる。

アルツハイマー病の原因は、脳内にプラーク
の形成を引き起こす物質、”ベータアミロイド”
の生成によるもの。
この生成量は温度が低いほど、増加するのです。

そして記憶力は、気温が上がるとアップするようです。

寒いのを我慢していると、認知症のリスクも
増加します。

カイロのような便利なものがあるなら、
それを使って快適に過ごし、認知症の
リスクを減らしたいですよね。

フランスで使い捨てカイロが買える。
ほんとうに便利になりました。

スマホも使い捨てカイロも、日本に比べると
そうとう遅れを取っているフランスですが、
これでこの冬は快適に過ごせそうです。

【参照：capretraite.fr】