糖質を体内に溜めず、余分な脂肪は体外に!

カラダのお掃除屋さん “あずき”


あずきを毎日食べると、血管がきれいになり
腎臓がピカピカ
になります。
また全身の細胞の老化を防いでくれるので、
若返り効果も期待できます

もちろん、ダイエットにも効果抜群

あずきには、私達の体にとても良い効能が
たくさんありますので、今日はそれらを
紹介していきますね。

さいしょに、ひとつ。
あずきを煮たあとの煮汁は、捨てないで
ぜひ取っておいてくださいね。

その理由は、あとで説明いたします。


まず、あずきを食べると『腎臓がピカピカ』に
なる理由から。

腎臓は体内の老廃物や過剰な水分を血液中
から濾過し、尿として体外に排泄する臓器
です。

そのため、腎臓の機能が低下すると、
血液中の老廃物や不要物のろ過・排泄が十分
にできなくなってしまい、様々な症状を引き
起こします。

体の中に老廃物が蓄積した状態になると、
免疫機能が低下し、体を守る防御力の低下
が起こります。


たとえば、ご家庭で使っている掃除機。
フィルターを掃除しないと、ゴミを吸い取り
ませんよね。

このように腎臓もきれいにしてあげないと
フィルターが汚れて詰まってしまった
掃除機と同じなのです。

蓄積された汚れによって、腎臓の細胞に
酸化ストレスが始まり、錆びついていきます。
すると腎臓の細胞が老化して、うまく働かな
くなってしまうのです。

“あずき” には、腎臓の機能を保護する効果が
ある
ことが、実験によって証明されています。

あずきに含まれる “ポリフェノール” は、日々の
血液の濾過によって汚れてしまった腎臓を
掃除し、若々しく保ってくれる
効果があるのです。

ちなみに “ポリフェノール” というと、
赤ワインを思い浮かべると思いますが、
あずきには、赤ワインの 1,5 倍のポリフェ
ノールが含まれているといわれています。


その上、ガン細胞にあずきの煮汁を与えると
ガン細胞の増殖が抑えられたこともわかっています。


腎機能が低下した症状を腎不全と言い、
放置すると死に至ります。

腎不全の症状が進行した際の治療方法の一つ
が、『血液透析』です。

これは、機能が低下した腎臓の代わりに
人工腎臓という装置を使い、一旦体外で血液
をきれいにして再び体に戻す治療法です。

この治療は基本的に 1 回 4 時間の透析を、
週 3 回のペースで定期的に行う必要があります。
そのため、日常生活に制限や不便が生じます。

また、今後 将来的には、透析にはお金が
かかると予想されています。

現在、透析にかかる医療費は、高額療養制度
により、ひと月約 1 万円です。

ただ、現在透析患者は増え続けており、
ひとりあたりの医療費は、年間 600 万円。

年間総額ではおよそ、1.5 兆円となり医療
経済を大きく圧迫しています。

このため一部では、食生活の乱れなどに
よる自己責任の透析に関しては、保険適応を
廃止との意見も
出ています。

現在でも、透析にかかる診療点数は引き下げ
られています。
将来的には、透析にかかる自己負担額が
引き上げられるということも大いにあり
得るでしょう。

医療崩壊が叫ばれている今、将来はお金が
なければ透析を受けられないという事態に
なるかもしれません。

このようなことを避けるためにも、あずきを
食べて、腎不全を予防しましょう。



次にご紹介するあずきの効能は、『更年期障害
を和らげてくれる
』です。

更年期障害と言えば、閉経した女性の問題
と言われていましたが、昨今では男性の
更年期障害も注目されています。

男性の更年期障害は、女性とは症状が違い
ますが、どちらもホルモンの減少から起こります。

また更年期障害は、からだの不調だけでなく
メンタルでも不調をきたします。
女性はイライラ、男性は抑うつが、代表的な
ものです。

あずきには、”イソフラボン” が含まれており、
これは女性の閉経後の “エストロゲン” を
補ってくれます。


またあずきによって作られる『あんこ』は、
抗うつ剤よりも、高いメンタル安定効果が
ある
といわれています。

理由は、あずきにたっぷり含まれている
マグネシウム。
マグネシウムは、精神的な疲れを癒して
くれる効果があります。


そして・・・、男性にありがたい効果も。
あずきには “亜鉛” がたっぷりと含まれており、
男性ホルモンの “テストステロン” を爆上げ
してくれます。

これも実証されており、亜鉛の摂取量を増や
すと高齢男性の “テストステロン” が 2 倍に
増えたことがわかっています。

男性ホルモンが増えれば、更年期障害の
症状も和らぎます。


またそれだけでなく、 “亜鉛” は髪の毛の
合成をアップしてくれ、その上あずきには、
髪の毛の材料となる “アミノ酸” も入っています。

これらを一緒に摂ることで、男女共に
ふさふさの髪の毛の維持も可能
になるでしょう。


そして次にご紹介する効能は、全身の血管が
若返る
です。

血管は、全身に酸素や栄養を運んでくれる
たいせつな役目をしています。

ところで、私達の体内にある血管の長さ、
あなたはご存じですか。

抹消にあるひじょうに細い毛細血管まで
全てつなげると、地球を2周半する長さ
(10万キロメートル)にもなります。

これらの血管が老化して詰まってしまうと、
さびついた水道管と同じで、とても もろく
なってしまうのです。

すると活性酸素により、炎症と酸化
起こります。

あずきには、この炎症と酸化を抑制して
くれる “ポリフェノール”
が多く含まれています。
ポリフェノールは強力な抗酸化作用によって、
全身のサビを取ってくれます。

またある実験では、あずきを投与した結果、
血管内皮細胞のダメージが抑制され、
動脈に起きた炎症が抑えられた
こともわかっています。

あずきに含まれる “サポニン” は、血液中
のコレステロールや中性脂肪の増加を防い
くれます。

これらのことから、あずきは老化した血管
を丈夫
にしてくれ、血液まできれいにして
くれるのです。

ただこれらの効果は、あずきの皮の部分
多く含まれています。
ですからあんこを食べるときは、粒あん
おすすめいたします。


そして、あずきは『糖尿病の予防』もしてくれます。

  • 糖の分解を阻害する

    煮あずきの成分を解析した結果、
    糖質の分解を阻害する成分が複数
    含まれていることがわかりました。

    食べた糖が分解されなければ、腸に
    蓄積されません。

    食物繊維と同じで、便として排出されるのです。
    そのため血糖値があがることはありません。


  • 血糖値の上昇をゆるやかにする

    ポリフェノールや食物繊維により、
    血糖値の上昇がゆるやかになります。




あずきのデトックス効果


最近、『体内重金属』が話題になっています。

体内重金属とは、主に



  • ヒ素

  • カドミウム

  • アルミニウム

  • 水銀


これらは汚染された大気や化学肥料、
化粧品、洗剤、地下水やそれを使った農作物
などに含まれており、避けたくても避けられ
ないもの
です。

また私達が食べる魚。
魚には重金属が含まれており、特にまぐろの
ような大型の魚に多いです。

生魚にはわたしたちのからだにとても良い、
酸化していない『良質な不飽和脂肪酸』が
含まれています。

このようなことから、魚は食べたいけれど、
重金属が蓄積されるのは・・・
と悩んでいる方も多いでしょう。

でもこの問題は、あずきを食べることに
よって解決します。

あずきには、重金属や発ガン物質といった
有害な物質を除去するデトックス効果があり
ます。

あずきと一緒に魚を食べれば、からだに良い
不飽和脂肪酸だけ取り入れて、からだに悪い
重金属は体外に排出ということが可能です。

その他、あずきには、むくみの原因となる
余分なナトリウムを排泄してくれる働き

あります。


ただ、このようなデトックス効果を期待する
には、『国産のあずき』を購入
してください。

安い中国産のあずきには、大量の重金属が
含まれているケースがあるからです。
中国産の食べ物から基準値を超える重金属が
発見されたというニュースもよく聞きますね。

また最近では、中国産の漢方薬から、
許容基準値の 9 倍以上の重金属が検出されています。

健康に良いと思って食べていたのに、重金属
だらけ。
これでは本末転倒です。


そして、あずきはダイエットの味方でも
あるのです。

『あずきの煮汁がダイエットに役立つ』ことが
わかってきました。

上記でご紹介したように、あずきには
食事でとった糖を分解、吸収するのを抑える
働きがあります。

その上、脂肪の分解、吸収を抑えて、
体脂肪の原料となる血中中性脂肪の値を低下
させる
こともわかっています。

あずきの煮汁には、ミネラルや
ポリフェノールといった水溶性の栄養素が
たっぷり入っています。

その上 “ルチン”“ケルセチン” といった
栄養素が含まれています。

これらは脂肪細胞に脂肪滴が蓄積するのを
防いでくれます


あずきの煮汁を飲むことで、この脂肪滴が
便の中に吸収され、便と共に排出される
のです。

余分な脂肪が便として排出されるなんて、
すごいと思いませんか。

最近出てきた内臓脂肪減少薬
これらは科学的に合成されたもので、
副作用も心配です。

ただ あずきの煮汁は、天然のものです。
副作用の心配もありませんし、煮汁には
アミノ酸や食物繊維も入っていますので、
腹持ちがよく間食を防いでくれます。



それでは、この【煮汁の作り方】を
ご紹介いたしますね。

ポリフェノールたっぷりの煮汁を作るには、
30 分ほど煮出します。
すると、外皮に含まれるポリフェノールが
溶け出すのです。

また、煮汁に浮いてくる泡には、むくみを
防ぐ “サポニン”
が含まれていますので、
取り除かないでください

渋みが気になる場合は、あずきを最初に
から煎りすると、甘みが増して飲みやすく
なります。

あずきを煮出すのが面倒という方は、
保温水筒でも作れます。

【材料】

あずき 50 g(大さじ 5 ) 
熱湯 350 ~ 1000 ml



【作り方】

  1. 保温水筒をよく洗い、あずきを入れます。

  2. 沸騰したての熱湯を注ぎます。

  3. ふたを閉め、一晩( 8 時間)置いてください。


煮汁は傷みやすいので、翌日飲む場合は、
保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。

この煮汁はそのままお飲みになっても
けっこうですが、私はご飯を炊く時に入れています。

炊飯器にお米と一緒に生のあずきを入れ、
作り置きしていた冷ました煮汁を入れて
炊いています。




まとめ:あずきのさまざまな効能


あずきには、このようにさまざまな健康
パワーがあります。

まとめてみますと、

  • 腎臓病の予防

  • 更年期障害を和らげる

  • デトックス

  • 糖尿病予防

  • 脂肪を落とす



『成分別』に分けると

  • ポリフェノール: アンチエイジング

  • サポニン: コレステロール低下

  • 食物繊維: 便秘解消

  • 鉄分: 貧血予防

  • カリウム: 高血圧予防

  • ビタミンB1: 冷え性改善


あずきはこのように、さまざまな栄養素を
バランスよく含んでいます。

日々の生活にあずきの健康パワーを
取り入れてみませんか?




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