ア~、勘違い!

キャッシュカード・ブロック寸前

先日、お金をおろそうとATMへ。
そこで暗唱番号を入れたのだが
違っていた。

そこで再度入力したが、これもダメ。
すでに 2 回間違えている。

その 1 週間前に引き出したときは
1 回でスムーズにいったのに・・・

3 回間違えると、カードが出てこなくなると
思い、そこでやめた。

銀行の営業時間は過ぎている。
すぐに現金が必要ということでは
なかったので、その日はそのまま
帰ってきた。

翌日、銀行に行った。
カードがブロックされていなければ
予約はいらないと書かれていたから。


思い込みって怖い

銀行で教えてもらった番号は
記憶していた番号だ。

ここから銀行員の災難が始まる。
思い込みの激しい私は、銀行員に
疑問を投げかけたのだった。

「今 教えてもらった暗唱番号ですが、
そのように入れたのですが、
間違いと表示されたんです。

正しい暗証番号を入れても、このような
ことが起こるのでしょうか?」

こんなこと聞かれても、答えようがない。
「そんなことあるわけない。
単なる打ち間違いじゃないの?」
「この忙しいのに、そんなバカな質問
しないでくれる?」
と言いたかったでしょう。

でもそんなことはいっさい顔に出さず、
丁寧に諭してくれました。
さすが日本。

これがフランスだったら、もろに
呆れた顔をされるでしょう。

でも思い込みの激しい私、そんな
ことで引き下がりません。

「でも確かにこの暗唱番号を
押したんですが・・・」

ここまで言われてしまうと、もう
何も言えませんよね。

そのうえ、最後のダメ押し。
「次回間違えたら、3 回目になるんですが、
3 回間違えると、カードは出てこなく
なるんですよね?」

このように尋ねると、
「カードは出てきますが、使えなくなります」
このように言われました。

ヘ~、日本はカードが出てくるんだ。

「それならこの上の階にあるATMで
試してみます。
また同じことになったら、戻ってきますから」

このように伝え、上のATMに行ったのです。
ATMの前では、内心ドキドキ。

カードを入れて暗唱番号を打つと
アラ、不思議。
ちゃんと出金できました。

と言うことは・・・?
違う暗唱番号を打っていたの?

「あのときは機械が壊れていたのかな?」
なんて考えなかっただけ、まだ頭は
正常だったけれど・・・。

暗唱番号をちゃんと入れていたつもりが
間違いだった。
その上、銀行の人にあんな質問まで・・・。

銀行に戻るどころか、しばらくは
あの銀行には、恥ずかしくて行かれない。

「まったくいい加減にしてほしいね。
暗証番号をちゃんと入れてたら、
間違いなんて表示されるわけないんだから。
年寄りだったから仕方ないかな~」
なんて思っているだろうな~。

またもや、同じ間違いを犯す


そして、昨日。

もう 1 枚のキャッシュカードを見て、
こちらの暗唱番号は、間違えないよね?
試してみることに・・・。

近くのATMに行き、暗唱番号を押す。
エラーの表示。
エッ! 慌ててもう一度押すつもりが
何でかわからないけれど、まるっきり
違う番号を押してしまった。

「銀行の営業時間に窓口に行ってください」
との表示。

アッチャ~、やってしまった。
もうこのカードは、ブロックされて
いるんだろうな。

でもカードは出てきた。
フランスだとカードが吸い込まれて
手元に残らないと聞いたことがある。
そこまでになったことはないけれど。

なんで暗唱番号を間違えたのか?
多分だけど・・・この前のことが
あったから?

記憶していた暗証番号は2つ。
でもどっちがどっちか、自信がなかった。

ア~ァ、また銀行に行かないと・・・。
歳をとると、思い込みが激しくなると言うけれど、
それが間違いだとわかると、自信がなくなる。

ほんとうに困ったものだ。


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