昔の面影はどこにいった?

お墓参り

昨日は母のお墓参りに行ってきた。
友だちのご主人に運転してもらい
帰りにはドライブまで・・・。

彼女とは小学校からの知り合い。
母のこともよく知っている。

「お墓参りに行きたいのだが
場所がわからない」と言っていたので
一緒に行くことにした。

行く前にコンビニでお菓子と飲み物を
購入。
ご主人は運転だけど、私達は後ろで
お菓子を食べながらお喋り。

土曜日だったので、けっこう混んでいたが、
ご主人は以前 仕事が運転手だったので、渋滞は
苦にならないと言ってくれた。
ありがたい。

お墓に着いた。
母に、守ってもらったことの感謝と
近況を報告した。
子供のことも含めて、母が助けてくれたのかな、
と思ったことが何回かあったから・・・。

懐かしい海岸どおり

車に戻ると、城ケ島を見せてくれると言う。

彼女達、城ケ島には10 年ほど行って
いないようだ。
私が最後に行ったのはいつだったろう。
たぶん 18 歳ぐらいだったと思う。

そこは車がないと行かれないところ、
と私は思っていたのだが、バスが走っていた。
ただやっぱり車のほうが断然便利。

江ノ島を見ながら、由比ガ浜(ゆいがはま)の
海岸沿いを走る。
高校時代を思い出し、話がはずむ。
ご主人は笑って聞いていた。

土曜日で天気もいいので、
サーファーがけっこう出ていた。

海岸どおりには、おしゃれなお店があり
人も結構出ている。
でもそんなおしゃれなお店とはうらはらに
ポツンポツンと朽ちたレストランもあった。

また昔とはだいぶ、違っていた。
私がここによく来たのは、高校時代。
もう何十年も経っている。
でも、このような朽ちた建物を見るのは寂しい。

自分の青春時代が、そうとうむかしの
ような気がする。
何十年も経っているのだから
確かに昔の話なんだけれど・・・。

葉山をとおり、城ケ島に向かう。

すっかり変わった城ケ島


城ケ島に到着。
懐かしい響き、昔の想い出がよみがえる。

車をパーキングに止めて歩いた。
でも・・・
シャッターが閉まったお店が多い。

海に続く商店街。
昔は道路に沿って、両側にお店が並んでいた。
一般のお土産の他に干物、塩辛などを売って
いたのだけれど、今は道路の左側は家が建っている。
随分変わったな~、という印象だった。

それに江ノ島や由比ガ浜(ゆいがはま)は
けっこう人が出ていたが、ここは
土曜日だというのに、混んでいなかった。

昔は若いカップルが多かったものだが、昨日は
家族連れが多く来ていた。

商店街を抜けると、目の前は海。
この景色は昔と変わらない。

大きな岩が突き出ていて、大海原が目の前に
広がる。

そこでしばらく過ごしたあと、
商店街に戻ってきた。
どこからか、イカ焼きの匂いがする。
お腹がすいてきた。
12 時を過ぎていたので、お昼を食べようと
食堂を探す。

まぐろが売り物なので、マグロ丼や
刺身が多い。
でも・・・
高~い!

・ イカ焼き1枚 880 円

・ さざえのつぼ焼き1つ 550 円

・ 刺身定食 2600 円

こんなさびれているのに、値段は
観光地並み。

商店街から外れたら、少しは安いだろうと
他の店を探したが、多くの店はシャッターが
閉まっていた。

お腹も相当すいていたので、お土産屋さん
兼食堂に入った。

満腹丼と三色丼を注文。
どちらも厚みのあるまぐろが乗っていた。
満腹丼は魚の天ぷら、三食丼はイカの
刺身が入っていた。

お値段は、どちらも 1400 円ぐらい。
お通し、たくあん、味噌汁付き。

食事後、お店の人とちょっと話をした。

やはりコロナの影響が大きかったようだ。
1 年ならまだしも、3 年はきつかったと
言っていた。

お客は来ない。でも店を続けるには
開けていなければならないし、
人も雇わなければならない。

開けていても赤字が膨らむばかりなので、
店閉まいをしたところが多いとのことだった。

ただ現在はホテルを建設中なので、そのうち
前のようにお客が戻ってくるだろう。
それに期待していると言っていたのだが・・・。

さっき歩いた商店街の近くに建つようだが、
歩いたときには工事現場は見なかった気がする。

熱海もいっとき、相当すたれたことがあるが、
今は昔どおり、たくさんの人が訪れているようだ。

青春時代の想い出がある城ケ島。
昔のように活気を取り戻してほしい。



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