気になるお腹周りの脂肪を減らすには
久しぶりに、スカートをはこうと思ったら・・・。
チャックがしまらない!
他のはどうにかはけたけど、キツ~ッ!
こんな経験はありませんか。
じつは、コレ、つい最近の私です。
暖かくなってきたので、スカートをはこう
と思ったら・・・
お腹をひっこめれば はけますが、食事など
まずできません。
気がつかない間に、お腹の周りにたっぷり
と脂肪がついていました。
雨続きであまり外にも行かず、家の中に
いたのが多かったのもありますが、歳を
とると、どうしてもお腹周りに脂肪がついて
きてしまいます。
「今から運動をして脂肪を減らそう」
と思っても、きつい運動は続かない。
でもお腹周りの脂肪は、早くなくしたい。
今日はそんな方に、
運動せずにお腹周りの脂肪が落ち、スリム
な服が着れる方法をご紹介します。
ちょっと油断していると、お腹の周りは
すぐに脂肪がついてしまいます。
すると、私のように服が着れなくなって
しまったり、見た目もよくありません。
お腹の周りは一番 脂肪がついてほしくない
ところなのに、なぜ、ここに脂肪がついて
しまうのでしょう。
その上、お腹周りの脂肪は、加齢とともに
増えてきます。
まず、この理由からお話ししますね。
特にシニア世代は、要注意です。
50 歳以上になると、男性は全身の脂肪のうち、
6 割以上はお腹につきます。
女性は 30 代を超えると、5 割以上の脂肪が
お腹についてくるようになります。
男女共に見た目はスリムであっても、お腹に
だけは脂肪がたっぷりとついている人もいます。
なぜ、お腹周りには他より多く脂肪がつく
のでしょう。
- お腹には、2 種類の脂肪が蓄積
腸の周りにつく『内臓脂肪』
皮膚の下につく『皮下脂肪』と、2 種類の
脂肪がつくからです。 - 加齢とともに、基礎代謝が減少する
歳をとると筋肉量が減り、内臓の活動量が
低下するので、エネルギーが余ってしまい
ます。
その余ったエネルギーが、脂肪となって
お腹に蓄積されるのです。 - ホルモンバランスの変化
男性は “テストステロン”
女性は “エストロゲン” の分泌が減少
するため、脂肪が蓄積してしまいます。
特に内臓脂肪が多いタイプを、
『内臓脂肪型肥満』といいます。
体脂肪の中でも、この内臓脂肪が多いと、
生活習慣病にもっとも悪影響を及ぼします。
内臓周辺に蓄積する脂肪は代謝が盛んで、
血液中の脂質濃度を高める原因となります。
またインスリン抵抗性といって、すい臓から
分泌されるインスリンの働きを悪くします。
さらに、脂肪細胞からは血圧を上昇させる
物質が分泌されるのです。
その結果、
「脂質異常症」「糖尿病」「高血圧」。
さらにはこれらが重なった
『メタボリックシンドローム』などを
まねきやすくなるのです。
つまり、内臓脂肪型肥満は、さまざまな
生活習慣病の元凶ということができます。
お腹周りがスッキリする 8 つの方法
こんな怖い脂肪、絶対にためておきたくない
ですね。
「でも運動といっても時間もないし・・・」
このような方に、運動せずにお腹周りの
脂肪をとる 8 つの方法をご紹介します。
- 早食いを避ける
咀嚼回数を多く、食事はゆっくり。
ゆっくり食事をすると、満腹中枢を
刺激し、食べ過ぎを抑えることができます。
そして咀嚼回数を増やすことで、消化が
促進され、からだに余分な栄養素が
蓄積されにくくなります。
また、ゆっくり食事をすると、血糖値
の急激な上昇を防ぐことができます。
血糖値が急激に上昇すると、
“インスリン” が過剰に分泌されます。
このインスリンは、血中の糖分を脂肪に
換えて体にため込む働きをします。 - タンパク質を摂る
筋肉は水分を除くと、約 80% が
タンパク質です。
筋肉量が減ると、基礎代謝が減少します。
すると消費エネルギー量が減るので、同じ
生活や同じ食事をしても太ってしまいます。
そしてタンパク質は筋肉だけでなく、
体を作る重要な要素となっています。
骨、臓器、皮膚、爪などの主成分も、
タンパク質です。 - 炭水化物の摂取を控える
炭水化物を多く摂ると、インスリンが
分泌されます。 - トランス脂肪酸の接種を控える
マーガリン、インスタントラーメン、
菓子パンなど、トランス脂肪酸を摂取し
すぎると、中性脂肪が高くなります。 - 甘い飲み物を控える
甘い飲み物には、『果糖ぶどう糖液糖』
といった血糖値を急上昇させる甘味料が
入っています。
そのうえ、これらを多く摂取すると、
体重増加や肥満につながりやすいです。 - 飲酒を控える
お酒を飲むと、肝臓で中性脂肪の合成が
進み、皮下脂肪や内臓脂肪の増加につな
がります。
その上アルコールには、食欲増進作用が
あります。
高カロリーのおつまみ、また飲酒後の
ラーメンなどは要注意です。 - ストレス解消
「ストレス太り」という言葉がありますね。
ストレスを感じると “コルチゾール” と
いうホルモンが分泌されます。
これは “食欲を抑えるセロトニン” の
働きを抑制するホルモン。
なるべくストレスを減らし、このホルモン
を出さないようにしましょう。 - 腸内環境を整える
腸の中には、さまざまな菌が住みついて
います。
腸内環境が良いということは、腸内の善玉
菌が悪玉菌よりも優勢な状態にあるということです。
“善玉菌” は腸の動きを整えたり、消化吸収を
スムーズにします。
また、免疫力の強化や腸内でのビタミン合成
を行っています。
そのため、腸内環境が良い人は、排便のリズム
が安定するので便秘になりにくいですし、
太りにくい体質になります。
その上、食事から得られる栄養も効果的に吸収されます。
一般的に、痩せやすい体質の人の腸内には
『短鎖脂肪酸』が多く、太りやすい体質の人には
少ないと言われています。
【短鎖脂肪酸】
『短鎖脂肪酸』が増えると、体が
「体内の脂肪はもう十分」と認識し、脂肪を
取り込みにくくします。
そのため、痩せ体質になります。
さらに腸内環境が悪いと、うまく消化できず
食べたものを、脂肪として溜め込んで
しまいます。
結論:運動せずに痩せるには
運動せずに痩せるには、まずは食事に気を
つけましょう。
気をつけるポイントは、上記に書いた
とおりです。
その他に、
- 糖質を減らす
糖質はエネルギーのもととなるため
大切な栄養素ですが、余分にとりすぎ
た糖質は脂肪となります。
ケーキ、スナック、デザートなどは、
明らかに糖質を余分に摂ることになります。
また白米のおかわりにも気をつけましょう。 - 食物繊維を多く摂る
野菜を多く摂る。
『バナナ』を食べると、効率よく痩せます。
理由は、こちらのブログで紹介しており
ますので、ぜひご覧ください。 - 3 食きちんと食べる
長時間空腹状態が続いたあとに食事を
すると、血糖値が急激に上昇し、脂肪
を溜め込みやすくなります。 - 毎朝、体重計に乗る
毎朝、起床後にすぐ体重を計ると、
食べ物に左右されませんし、ダイエット
を意識するので継続しやすくなります。 - 寝る前は食べない
夕方以降、体内では ”Bmal 1(ビーマルワン)”
といタンパク質が分泌され、食べ物から摂取
した脂肪を細胞内に取り込む活動が活発になります。
特に夜 10 時以降はこのたんぱく質の
分泌量が増えるため、寝る前の食事は禁物です。
運動をしなくても、食事に気をつければ
お腹周りの脂肪を落とすことができます。
野菜や海藻を多く摂り、油を多く使う揚げ
物などを避け、煮物や蒸し物にするなど
調理法を工夫することでも違ってきます。
(甲状腺疾患がある方は、海藻類の
摂取量にはご注意ください)
そして、善玉菌をなるべく増やしましょう。
善玉菌を増やすには、
味噌、醤油、お酢、ぬか漬け、キムチ、
納豆、チーズなどの発酵食品。
大豆やゴボウ、アスパラガス、タマネギ、
トウモロコシ、にんにく、バナナなど、
オリゴ糖を多く含む食材を摂ることを
おススメいたします。
そして食べる順番も、たいせつです。
最初に食べたものの吸収率が、一番高く
なります。
食物繊維には、血糖値が上昇する速度を
抑えたり、血中のコレステロール値を下げる
働きがあります。
そのため、最初にサラダやおひたしなど、
緑黄色野菜を食べるのがいいでしょう。
偏った食事は、体に必要な栄養素の不足
や、特定の成分の過剰摂取につながり、
結果的に健康を害する可能性があります。
主食、主菜、副菜のそろったバランスの
良い食事を摂りながら、スリムなからだを
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