目の老化を防止するには、これを食べよう!

老眼は歳のせいだけではない


『老眼』というと、一般的に歳のせいと
思われますが、現在「スマホ老眼」という
現代病があります。

若いスマホユーザーの約 4 割が、”スマホ
老眼” の自覚があるようです。


老眼とスマホ老眼の違いは、

【老眼】

近くのものが見えにくい。

加齢によって水晶体が硬くなったり、毛様
体筋が衰えたりすることで、ピント調節機能
が低下した状態。


【スマホ老眼】

遠くのものが見えにくい。

至近距離でスマートフォンなどデジタル
デバイスを見続けることにより、毛様体筋
が凝り固まって、ピント調節がうまくでき
なくなってしまう。



老眼は通常 40 代以降に現れるといいます
が、スマホ老眼は、10 代でもなります。

このように違いはありますが、共通している
こと
は、『ピント調節機能不全』です。


視力回復をサポートしてくれる食べ物とは



どちらも目を酷使しないことが一番ですが、
日頃の生活を考えると、やはり難しいですね。

“老眼”“視力低下”といった目の不調には、
原因となる「活性酸素」から守ってくれる
「抗酸化作用」を持つ食材が効果的です。

そこでオススメしたいのが、ナッツ
ナッツは、目の調節機能を回復してくれます。
その中でも特におススメは、この2つ


【アーモンド】

アーモンドには、見てもわかるように
植物繊維が豊富に含まれています。
植物繊維は、眼内圧の調節をしてくれるのです。

植物繊維は、食物が消化される際に体内で
水分を吸収し、膨張します。
この膨張した状態の繊維が消化管を通過する
際に、眼内圧を調節してくれるのです。

適切な眼内圧は、眼球の形状や視力の維持に
重要
です。

そしてアーモンドに多く含まれている、
ビタミンE

ビタミンEは、目の調節機能を回復してくれ
るだけでなく、血行を促進し、眼の老化を
防いで
くれます。
そのため、疲れ目やドライアイ、老眼への
効果が期待できます。

そのうえ、白内障の予防をしてくれます。




【ピスタチオ】

ピスタチオには、“ルテイン”“ゼアキ
サンチン” が、他のナッツの 100 倍近く
含まれています。

これらは「黄斑色素」と呼ばれ、人体では、
水晶体網膜黄斑部に存在します。

ここは、ものを見るための細胞が密集する、
目の中でもたいへん重要な場所です。

特に “黄斑” は、物を見るときに焦点を合わせ
最も大切な部位で、網膜の中央部にあたります。


“ルテイン” は野菜や果物に含まれる、
カロテノイドの一種です。
人の体内では作る事が出来ないため、外から
摂取するしかありません。

“黄斑色素”は網膜に有害な青色光を吸収し、
活性酸素を消去することで、網膜を守って
います。

このうち “ルテイン”は、視細胞にダメージを
与えるブルーライトの光を吸収する事で、
光ストレスによって生じる網膜や、黄斑部
のダメージを軽減
してくれます。

太陽光線にも、青色光は含まれています。


ただ、加齢に伴い黄斑色素の密度は減少します。
また長年にわたる青色光の照射によって網膜
が傷つく
と、『加齢黄斑変性』の誘因にもなります。


ルテインは、ブロッコリーやホウレン草から
も摂取できるんです。

ルテインの含有量を比較してみると、

ピスタチオ 100g/1.5mg

ブロッコリー 100g/1.6g

ピスタチオから 100 g取るのは、ちょっと
大変ですね。

ブロッコリーが苦手でなければ、ブロッコ
リーのほうが簡単に多く取れます。


ここで老眼とスマホ老眼の違いについて、
もうひとつ。

“老眼” におけるピント調節異常は、毛様
体筋そのものが老化して、伸び縮みしにくく
なることで起こります。

一方、“スマホ老眼” は、目の調節力の機能
不全によるものなので、目を休ませると改善します。

でもスマホ老眼、すなわち “仮性老眼” が長く
続くと、老眼ではなく、近視化する傾向が
あるといわれています。

そのうえ毛様体筋の緊張状態は、肩や首、
頭部の筋肉のこりへと連鎖しますので、
注意が必要です。



ナッツを食べるとこんなにいい


ナッツは、目にいいだけではありません。
肌もきれいになりますし、ダイエット効果
期待できます。

またナッツを食べるのは、血管にもいいのです。
当然、「健康にいい」ということになります。


アメリカの『マサチューセッツ総合病院』で、
20 年~ 30 年かけて行われた研究では、

ナッツを週に週に 1 回食べる人は、食べない
人に比べ
て、死亡率が 10 %低いことがわかりました。

毎日ナッツを食べている人は、食べない人に
比べて、死亡率が 20 %も下がりました。


死亡率が下がる理由として、血管の健康
あげられます。

私達の体内には、至るところに血管が
とおっています。
この血管がもろくなると、栄養も行き渡ら
なくなりますし、あちこちに支障が出てきます。


目もそうですね。
網膜には、血管がとおっています。


ナッツ類にはポリフェノールを含め、さま
ざまな栄養素が含まれています。

アーモンドに多く含まれるビタミンEは、
強い抗酸化作用があるため、体内でLDL
コレステロールの酸化を抑え
ます。

またナッツに含まれるフラボノイド、
レスベラトロールなどのフィトケミカルには、
動脈硬化などを引き起す活性酸素を抑える
抗酸化作用があります。


『FDA(米国食品医薬品局)』は、
「1 日に 42 gのナッツを食べると、心筋
梗塞などの心血管疾患のリスク低下に効果的」
と発表しています。


またナッツ類は繊維が多いので、ダイエット
にも効果があります。

ナッツ類を食べ、水を飲むとお腹のなかで
膨らむので、その後の食事の量を減らす
ことができます。

それにナッツは、約 50 ~ 70 %が脂質
ですが、そのほとんどは、植物に多く含まれ
不飽和脂肪酸と呼ばれるものです。

これらは、中性脂肪やコレステロールの改善
に効果が認められています。


ただ気をつけたいこと。
やはりカロリーは高いです。

ですからいつもどおりに食事をして、
それに加えてナッツを食べていたら太ります。

ですからナッツを食べるときは、その分を
考えて、前もって食事の量を減らすことが
たいせつです。

またなるべく、塩味がついていないナッツ
選びましょう
慣れないと最初はまずく感じるかもしれま
せんが、そのうち慣れます。


またナッツは、不飽和脂肪酸が多いです。
不飽和脂肪酸は、酸化しやすいという性質が
あります。

酸化したオイルが、からだによくないことは
ご存じですね。

えごま油、亜麻仁オイル、オリーブオイル。
これらも同様ですが、ナッツもなるべく
小分けで買ったほうが健康にいいです。

ましてナッツは大袋で買うと、防腐剤は
入っていますが、しばらくすると味が
変わってきます。

これも、酸化のせいではないかと思うの
ですが・・・。

小分けで買うと多少高くつきますが、美味しく、
そのうえからだにも良い。
長い目でみたら、小分けで購入したほうが
お得なのではないでしょうか。


さいごに、ナッツというとピーナッツを
思い浮かべる方がおりますが、
ピーナッツは、ナッツではありません。

ミックスナッツに入っていますが、
ピーナッツは豆です。





” Amazon ” で書籍を出版しています。
「Unlimited会員様」は、すべて無料
お読みいただけます。

書籍紹介

『Kindle Unlimited』に登録すると

・初回 30 日は無料お試し期間

・200 万冊以上の書籍が【読み放題】

無料お試し期限が切れる前に解約すれば、
料金はいっさいかかりません。

どうぞ こちら からご覧くださいませ。

タイトルとURLをコピーしました