猫背改善の重要性と円背予防法

久しぶりに会った近所の男性・円背になるリスク大?



猫背の人は円背(えんぱい)になる
可能性大!
円背になると、身体機能が低下し、
日常生活に支障がでてくる
ことも
あります。


久しぶりに見た近所の男性。
もともと猫背でしたが、しばらく
会わないうちに、猫背がもっとひどく
なっていました。

私は道路の反対側にいたのですが、
横から見ると、

・ 背中が丸い

・ 肩が前に出ている

・ 顔が常に下を向いている

・ 首が前に突き出ている

これは猫背の人の特徴です。

猫背は危険


彼は私と同じぐらいの歳。
老人ではありません。
(私は、自分の歳は老人に入らないと
勝手に決めつけています。)(笑)

でも・・・
この格好で歩くと、年寄り 5 歳ほど
老けて見えます。


声をかけると顔を上げますが、
そのときも背が丸いので、顎が
上がる状態に・・・。
これも老人特有のしぐさに見えます。

これはとても不利。
またいつもこのような歩き方
していると、この先円背になる
可能性大!

と言っても、私は医者ではありませんし、
彼の奥さんでもないので、そのような
ことはいっさい口には出しませんが・・・。



円背になると?


円背(えんぱい)とは、
脊柱が前に倒れた状態を指します。

老人性円背の原因は、

・ 加齢による筋力の低下

・ 関節軟骨のすり減り

・ 長年の姿勢(猫背)

猫背からさらに重心が後方へと移り、
加齢に伴う筋力の低下が引き金となり、
前向きにどんどん倒れていきます。

そのため骨盤を後ろに倒してバランスを
取り、脊柱全体が固まる。
この進行が円背につながるのです。

怖い円背



そして体のバランスをとるため、
膝も曲がってしまいます。


円背になると、日常生活にも支障
出ますし、体の機能も低下します。

・ 転倒しやすくなる

体幹上半身の重心が変化し、その
バランスを取るため、頭部が前方へ
突出する。

全身の筋肉が本来の力を発揮でき
なくなり、筋肉が弱っていきます。


・ 呼吸が難しくなる

背骨を反らす機能が弱くなると、
酸素を十分に取り込めなくなります。
そのため呼吸が難しくなり、
息苦しくなりやすい。


・ 圧迫骨折のリスク

背骨が丸くなり続けると重みに
耐えきれなくなり、背骨が潰れる
リスクが増大。

骨密度の減少率が男性よりも女性の
方が大きいため、
女性の方が老人性円背になりやすい


・ 誤嚥のリスク

顎が上がると気道が広がり、誤って
気道に食べ物が入りやすくなる。
誤嚥すると誤嚥性肺炎という
危険な病気にもなりやすい。


・ 仰向けで寝れなくなる

・ 座るときに尻もちをつきやすくなる

 圧迫骨折に注意


・ 手を高く上げられない

肩関節の動きが悪くなり、手を高く
上げられなくなる。


このように円背はリスクがいっぱい。


円背にならないために・・・


でも円背になっていても、改善の余地は
あります。


一番簡単な方法
は、

・ 正しく座る
天井から吊られているようなイメージで、
耳、肩、股関節が一直線になるよう
意識して座るのです。

すまし顔のミーアキャット



正しく座ると、

・ 背中の緊張が軽減される。

・ 無理なく上体を起こすことができ、
 体幹の筋力も自然と鍛えることができる。


・ 誤嚥も防ぐことができる。

・ 腕も使いやすくなる。


・正しく立つ

耳、肩、股関節、膝関節、足首が
横から見て真っ直ぐになるように。


・正しく歩く

背中を伸ばし、前足はかかとから
入りつつ、足裏全体で着地して、
足先全体は意識せず自然と地面から
離れるように歩く。

良い歩き方



歩幅も無理して大きくしない。

数年前まで常識とされていた、
かかとから着地して歩く方法は、
歩く衝撃が全身に伝わり、かかと、
膝、腰、首などを痛めやすい
ことが
わかっています。


食事も関係します。

骨粗しょう症、圧迫骨折、椎間板の
損傷を防ぐためにも、

カルシウム
乳製品、小魚

ビタミンD
サケ、マグロ、サバなどの魚介類、
バター、チーズ、きのこ

マグネシウム
アーモンドなどのナッツ類、
海藻類、大豆

意識して摂取すると骨が強く
なります。


運動もいいですね。
カルシウムの吸収を助けてくれる
ビタミンDは日光浴で作られるので
散歩もお勧め。


他に円背を改善する体操
あります。
『円背体操』ネットで検索すれば、
いろいろ出てきますので、ここには
載せません。
あなたご自身に合った体操を
選んでください。


歩き方では、下記のような歩き方が
いいと言われています。
頭が上に引っ張られているイメージ
横から見て、耳、肩、ひざ、
くるぶしが一直線になるように意識する。

私は腰が悪いせいか、どちらかというと
ふんぞり返ってしまいます。
ですから、
胸を張らずに肩甲骨を寄せるように
意識しています。

身体が一直線になりやすくなり、
正しい立ち姿を保つことができます。

背中が丸いと、年寄りも老けて
見られます。
なるべく若く見られたいのは誰でも
同じ。

また猫背や円背はリスクもあります。
日頃から意識して立ったり座ったり
していれば、改善することは十分できます。

この先の人生を楽しむためにも
日頃から意識してみてはいかがでしょうか。

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