エッ！フルーツでシミやそばかすが増える？

その情報、事実ですか？
本当？フルーツを朝食べると、シミやそばかすの原因になるって
それでも心配な方、朝食にオススメのフルーツは

その情報、事実ですか？

「朝、柑橘系のフルーツを食べると
シミやそばかすが増える」

最近、よく聞きますね。
「シミを作りたくないから、朝はフルーツは
食べない」
このように思っていませんか？

じつはこの情報、ほとんど間違っています。
ふつうに食べていれば、問題ないのです。

またフルーツに関しても、間違った情報が
多く出ておりました。
このブログを読んでいただくとわかりますよ。

この前友人のところに行ったとき。
「朝食にフルーツミックスジュース
を飲んでいる」と話したら、

「朝食には、フルーツはNG」と言われたのです。
理由は、朝は空腹時間が一日の中で最も
長くなる時間帯。

そのときに糖質の高いフルーツを、それも
ジュースでとると、血糖値の急上昇が起こるから
だそうです。

そう言われると、なんとなく納得できるような・・・。

朝一番に食べるのは、卵、豆腐、ナッツ類が
いいそうです。
そしてフルーツは、そのあとならOK。

そこで調べてみました。
すると、上記のように書かれているサイトも
あり、またその反対に朝食べることを推奨
しているサイトもあり。

理由は、寝ている間に枯渇したエネルギーを、
朝果物を食べることによって、 効率よく補給
することが出来るから。

はたしてどちらがいいのか、わかりませんが、
昔から、「朝のフルーツは金、昼は銀、夜は銅」と
言われています。

まあ、今日書くのは血糖値のことではなく
シミやそばかすについてですので、
この問題はひとまず置いておくことにします。

本当？フルーツを朝食べると、シミやそばかすの原因になるって

朝食べるとシミやそばかすの原因となる
フルーツとして、よく以下のフルーツや
野菜があげられています。

理由はこれらに含まれている『ソラレン』に
よって、紫外線の吸収率が高くなり、シミや
そばかすができるから。

【ソラレン】
光毒性を持つ物質です。
ソラレンは紫外線を吸収し、シミやそばかす
などを作る原因となります。

すべてが間違っているわけではありませんが、
フルーツによってはソラレンがほとんど
含まれていないのに、いかにも多くのソラレン
が含まれているように書かれているものも
ありました。

『ソラレンが含まれる食べ物』は、
含有量の多い順に、
（単位 mg/100 g)

【フルーツ】

グレープフルーツ (2.19)
ライム (0.5～0.92)
レモン (0.033)

【野菜】

パセリ（1.14～3.8）
セロリ（0.025～0.8）

「エッ、これだけ？
キウイ、オレンジ、みかんは？」とお感じ
になられた方も多いと思います。

海外では、

キウイ
ソラレンは、ほとんど含まれていない
みかん、オレンジ
ソラレンが含まれることがあるが、
一般的にはその量は低い。
いちじく
わずかに含まれていることがあるが、
一般的には非常に低い濃度

と言われており、いづれも一般的な食事に
おいて、感光症状を引き起こすほどの
ソラレンを含んでいるとは考えにくいのです。

キウイは日本でも実験の結果、ほとんど
ソラレンが含まれていないことが、証明されて
おります。

ただグレープフルーツとパセリは、
食べ過ぎには気をつけたほうがいいかも
しれませんね。

それでも心配な方、朝食にオススメのフルーツは

それでも心配な方、朝食にオススメの
ソラレンを含んでいない、フルーツをご紹介します。

イチゴ
ブドウ
リンゴ
バナナ
梨

これらのフルーツは、ソラレンを
含んでおりませんので、ご心配なく朝食に
お召し上がりいただけます。

『朝食にフルーツを取るメリット』

フルーツに含まれる果糖は吸収が早いため、
素早く脳に届き目覚めが良くなります。

また、植物酵素を摂ることで消化吸収力を
高め、ビタミンを補給できます。

フランスでも日本同様、「リンゴを食べると
医者いらず」と言われています。

ただ、無農薬のものがいいですね。
フルーツの皮にはたくさんの栄養が
含まれています。
無農薬のリンゴなら、皮も食べられます。

フランスでは、ぶどうはもちろん、
桃やアプリコットの皮は食べてしまいます。
洋ナシも、皮を食べてしまう人もいるんですよ。
リンゴと同じ感覚なんでしょう。