だし用の煮干しをそのまま食べる
この前行った人間ドックで、骨粗鬆症が
要注意だった。
でも日本に来てから、取る乳製品は牛乳だけ。
それも朝、きなこ入りの牛乳を 1 杯飲むだけ。
完全にカルシウム不足。
ヨーグルトなどは、どうしてもフランスと
比べてしまい、高くて買えない。
「フランスに帰ればいくらでも食べられる」と
いう考えが頭から抜けない。
そこで常食としていたのが、
「食べる煮干し」
日本に来ると、以前は「食べるいりこ」を
よく買っていた。
最近見なくなったので、いりこは
無くなったのかと思ったら、
いりこも煮干しだった。
煮干しの小さいのを ” いりこ ” と
呼んでいたことを最近知った。
昨日この「食べる煮干し」を買いに行った。
お店によって値段に多少の違いはあるが、
いずれもダシ用の煮干しに比べて高い。
袋にはどちらも ” かたくちイワシ ” と
書いてあるだけ。
「食べる煮干し」と「ダシ用煮干し」の
違いがわからなかった。
そこで「ダシ用の煮干し」を選んでみた。
量は 2 倍、でも値段は「食べる煮干し」
より安い。
食べられなかったら、料理に使えばいいし。
さっそく食べて見た
さて、食べられるのか食べられないのか、
興味津々で、袋を開ける。
中の煮干しは大きめだ。
「食べる煮干し」と同じぐらいの
大きさのもあれば、 2 倍近い大きさの
煮干しもある。
3 匹ほどつまんで口に入れる。
最初は小ぶりの物にした。
「食べる煮干し」と変わらない。
その後に、大きめの煮干しを食べて
みた。
大き目のは、多少苦味があった。
たぶんこれが「食べる煮干し」と
違うのだろう。
「食べる煮干し」は内臓を取ってあるか、
もしくは小ぶりなので、内臓を取って
いなくても、あまり苦味を感じないのかも。
ダシ用の煮干しは、使用目的がダシだから、
もちろん内臓は取っていない。
でも魚が好きな私には、あまり気に
ならない。
中ぐらいのイワシだったら、焼いたときに
多少内臓がついていても骨ごと食べてしまう。
でも一応ネットで調べてみた。
すると、昔は煮干しをおやつとして
食べていたらしい。
また食べる煮干しもダシ用の煮干しも
どちらもそのまま食べることができると
書いてあった。
昨日けっこうな量を食べたが、別に
お腹に変調をきたすこともなかったし。
これはいいことを発見した。
これなら量を気にせず、いくらでも
食べられる。
食べてすぐに骨粗鬆症が改善する
わけではないが、まるっきり食べない
よりはいいだろう。
しろうとの考えだから、あっているかどうか
それはわからないけれど・・・。
でも好きなものを食べて、健康に
いいなら、それが一番。
今も書きながら、煮干しをつまんでいる。
煮干しは栄養価が高い
煮干しは栄養価が高い。
・ カルシウム
・ 鉄
・ 亜鉛
・ 不飽和脂肪酸
・ ビタミンD
これらが豊富に含まれている。
【参照 耳より情報局】
日本に来て、こんな素晴らしい煮干しを
食べない手はない。
ましてダシ用の煮干しなら、こんなに
安く手に入る。
もちろんダシにも使えるし。
レシピもあった
これは子供には、噛む力を育てるおやつ
にもなる。
〇 煮干しと炒り大豆の甘辛炒め
1. 煮干しをフライパンに入れ、弱火で
から煎りする。
ポイント:カリカリになるまで
2. 煮干しを取り出して、フライパンを
拭きとってきれいにし、砂糖、醤油、
水大さじ1を入れ、中火にかける。
3. 泡が大きくなってとろみがついて
きたら、炒った煮干しと炒り大豆(福豆)
を入れて絡め、バットや皿に広げて冷ます。
【参照 Nadia】
〇 +こちらはおつまみにも
1. オリーブオイル大さじ 1 を中火で熱する。
2. 煮干し 20g を入れて炒める。
3. からりとしたら、白いりごま大さじ 1 を
加えさっと混ぜる。
4. 器に盛り、好みでコチュジャンをつけて
いただく。
フランスに帰ったら食べられない煮干し。
この大袋、買って帰ろうかと思っているが、
シドニーの税関は大丈夫か、それが心配。
オーストラリアは特に、外国からの食品の
持ち込みは厳しいから。
ダメだったことを考えて、できるだけ
日本にいるうちに食べておこう。