1泊旅行で熱海に・そしてオススメの絶品

イカのくちばしやあんこの入ったパンに舌鼓

昨日、熱海から帰ってきた。
熱海は美味しいものがいっぱいある。
体重は計っていないが、Gパンのボタンが
そうとうきつくなった。

昼過ぎに家を出て、約 1 時間ほどで熱海。
時間もそうかからないし、安い宿を
見つければ、温泉にゆっくりつかって
リラックスできる。

あいにくの雨だったが、その日は宿に
行くだけだから問題無し。
どこにも寄らないし、宿につけば
雨が降っていても気にならない。

家を出たときは風もあり、傘の柄を
しっかり握っていないと飛ばされそう
だったが、熱海に着いたときには
小雨になっていた。

着いた時間が予定より早かったので
「ラスカ熱海」に入る。
ここは熱海駅に隣接している
ショッピングセンター。
3 階建てで、1 階にお土産や食品が
売っている。

その後に、そばの ” 駅前商店街 ” に向かった。
3 年前にも来ていたので、記憶に残っている。

以前は ” 熱海プリン ” を食べた。
店の前に行列ができていたのを覚えている。

今回は、” ばたーあん ” の有名なお店に
連れて行ってもらった。
バター入りあんこが入ったパンが有名らしい。

お店に行くと、もう並んでいる人がいた。
「ひとり 6 個まで」と書いてある。
店の前に高齢の女性がいて、並んでいる人に
注文を聞き、券を配っていた。

熱海ばたーあん


私は抹茶入り、友人はチョコ入りパンを
注文した。
抹茶入りは 400 円、チョコ入りは 380 円だった。

抹茶あんぱん



友人は宿で食べるつもりだったらしいが、
私はこういう物はすぐに食べたい派。
フランスなら購入後、すぐに食べながら
歩くのだが、日本ではあまり見ない。

友人に「すぐ食べたい」と言ったら、
ベンチに座って食べようということになった。

商店街の中には、ベンチがいくつか設置してある。
そこで座って食べたら・・・これがとっても
美味しい。

チョコ入りアンパン

上の画像はチョコ入りパン。


暖かくて、パンはフワフワ。
友人は以前食べたらしいが、買ってすぐでは
なかったらしい。
「これはすぐに食べたほうが美味しいね」
と言っていた。


そのあとに、練り物の店に行った。
そこでも列ができていて、串に刺したタコ入り
の練り物を買って、これもその場で食べた。

タコがたくさん入っていて、こちらも
美味しかった。

美味しい物はやっぱり、買ってすぐに
食べるに限る。

この時点でけっこうお腹がいっぱいに
なってしまった。
家を出る前に昼食を取ったばかりだし。



温泉で身体を癒す贅沢な時間


宿に電話をして、迎えに来てもらった。
ちょうど他の宿泊客もいて、一緒に
バスに乗り込む。

運転手さんは外人だった。
日本語がとてもうまい。

バスに乗って 5 分ほどで宿に着いた。
雨が降っていたので、玄関先ではなく
横の駐車場にバスを止めてくれた。

ここからなら、傘をさすこともなく
宿泊施設に入れる。

そこでは従業員が並んで出迎えてくれた。
いずれも外人。

鬼怒川と同じように、たぶん日本人はひとりで
ここも他の従業員は全員外人なのだろう。
この宿はほとんどの従業員が、ネパール人だった。

最近は外人の従業員が多いが、どの人も
丁寧で日本語がとても上手だ。

聞いたら日本語学校に通ってから
このような職について、その後は
実践で覚えるらしい。

中に入ると、すぐに館内の案内をしてくれた。
サプライズだったのは、ウェルカムサービスと
して、しゅうまいとおでん、ジュース、ビール
ワインが置いてあり、いつでも自由に
取れるらしい。

鬼怒川もウェルカムドリンクはあったが、
おでんとソフトドリンク、そしてビールだったし、
時間が決まっていた。

最近は客寄せで、このようなサービスを
するところが多いのかもしれない。


部屋に入ると、畳は真新しく気持ちが
よかった。
目の前は海。
残念ながら雨だったので、海には霞が
かかっていた。

すぐにお風呂に行く。
お腹はすいていないし、まずはお風呂。
貸し切り風呂が 3 つあり、そのうちの
2 つがオススメだという。

貸し切り風呂に行くと、オススメのふたつは
空いていなかった。
ここは予約制ではなく、早い物勝ち。
そこで空いている、もうひとつの貸し切り
風呂に行った。

ここも悪くない。
海を眺めながら、お風呂に入れる。
ただここは端に作られているので、
景色が遮られる。
他の 2 つの方が景色がいいのだろう。

お風呂から出て、さっそくしゅうまい、
ビールを目当てにその場所に行く。

大きな窓ガラスがある広々としたところで、
目の前には海が広がっている、

窓側のテーブルがあいていたので、
そこに座った。

しゅうまいとおでんをいただく。
もちろんビールも。
鬼怒川温泉は紙コップだったが、
ここはグラス。
やはりビールはグラスのほうがいい。

おでんは鬼怒川より種類があったが、
大根は鬼怒川のほうが味がしみていた。

しゅうまいは好物のひとつ。
ちょうど前日、崎陽軒のしゅうまいを
買おうかどうか悩んで買わなかったばかり。

横浜と言えば ” 崎陽軒のしゅうまい ” 。
毎回日本に来る度に買っているが、
今回はまだ食べていなかった。

だからこのしゅうまい、5 個ぐらい食べて
しまった。
隣にあった温泉まんじゅうは食べなかった
けれど。

ここであまり食べると、夕飯が入らなく
なってしまう。
と言っても、すでにけっこう食べているが・・・。

そこで部屋に戻り、テレビを見ながら
夕飯までお喋りと思っていたのだが・・・。

布団を引いてテレビを見ていたら
友人は寝てしまった。
「横になったら寝ちゃうかも」と
言っていたが、ほんとに早い。

私は最近、布団に入っても
なかなか寝付けない。
友人は寝付けないということは、
まず無いと言う。
羨ましいかぎりだ。

夕食は 6 時 15 分の予約だった。
6 時 5 分頃に起こそうかと思っていたら、
ちょうどその時間に、友人が目を覚ました。

寝てもその時間になると、目が覚めるらしい。
これはご主人からも聞いたことがある。

「どうやったら時間になったってわかるの?」
と聞いたら、その時間になると自然に
目が覚めるという。
これは特技としかいいようがない。


夕食が用意されている場所に行く。

・ 金目鯛の煮つけ

・ アワビの踊り食い

・ 国産牛の焼肉

・ 60 分飲み放題

予約の際、友人がこれらをオプションで
入れておいてくれた。

その他の物は、バイキング形式で取り放題。
飲み放題ということだったが、食べるほうが
忙しく、ビールは 2 杯しか飲めなかった。
さっきも飲んでいるから当然か。

食事の後、大風呂に行った。
この宿は、以前は日本テレビの
保養所だったらしい。

だから旅館という感じはあまりしなかった。
造りもちょっと変わっている。
売店もなかった。

大風呂は人が少ないせいか、湯舟は
2つ並んでいたが、ひとつは使っていなかった。

また縮小したのか、シャワーが少ない。
もし大勢入ったら、シャワーが完全に
足りなくなるだろう。

温泉はさすがに気持ちがいい。
内風呂だと、出てすぐ体が冷えてしまうが、
いつまでも身体がポカポカして、
あまり汗をかかない私でさえも
汗が止まらなかった。




愛のパワースポット・伊豆山神社に




翌日は 10 時過ぎにチェックアウトをして
伊豆山神社に行った。
前日と打って変わって、快晴。

前日との気温差は10度はあると思う。
前日はヒートテックと薄目のセーター。
それに上着を着ていた。
それが翌日は半袖 1 枚。
涼しくなったときのために
大判ストールだけ首に巻いた。


晴れ渡っていたので、前日には見えなかった
初島がよく見えた。

初島を望む



来宮(きのみや)神社は以前行ったので、
今回は、伊豆山(いずさん)神社に行ってきた。

この神社、バス停で降りてすぐ傍なのは
いいのだが、本殿まで 183 段上らなくては
ならない。

これがけっこうきつかった。
本殿に着くと右手に参拝道なる標識があった。
標識に沿って歩いていくと今度は ” 白山神社 ”
の標識が見える。

そこには徒歩 3 分、70 メートルと
書いてある。
それなら簡単と歩き始めたのだが、
途中から高齢の私達ふたりには
けっこうきつくなってきた。

それでも 70 メートルだから・・・と
活を入れて上る。
上り切ったところに鳥居があったが、
周りには小さな石碑があるだけ。

そこから更に上れそうだったが、
私達はそこから引き返した。
これ以上、上りが続くときつい。
ちょうどいい運動になったところで
やめておくのが無難。

ふたりとも足腰に支障があるし。
なんて言い訳をしながら、帰ってきた。

この神社は、源頼朝と北条政子が出会い、
愛をはぐくんだ場所。
そのため

・ 恋愛成就

・ 縁結び

の神社。
また愛のパワースポットとして有名なところ。

こころむすび

現在車なら、本殿までは
階段を上らずに行かれる。

私達は伊豆山神社の近くまで
バスで来たので、本殿まで階段だった。

が・・・、じつは伊豆山浜からだと
837 段の階段を上らないと本殿に着けない。

この神社の参道はほとんどが階段。
いくら愛のためとは言っても
毎回よくぞこの階段を上ってきたものだ
と感心してしまった。

そこから私達は、まだ循環バスに乗って
熱海の駅へ・・・。




これはウマい!イカトンビとレディースランチ



熱海駅に着いて、お目当てのお店に行く。
友人は熱海に来る度にこのお店に
寄るのだそう。

そこで ” イカトンビ ” なるものを教えて
もらった。

イカの口の部分のことで
トンビのくちばしに似ていることから
その名前がついているのだそう。

イカ 1 パイから 1 個しかとれない上、
その固いくちばし部分を取り除く手間を考えると
イカトンビはとても貴重な珍味。

そのお店では 1 串に 5 個刺してあった。
形は串団子のよう。
このお店に来るまでに他のお店でも見たが、
イカトンビが小さい物が多かった。

焼いているうちに小さくなるので、
小さいイカトンビだと、食べるときは
小さ過ぎて味がわからないとのこと。

そのお店は小さいのから大きいのまで
3 種類ぐらい置いてあった。
ただあまり大きいと焼くのに時間が
かかるらしい。
ということで、中ぐらいのイカトンビを
買った。

その次に ” ラスカ熱海 ” に行き、しいたけと
ほたて弁当を購入。
ここのしいたけはとっても肉厚で
ビッグサイズ!
その名もしいたけステーキ用。

このパックの下にあるのは、B 5ノート。
ビッグサイズのしいたけ。


その後は東海道線に乗り、小田原で下車。
目当ては ” レディースランチ ” で有名な
「ふじ丸」

小田原駅から徒歩 3 分の ” おしゃれ横丁 ”
にある。

ここのレディースランチは、
ボリュームがあり、見た目もキレイ。
ただ 3 年前より値段があがって
1400 円だった。

これを目当てに来たのだが、
メニューを見ると、ちょうど水曜日は
各どんぶりが、500円の日。

そこで ” まぜちらし丼 ” に変更。
ボリュームあり、見た目もきれいで
食欲をそそられる。
お味噌汁とお新香付き。

どんぶりランチ



これにして正解だった。
とても美味しい。
ましてたったの 500 円。

今回の旅行でお腹周りは十分増えたが、
これも旅の醍醐味。

イカトンビ、ばたーあんは絶品だった!
帰りはお天気にも恵まれた。
日本滞在最後になる温泉、最高の
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書籍紹介


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