ブリを食べて被災地支援
現在、魚の汚染問題がよく挙げられます。
そこで調べてみたら、日本とフランスでは、
まるっきり逆でした。
昨日、ネットで「ブリを食べて被災地支援」
という記事を読みました。
石川県珠洲市では、津波の被害を免れた漁船
を使って、今が旬の「寒ブリ漁」が再開
されたようです。
脂がのったおいしいブリを消費して、被災地
を支援する動きが各地ででているとのこと。
「日本にいたら寒ブリを食べて、被災地
支援ができるのにな~」なんて考えていました。
その夜、友人と話をしていたら、 “煮魚” の
話になりました。
そう言えば煮魚は、日本で温泉に行ったとき
以来、食べていません。
そう思ったら、むしょうに煮魚が食べたく
なってきました。
煮魚にする魚がない
「でも、フランスで煮魚用の魚はあるのだ
ろうか?」
私の家族は煮魚があまり好きではないので、
今迄あまり作っていなかったのです。
でも、今はひとりで食べているので、
問題ありません。
ところが、ここではカレイは売っていますが、
金目鯛、メバル、サワラ、ブリ。
これらは、見たことがない。
「やっぱり、フランスでは煮魚は難しい」ようです。
「残念!」
でもカレイが売っているし、サバがあるので
煮付けはできそうです。
日本とフランス・同じ魚で考えが違う
最近、よく魚を買っています。
以前は新鮮な魚がほとんどなく、「日本人
ならまず買わないだろうな~」と思うような
魚ばかりだったのですが、最近はけっこう
新鮮な魚が並んでいます。
近所の魚屋、責任者が変わったようです。
フランス人は切り身が好き。
(魚をさばく以前に、魚にさわれない人が
多いからだと思っています)。
だから “お頭付きの魚”は、あまり売って
いないのですが、アジ、サバ、イワシ、鯛
などは売っています。
カレイは毎日ではありませんが、たまに
見かけます。
そして、フランス人が大好きな鮭。
お寿司でも、鮭は一番人気です。
ですから鮭はよく置いてありますが、
フランスでは、養殖の鮭は頻繁に食べない
方がいいと言われています。
そこで「他の魚はどうなんだろう?」と思い
調べてみました。
すると、“レストランで注文を控えたほうが
いい魚” という記事がありました。
これらの魚は、水銀で汚染されていたり、
飼料の面で問題があるとのことです。
- 養殖のサケ
- キハダマグロ
(北東太平洋や北東大西洋で捕獲の物)
西太平洋で捕獲されたものは例外。 - 鯛
- メカジキ
- 大西洋タラ
太平洋タラ、アラスカ産タラはOK。 - ティラピア
- パンガシウス(ベトナム産のナマズ)
これらは特に、妊婦は食べないほうがいい
と言われています。
日本でも、水銀が多いという理由から、
キダイ、メカジキ、ミナミマグロ、クロムツは
毎日食べないほうがいいと言われていますね。
ただ “フランスと日本とで逆”だった魚が
ありました。
「キハダマグロ」と「真鯛」。
日本では毎日食べてもいい魚に、キハダマグロ
があげられていました。
また真鯛はフランスでは特に水銀が多いと
いうことでしたが、日本の記事では、
“真鯛は安心”と書かれていました。
どちらが本当かわかりませんので、
気になる方は、ご自身でお調べになって
みてください。m(__)m
毎日食べても安心な魚は
私は以前より魚を食べる機会が多くなりま
したが、それでも毎日は食べていません。
それにフランスでは上記で書いたように、
“尾頭付きの魚” は種類が限られているので、
買う魚は種類が決まってしまい、青魚が多いです。
私自身が青魚が好きなこともありますが・・・。
イワシ、サバ、サンマなどの背の青い魚に
は、からだに良いDHA、EPAなどの不飽和
脂肪酸が多く含まれています。
【不飽和脂肪酸の利点】
・ 動脈硬化・心臓病・がんの予防に繫がる。
血液中のコレステロールや中性脂肪を減少
させ、血液の循環をよくする。
・ 脳の働きを活性化する。
脳卒中や認知症の予防効果が期待できる。
今日、これから魚を買いに行ってきます。
カレイがあれば煮魚、サバがあったら
煮付けにするつもりです。
新鮮な魚がありますように・・・。
[写真提供:NHK]
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