12月は人生が変わる月

なぜか12月の出発に。

今年はシドニーでお正月。
初めて、夏服でお正月を迎えました。

これが一番大きなクリスマスツリーでした!


太陽はさんさんと輝いているし、
街を歩いている人は夏服。

ただクリスマスツリーや飾り付けは、
ごくわずかしかありません。
ですから新年、お正月という感じは
あまりしませんでした。

クリスマスツリー1 いクリスマスツリー2
左:ベトナム街入口のクリスマスツリー                    右:街中のツリー  


1月1日の朝7時半には、ゴミ収集車が来て
その音で、目が覚めました。
ここはガラス瓶も一緒に捨てているようで、
ものすごい音でした。

今年の抱負。
「今年は今までと違った生き方をしよう」
と決めました。

私は以前、小遣いが稼げる程度の
仕事をインターネット上でしていたのですが、
60 歳になり、他のことも重なって
やめてしまいました。

それからはこれといったこともしておらず、
そうなると生活にメリハリが無くなってきます。

ただお金を稼がなければならないので
書籍を書いたり、他のこともやってはいましたが、
真剣味が足りなかったせいか
あまり成果がでていませんでした。

でも今回、フランスを出発したのが
クリスマス。

じつは 12 月という月は
私にとって人生が変わる月なのです。

私がヨーロッパに来たのが 12 月。
夫と籍を入れたのも 12 月。

その他、母親が亡くなったのも、
今迄つらい時にいつもそばにいて
心の拠り所となってくれた愛犬が
虹の橋を渡ったのも 12 月なんです。

それもたいてい 12 月の 20 日前後。
今回フランスを出発したのは 25 日ですが、
これも自然な成り行きでこうなりました。

ですから、これから人生が変わることが
あるのかな?
なんて密かに思っています。

ここは高級デパート、さすがにクリスマスの飾りもきれいでした。

自分のやりたいこととは?

そこで考えてみたのです。
我が家があるフランス。
フランス人に言わせると「それほど田舎ではない」
と言います。

でも車がなければ買い物も行かれないし、
やはり不便です。

緑はあります。
子供を育てるには
いい環境だと思っていましたが、
子供が出て行ったあとは、不便でしかありません。

そうなると、出かけるのも億劫になり、
出歩くことも少なくなる。
当然足も弱ってきます。

小さいながら庭があるので、
家庭菜園などもできるのですが、
あいにく私はヘルニヤ持ち。
まして土いじりは好きではありません。

毎日何かしら動いてはいますが、
そうすると、世の中の動きが
あまりわからなくなります。

都会に住んでいる子供達に、
「今はもうそんなことはしないよ」
と何回言われたことか・・・。

今年から自分らしく変わっていこう


自分でも思っていたのです。
このままでは、何のために生きているのかわからない。

ですから、ここシドニーに来たことをきっかけとして
変わることを決めました。

じっさいシドニーに来ると、知らないことばかり。
多分日本にいたら、驚くことは何もないと
思うのですが・・・。

私、スタバの飲み物の種類も知りません。

まず、飲み物や軽食を売っているスタンドが
あちこちにあります。

日本ではよく見かける光景ですが、
フランスの我が家の傍では皆無。

ここはヨーグルトドリンクがおいしいです。
街中では若い方からお歳を召した方まで
ヨーグルトを飲みながら歩いています。

ヨーグルトドリンク1
ヨーグルトドリンク 


私は食べることが昔から好きで、
以前はいろいろな国の料理も知っていました。

娘もそれを知っているので、
いろいろ連れていってくれるのですが、
紹介されても、私は初めて聞くものが多い。

ずいぶん視野が狭くなっていたんだな~と
実感しました。

そしてここはほとんどがカード払い。
フランスもコロナが流行してからは
クレジットカード払いが多くなりましたが、
カードで払うと、必ずレシートをくれます。

最初、レジの前でレシートを
くれるものと思って待っていました。

でもレシートは自分から言わないとくれない、
と、後からわかりました。
一般的にはレシートはもらっていないようです。

もらっても後で捨ててしまうので、
ゴミが増えるだけですし、紙も勿体ない。
私も最近はもらわないことにしました。

そして以前から思っていたのですが、
フランスのクレジットカードは
引き落としも使える金額も
日、週ごとに最高額が決められており、
その金額が少ないんです。

日本はいくらでも支払えますが
フランスは決まっています。
もちろん残高によりけりですが、
口座残高は十分あると思っても
その残高の3分の1ぐらいしか使用できないんです。

これは本当に不便。
そのうえオーストラリアはスマホ決済がほとんど。
ピッと当てて終わり。
日本も多いですね。

フランスはほとんどがクレジットカード。
そしてカードも50ユーロ以上になると
パスワードを入力しなければならない。

その他、シドニーの街中を歩いていると
世の中こんなに変わっていたのか?
と思うことがいっぱい。

私はそうとう遅れているな~。
と考えてしまいました。

これからのこと


そこで考えたのは、
私はどのような生活がしたいのか?

フランスに来る前は他の国にもいたし、
それなりに都会で生活していました。

それがフランスに住んでから
今のところに定住。
あまり変わり映えのしない生活を
送っていて、それがふつうと思っていた。

でも・・・
やはり自分はヨーロッパよりも
日本とかこのシドニーのような
環境があっている。
このように思ったのです。

私はすでに還暦を越しています。
身体も若い頃のようには動きません。

じつはシドニーについてそうそう
恥ずかしい思いをしました。

シドニーに着いた翌日。
娘と一緒に歩いていたのですが、
歩道から横断歩道に出ようとしたところ、
段差に気づかず、もろに転んでしまいました。

それも道路に突っ伏してしまったのです。
娘もびっくりしたらしく、
すぐに起こしてくれましたが、恥ずかしかった。

その時に捻挫をしたらしく、
しばらくびっこを引いていました。
ひざと肘もすりむきました。

日頃歩いていなかったので、
こういうときに反射神経の鈍さが
出てくるんだな~と感じたのです。

それからは一人のときは
なるべくバスに乗らずに
歩くようにしています。

今のうちに、やりたいことはやって
行きたいところに行く。
といってもお金がなければそれもできません。

断捨離と節約。
これを心がけながら、まずシドニーの
生活を楽しんでみようと思っています。


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