75歳以上でも恋愛は可能・恋をするのに年齢は関係ない
88 ％：男性
83 ％：女性
これは、フランス在住の 50 歳から 75 歳
以上の男女 675 人のシニアを対象に、
「今も恋愛は可能か」聞き、YESと
返事をした割合です。
【2019 年 1 月に『ISPSOS』による調査】
フランスのシニアの多くは、
『恋愛に年齢は関係ない』と信じています。
特に 50 ～ 64 歳のシニアの 95 ％は、
自分の年齢で恋愛相手を見つけることが
できると考えています。
75 歳以上になると、少し少なくなりますが、
それでも 65%の人が、可能と回答しています。
このときシニア層の間では、出会い系
サイトはあまり関心はなかったようです。
クラブや協会などで相手を見つける人が
多かったようですね。
当時はまだ出会い系サイトが、あまりなかった
からでしょう。
フランスに出会い系サイトが多く出てきた
のは、2000 年に入ってから。
今では数もけっこう増えており、2023 年
9 月現在で、2000 サイト以上あります。
2021 年の時点で、フランスの独身者は
1,800 万人を超えています。
このうち少なくとも 900 万人が 50 歳以上です。
多くのシニアが頻繁に出会い系サイトや、
出会い系アプリを利用するようになりました。
年代別に言うと団塊の世代が一番多く、
75 歳以上になると減っていくようです。
これは調査の結果、「インターネットを
うまく操作できないため」という理由からでした。
性生活と健康
2018 年、世界保健機関は、
「充実したセクシュアリティを持つことで
長生きできる」と指摘しています。
ヨーロッパでは、性行為は「健康」である
ための大切なファクターであるとの認識です。
下記は英国で、コベントリー大学の研究チームが、
性行為と認知機能を調べた結果です。
『性行為に積極的な男性の被験者は、数字の
並べ替えや記憶力のテストで、そうでない
人々より結果は良好。
女性も記憶力テストで同様の結果が示されました』。
老人ホームでもこの行為はあるようで、
老人ホームに勤務している人達は、毎日の
ようにこのようなことを目にするようです。
「朝部屋に入ったら、ベッドの上に二人寝ていた。」
ということもよくあるようですが、黙認して
いるようです。
関係後、結婚を申し込む入居者もいるよう
ですが、ただ家族としては微妙なようで、
ほとんどは家族によって拒まれるようです。
このようにフランスでは、「恋愛に年齢は
関係ない」という信念をつらぬいている
人が多いです。
マッチングアプリを利用するシニアも
増えていますが、それと同時に詐欺サイトも
増えています。
現在フランスで有名な出会い系サイトは、
ほとんどが有料。
有料のサイトでも登録は無料で、試用期間を
提供しています。
また他の出会い系サイトは、女性は完全に
無料のところもあります。
しっかりしたサイトは、性格に合わせて
パートナーを選択するために、性格テストを
行うようです。
（「ようです」というのは、私自身試した
ことがないので・・・）🙇
また完全無料のサイトも多くあります。
でも「無料サイトは避けた方がいい」と
書かれていました。
こういうところは、詐欺の温床となって
いるところが多いようです。
支払いフィルターや性格テストがなく、
誰でも登録できます。
また登録者の登録事項が、嘘ということも
ありえます。
今日はフランスのシニアの生活の一部を、
ご紹介しました。
シニアの性生活は、フランスでもあまり話題に
されません。
でもシニアも若い人達に負けてはおりません。
ではこのブログを書いた私は？
それは置いておきましょう。
下記に名言を３つ挙げてみました。
【サン＝テグジュペリ】（フランス・小説家）
愛はお互いを見つめ合うことではなく、
ともに同じ方向を見つめることである。
【ヘンリー・ミラー】（アメリカ・作家）
世界を一つにまとめ上げているものは、
私の苦い経験から言えることには性交である。
【マリリン・モンロー】（女優）
セックスって自然なことの一部だと思う。
私は自然とうまくやっているの。
【参照】
capgeris.com priorite-seniors.fr
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