フランス・今シニアの間で話題になっていること

ワクチン接種どうする?

手紙


「ワクチン接種の紙、受け取った?
どうする?摂取する?しない?」

今シニアの間で密かに話題になっているのは、
ワクチン接種。

フランスでは 65 歳以上の高齢者は、
保険局からワクチン接種の手紙を受け取っています。
もちろん、私も受け取りました。

この手紙を受け取ると、コロナとインフルエンザの
ワクチンが無料
で受けられます。
今回は、同時摂取も可能です。


私は強制だった 3 回のワクチンは摂取しましたが、
4 回目からは、任意だったのでしていません。
私の周りの高齢者をみると、さまざまです。

私のように 3 回摂取の人もいれば、4 回
摂取している人もいます。
5 回目もあったかもしれません。

面白いのは、日頃 健康に気をつかっている
人達は、4 回目以降の摂取をしていない人が
多いこと。

これは統計からではなく、私の周りを
見てのことなんですが・・・。


今朝もスーパーに行って、久しぶりに会った
知り合いとその話になりました。



ワクチン接種しても結局同じ?

ワクチン


その女性とは、2 年ほど会っていなかったので
「久しぶりね~、元気だった?」と
尋ねたのですが、コロナにかかり
2 ヶ月間 寝込んでいたそうです。

「高熱は出るし、手は動かなくなるし、
大変な思いをしたわよ」と話してくれました。

その女性は確か、私より10 歳ほど上。
ただとても若く見えます。
お肌がもちもち、ツヤツヤなんです。

今日みた感じでは、以前と変わらない様子
でしたが、そのときはそうとう痩せたそうです。

今は感染しても入院はせず、ほとんど自宅
療養。
その女性はひとり住まいなので、「娘が
しばらく同居して世話をしてくれた」と言っていました。

ただ消毒は、特に大変だったようです。
彼女は 1 階で寝ていて、娘さんは 2 階。
娘さんが彼女の部屋に入った後は、毎回必ず
消毒を徹底して行ったようです。


そんな思いをした彼女ですが、今回の
ワクチン摂取はしないと言っていました。

理由を聞くと娘さんに、「摂取はしなくてもいい」
と言われたとのことでした。
彼女の娘さんは、病院に努めている看護婦さんです。

彼女が言うには、運ばれてくる患者、
また命を落とす患者の中には、
摂取回数が多い人も多くいるようです。

ワクチン摂取後 副作用に苦しんで、それでも
コロナにかかり、命を落とす人も多いとのこと。

彼女は口に人差し指をあてて、私にこのように
言いました。
「ワクチン接種を否定するつもりは
ないけれど、するかしないかは個人の自由。
そいいうことから、私はしないの」

今回 私が彼女に摂取をするかどうか聞いたので
教えてくれたようですが、「そうでない場合は、
ほかの人にこのようには言わない」
と言っていました。

賢明ですね。
中には、「ワクチン接種しないの?
あとで後悔しても・・・・・」
と説教する人もいますから。


周りの同じ歳の知り合いに聞くと、
すすんで摂取する人もいますし、
私のように「たぶん接種はしないだろう」
という人もいます。

ただ、インフルエンザに関しては、
摂取希望が多いようです。

私はインフルエンザの摂取は、未だにして
いませんが、うちのムッシューはしています。


フランスの『新型コロナワクチンキャンペーン』

どちらを選ぶ?


フランスは、現在 前倒しで、
『新型コロナ ワクチンキャンペーン』
おこなっています。

  • 65歳以上の人

  • 合併症のある人

  • 免疫力が低下している人

  • 妊婦

  • 介護施設に住んでいる人

  • 病気の人々と接触している人

    これらの人達は、ワクチンは無料。
    国内で接種を希望する人なら、誰でも
    摂取できます。


摂取希望者の人達は、「無料だから
今のうちに摂取しておいたほうがいい」
と言いますが、無料でも強制でないなら
打ちたくない。

フランスは、このように二手に分かれている
のが現状です。

私はできれば、ワクチン接種はしたくありません。


でもヨーロッパでは、夏以降、感染者が
増加しています。
スペインでは、大幅な感染者がみられました。

マスクをしている人は、まずいないので、
感染する確率は高いですよね。

現在、新しい亜変異体も出現しています。
以前のものよりも危険で、さらに伝染力が
強いともいわれています。

専門家によると、気温が下がり始めるにつれ、
この冬に新型コロナウイルス感染症の新たな
波が起こるようです。

欧州医薬品庁に続き、欧州委員会は、
オミクロン亜変異体用に、
ファイザーとビオンテックの新しいワクチン
認証しました。

これは、「Comirnaty Omicron XBB.1.5」
と呼ばれる新しいメッセンジャーRNAワクチンです。

生後 6 ヶ月から使えるようです。
単回投与で十分であり、
オミクロン XBB 1.5 が標的です。


現在フランスで感染しても、先の彼女の
ように、ほとんどが自宅での療養となっています。

でも感染者が増え、病院が圧迫されると、
また以前のように医療崩壊も考えられます。

病因に担ぎ込まれ、「なんで摂取しなかった
のですか?」
と言われるのも嫌ですが・・・・。

このワクチン接種、しばらくは
高齢者の間で話題になりそうです。


【参照】
euronews.com/my-europe


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