青果店、ほとんど在庫なし

考えることは誰しも同じ


先週の土曜日、青果店に行ったら、ほとんど
の棚がカラッポ。
「遅かった~」

今、フランスでは、このブログでも
書いたように、大規模な農民のデモが
行われています。

金曜日に政府との話し合いが持たれるとの
ことだったので、その結果が出てからと
思っていたのですが、結果は交渉失敗。

これは長引くと思い、土曜日に買い物に
行きました。

でも誰も、考えることは同じだったようで、
午後だったのですが、店頭に「農民の
デモのため、在庫少」と紙が
貼られていました。

通常、土曜日の午後は混んでいる駐車場も、
ガラガラ。

中に入ったら、ほとんどの野菜の棚は
カラッポ
でした。
ある程度野菜は買ってあったので、大根と
オレンジタロッコを買おうと思って行った
のですが、すべて売り切れ。

この店は野菜も果物も新鮮で、比較的
安いのです。

仕方なく近所のスーパーに行ったのですが、
残念ながら、ありませんでした。

店内はいつも以上に混んでいて、多くの人が
大量に買っています。

どの人も、カートの中は食品でいっぱい。
レジもすべてのレジが開いていました。

大勢が、「このデモはまだまだ続く」と
見ているよう
です。

デモをしている農民は、強気です。
彼らは食べ物はあるし、いくら長引いても
困ることはありません。

高速道路や主要幹線道路を封鎖して、困る
のは彼らではありません。
このように店に在庫がなくなれば、今度は
大勢の国民が不満を訴えるでしょう。



寛大なフランス人

フランス人は寛大です。
テレビのインタビューでも、デモをしている
農民を非難する人は誰もいません


「早く終わって欲しいけれど、彼らの
言いたいことはよくわかる。」

渋滞で何時間も動かない車の中で、たいてい
の人がこのように答えていました。

ひとりの男性は、「いつもなら 10 分で
行かれるのに、2 時間経った今も
まだここにいる。」
と言っていましたが、非難する言葉は
なかったです。


フランス人は個人主義が発達して
いるので、日頃はバラバラ。
でも政府に反対するデモのときは、
毎回団結力がスゴイ!


黄色いベスト運動のときもそうでした。

そして国民がそれを後押しする。
食料を持って行ったり、声援を送ったり
なにかと援助をするのです。

このように応援されたら、彼らはよけい
頑張りますよね。


テレビを見ていたら、市役所に茶色の液体
(あれは動物の糞尿でしょうか)を噴射
していました。

あとの掃除、これは大変でしょう。
やることが結構、過激になっています。

あとどのくらい続くのかわかりませんが、
いつも行く青果店、ここもこのままでは
商売あがったり。

オレンジタロッコ。
これは私が好きなオレンジ。
先週ぐらいから店頭に並び始めたので
楽しみにしていたのですが・・・。

旬の今、早くこのオレンジが食べたいです。





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