老化防止には赤味の肉！

アンチエイジングにはお肉！
おススメのお肉は？
肉を食べないとどうなる？

アンチエイジングにはお肉！

娘から「友達と焼肉屋に行った」と
写真が送られてきました。

私は去年の今頃はシドニーにおり、娘と
何回も焼肉の食べ放題に行きました。

シドニーの焼肉は和牛が多く、とても
美味しかったです。
確かひとり 80 ドルぐらいだったと記憶して
います。
今のレートだと、8000 円弱でしょうか。

ふたりで行って、毎回元はじゅうぶん
取ってきました。

オージービーフも美味しかったですよ！
これもたくさん食べてきました。

こんなことを思い出していたら、最近
あまり肉を食べていないことに
気が付きました。

まるっきり食べていないわけではありませ
んが、挽肉だったり薄い肉。

シドニーのように、ガッツリ肉を食べると
いうことがない。

そう思ったら、むしょうに厚いステーキが
食べたくなってきました。

それに肉を食べると、アンチエイジングにもなります。

おススメのお肉は？

なぜ、肉がいいのかというと、
肉の赤味には、老化防止に効くアミノ酸、
抗酸化物質、鉄分がぎっしり詰まっているからです。

また、タウリンや 4 つのヒドロキシプロリン
など、他の種類の肉にはない独特の栄養素も
含まれています。

そのため、人間の健康と長寿に不可欠な栄養
素を提供し、身体の健康、心血管の健康、
さらには老化予防にプラスの効果をもたらす
可能性があります。

ヒレ肉がいいようですが、特におススメは
豚のヒレ肉。

豚肉には、食ベ物の中でもトップクラスの
ビタミンB1が含まれ、牛肉と比べてもその
量は、約 10 倍あるともいわれています。

豚肉を 100ｇ～ 150ｇ食べるだけで、
1 日のビタミンB1 の必要量が確保できるほどです。

しかも、脂肪やカロリーも少ないため、
肥満や生活習慣病などの予防にもよいと
されています。

また、鶏の胸肉もオススメです。
鶏の胸肉は高タンパクで低脂質です。
鶏肉は抗酸化物質が含まれ、体内の酸化を
防ぎます。

ただ同じ肉でも、調理法によっては老化を
早めることになります。

揚げ物や焦げた肉は、老化を早めます。
理由は『AGEs』が多く発生するから。

【AGEsとは】

終末糖化産物（Advanced Glycation End Products）
AGEsは一度蓄積すると、何十年も分解され
ずに体の中にとどまり、老化や病気の原因になります。

肉を食べないとどうなる？

日本では、高齢になると肉はあまり食べなく
なる人が多いですね。
私の友人もこの歳になると、男女共に
「ステーキは、もう何年も食べていない」と
いう人が多いです。

どちらかというと低カロリー、低脂肪で
塩分控えめの、あっさりした粗食を好む
傾向があるようです。

たぶん、コレステロールも影響して
いるのでしょう。

でも粗食ばかりで肉を食べないと、逆に
栄養が不足しがちになり、老化を早めて
しまいます。

たんぱく質が足りないと、肌ツヤがなくなり、
見た目が老けてしまうことも・・・。

肉から得られる良質なたんぱく質は、
免疫力をつけるのにも役立ちます。
肉を食べずに、血中コレステロール値が低く
なり過ぎれば、血管が弱くなり、脳卒中が
起きやすくなります。

老化をできるだけ遅らせるためにも、良質な
肉を適量摂ることが大切です。
適量の肉は、加齢による筋肉の低下に伴う
転倒やビタミンの欠乏による貧血を防ぎます。

良質な肉というと、「挽肉は避けたほうが
いい」とよく言われます。
理由はバラ肉は脂質も多いですし、挽肉は
どの部位が使われているかわからないから
のようです。

ただフランスでは、豚挽きはソーセージ
用が多く、挽肉に香辛料などが混ざって
いる物が多く売られています。

ですから私が豚挽き 100％を買うときは、
前もって肉屋さんに注文しておきます。

豚肉を挽いた後は、その機械を洗わなければ
他の肉は挽けないので、その場では挽いて
くれないのです。

私が行く肉屋では、豚ロースを挽肉にして
くれています。

フランスでは、どの高齢者もステーキ好きです。
健康のためにも週 2 回は、ステーキを食べた
ほうがいいようですよ。

このように書いていたら、前にも増して
厚めのステーキが食べたくなりました。

でも・・・、
今日は月曜日、肉屋さんは定休日。
まして外は雨が降っていますし、明日
買いに行きましょうかね。

たまには、ステーキもいいでしょう。
美味しいものを食べると、幸せな気分に
なりますし、ステーキで老化予防もできる
のですから、一石二鳥です。