骨が丈夫になり筋肉にも良いリンゴ酢
リンゴ酢を毎日飲むと、骨が丈夫になり、
筋肉も鍛えられます。
でも、「お酢を毎日飲むと、骨が溶けるんで
はないの?」と心配になる方もいらっしゃるでしょう。
ご心配は無用です。
確かにお酢の中に卵の殻や魚などの骨、貝殻を
漬けておくと、カルシウムが水の中に溶けだ
していき,ひたした骨や貝殻が溶けていきます。
理由は、酢の中には酢酸(さくさん)という
酸がふくまれているためです。
ただこれはあくまでも、料理をするときの話で、
お酢を飲んでも骨が溶けたり、からだが柔らかく
なるということはありません。
よくお酢を飲むと、からだが柔らかくなると
いいますが、実際に、酢を飲んで体が柔らかく
なるという科学的なデータはありません。
それに、胃の中には酢酸より強い塩酸という
酸があります。
でも、その人の骨が溶けることはありません
し、お酢を使った料理を食べても骨が溶けたり
しませんよね。
この働きを利用して料理をする場合、
あさり(殻付)のスープにお酢を入れると、
お酢を入れないスープよりも、カルシウムを
多く摂取できます。
リンゴ酢は他の酢と違い、りんごの
フルーティーな香り、さわやかな酸味と
甘みがあります。
ですから、お酢が苦手という人でも、
比較的飲みやすいお酢だと思います。
一生自分の足で歩きたいなら
今は、『人生 100 年時代』といわれています。
でもいくら長く生きても、要介護で寝た切り
になってしまう方も多いのです。
厚生労働省の「介護が必要となった主な原因」
の最新版(2022 年)によると、
要支援・要介護の総数で、
第 1 位 : 認知症
第 2 位 : 脳血管疾患(脳卒中)
第 3 位 : 骨折・転倒
となっています。
歳を取ると、どうしても骨がもろくなったり、
筋肉も減ってきます。
骨折や転倒を防ぐには、骨を丈夫にし、
骨を支える筋肉をつけることがたいせつです。
でも、筋肉をつけようと運動をしても、慣れ
ない運動をすると筋肉痛を起こしたり、なか
なか疲労がとれないこともあります。
そのうえ、筋肉が回復するまで運動をしな
ければ、次回、また筋肉痛になってしまい、
そのうち運動することが億劫になってしまいます。
リンゴ酢は、骨粗鬆症のリスクを減らし、
速やかに疲労回復、筋肉痛を解消します。
「死ぬまで自分の足で歩きたい」と思うなら、
毎日リンゴ酢を飲むことをおススメいたします。
国民病ともいわれている『変形性膝関節症』
50 歳以上では、2 人に 1 人がこの疾患をかかえて
いるといわれています。
40 歳以降に発症し、加齢とともに罹患率は
高くなります。
60 歳代の女性の約半数が『変形性膝関節症』
といわれ、80 歳以上では 8 割以上の女性が
罹患している高齢女性に特に多い疾患です。
膝関節軟骨がすり減ることで炎症を起こし、
- 痛みや腫れ
- 関節の変形
- 動かしにくさ
これらがあらわれるのが特徴です。
痛みを有する患者は、割合に直すと6人に1人。
特に女性が多く、男性の 1.5 〜 2 倍の数と
なっています。
(2007 年 東京大学医学部 22 世紀医療センター発表)
自立した生活を維持するためには、変形性
膝関節症の予防が重要と言えます。
そこでおススメするのがリンゴ酢です。
リンゴ酢の酢酸は、
・体内でのカルシウム吸収を促進
・骨形成を促す
・骨代謝を改善する
これらの働きをしてくれます。
また、骨を支える筋肉を鍛えることも
たいせつです。
筋肉を使うと、乳酸が出ます。
この乳酸が筋肉内にたまると、私たちは
疲労を感じ、時には筋肉痛をも感じます。
リンゴ酢に含まれる酢酸が血液中に吸収され
ることで、これらの疲労物質を分解、排せつ
してくれることで、速やかに疲労回復、
筋肉痛を解消することができるのです。
また、『体重管理』も重要です。
肥満は健康にもよくないですし、過度な
体重は膝に負担をかけます。
たとえば、
歩く時には、体重の 2 ~ 4 倍。
階段の上り下りでは、体重の 5 〜 10 倍程。
膝に負担がかかるといわれています。
下りは落ちる力も加わるので、上りよりも
負担がかかります。
そして、リンゴ酢はダイエットにも効果があります。
リンゴ酢に含まれる酢酸。
これは脂質代謝を活発化させる効果があるので、
体内の脂肪燃焼が活性化されます。
これにより、全体的なエネルギー消費量が
増加し、新陳代謝が活発になります。
しかも、脂肪の蓄積を防ぐ作用もあるんです。
「からだにいいから」とリンゴ酢を毎日飲ん
でいたら、自然とお腹周りがすっきりとして
きたという人もいるようです。
また、食事と一緒にリンゴ酢を摂取すると、
満腹感が持続するので、食べる量を抑えて
くれる効果もあります。
リンゴ酢には、他にもいろいろな効能が
あります。
- 血糖値を下げてくれる。
毎日大さじ 1 杯(15 ml)のお酢を摂ると、
血糖値の上昇が抑制されることが、科学的
に証明されています。
リンゴ酢には、”ペクチン” と呼ばれる
水溶性の食物繊維が多く含まれています。
水溶性の食物繊維は水に溶けるとゼリー状
になり、食べ物にまとわりつくことで糖
の吸収を抑え、血糖値の上昇を抑えてくれます。
糖尿病の予防。 - 血管の拡張効果がある。
動脈硬化の予防。 - 黒髪が生えてくる。
酢酸が体内に入ると、細胞から “アデノシン” と
いう物質が分泌されます。
これは毛乳頭に作用して、発毛因子を増やす
効果があります。
じつは、元の髪の毛には、色がついていません。
毛乳頭は、髪の毛を作る栄養を蓄えるところです。
毛母細胞は毛乳頭から栄養を得ながら、細胞
分裂をして髪の毛を作り出します。
そして、メラノサイトが作ったメラニン色素
を一緒に取り込むことで、黒髪となるのです。 - 便秘解消
水溶性食物繊維のペクチンが、便を押し出し
便秘解消につながります。
カラダに良いリンゴ酢とは
カラダに良いリンゴ酢の選び方は、以前
こちらのブログで、紹介しており、
飲む際の注意点なども書いております、
そのため重複するところは、今回省かせて
いただきますが、以下に簡単に説明させて
いただきますね。
本物のリンゴ酢を作るには、熟成期間を含め
3 年程かかります。
ただ安いリンゴ酢は、コストもかかるため、
短時間で発酵熟成させ、販売しています。
下記は、購入を避けたいリンゴ酢です。
- 果糖入りリンゴ酢
カラダにいいと思って飲んでいるのに、
糖分がたくさん入っているリンゴ酢を
飲んでいたら、逆効果です。 - アルコール入りリンゴ酢
発酵を早めるため、アルコールを
入れています。
アルコール分は無くなりますが、元から
入っている栄養分も無くなります。
カラダに良いリンゴ酢は、純リンゴ酢です。
お値段は安いリンゴ酢に比べ、1,5 倍ほど
するようですが、それだけの価値はあります。
良いリンゴ酢は、少し白濁しています。
この成分は腸に有益な細菌であり、
リンゴ酢の最も栄養価の高い部分です。
そして、オーガニックのリンゴ酢がおススメ
です。
リンゴは、果物の中でも残留農薬が多いこと
で知られています。
私は以前は、リンゴ酢を料理に使っていた
だけでしたが、今は寝る前にも飲むように
しています。
就寝前に飲むと、
- 美肌効果
抗酸化作用は、細胞のダメージを遅らせ
るので、肌へのダメージを減らせます。 - 血圧を下げる
血糖値の急激な上昇を抑えることで、
安眠効果があります。
と、このような効果が得られます。
リンゴ酢の飲み方としては、
- 大匙1に対して、150 ㏄~ 200 ㏄の水を加える。
- ハーブティーに入れる。
お好みのハーブティーで。 - 炭酸水に入れる。
炭酸水は、便秘解消、疲労回復、肩こり、
冷えの解消、美容効果などが期待できます。 - 豆乳ヨーグルトに入れる。
カルシウムも一緒にとれますが、
就寝前はちょっと胃に重いです。
リンゴ酢をじょうずに使って、
いつまでも自分の足で歩きたいですね。
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