歴史的な街ロックス

オペラハウスからロックスに行く

ロックスマーケットの中
ロックスマーケット


きょうは、有名な『ロックスマーケット』ご紹介です

オペラハウスを見て、”ロックス” にやってまいりました。


ロックス(The Rocks)をネットで
調べてみると、このように書かれています。

【ザ・ロックス】

ヨーロッパの入植者が 1788 年に
上陸を決意した場所。
ザ・ロックスは『近代シドニーの誕生の地』


”ロックス” とも呼ばれる。

*****************


”ロックス” はこの前娘と訪れたところだが、
その時は残念ながら、マーケットは出ていなかった。

ここロックスでは、土、日曜日に、
”ロックスマーケット” が開かれる。
200 店以上の露店が並ぶ、有名なマーケットだ。

オペラハウスからサーキュリーキーに行き、
そこからマーケットに向かう。

ロックスマーケットに通じる道は
すぐにわかった。
大勢の人が同じ方向に進んでいるし、
警官が横断歩道で交通整理をしている。

ロックスに入ると両側には
レストランやバーが並んでおり、
どこもいっぱいだ。

テーブルを囲んで、皆楽しそうに
飲んだり食べたりしている。

ロックスマーケット


ロックス自体はそれほど大きくない。
しばらく歩くと ”ロックスセンター” があった。

ロックスセンター
ロックスセンター


中に入るとお店が並んでいたが、
どちらかというとひっそりしている。

ただ一角だけ、人だかりができていた。
行ってみると、そこはキャンディーショップ。
かわいい包みのキャンディーがたくさん
並んでいる。

キャンディーショップかわいいキャンディー
左:店頭                             右:かわいいキャンディー


そして人だかりの理由は、職人さんの技。
手作りのキャンディー棒をカットしている
のだが、それがとても早い。
よくこんなに早く切れるものだと、感心してしまった。

カットされたキャンディーの大きさは、
どれもあまり変わらない。
さすがプロ!

みるみるうちに、キャンディーが山の
ように積まれていく。

キャンディーをカットする職人
キャンディーをカットする職人


あいにく、私はキャンディーは食べないので
見ただけだったが、多くの若い女性が
このキャンディーを買っていた。


ロックスセンターを出てしばらく歩くと、
道の両側に小さなお店が並んでいた。
見るとお土産やアクセサリー、衣類が多い。

それらを見ながら進むと、
三角屋根のテントが一列に並んでいた。
これがかの有名なロックスマーケットかな?」

ロックスマーケット
ロックスマーケット


そう思って中に入る。
このテントの中には、数多くのお店が所狭し
と並んでいた。

・ アクセサリー

・ エッセンシャルオイル

・ オーストラリアのお土産

・ デッサン

どの店も、活気に溢れている。


特に買いたいものはなかったので、
そのままテントを抜けて外に出ると、
その先はテイクアウト用の、スタンドが
並んでいた。

・ フレッシュジュース

・ トルコ風サンドイッチ

・ パエリア

・ アメリカンバーベキュー

・ ピザ

・ クレープなど

お腹もすいていたので、トルコ風の
サンドイッチを注文した。
トルコの平たいパンに、自分が選んだ
トッピングを入れて作ってくれる。

私はスピナッチ(ほうれん草)とチーズを
選んだ。

注文が終わると、女性が鉄板の上で焼いてくれる。
値段は 13 AUD。 今のレートで1185円。
高いね。

トルコのサンドイッチ
平たいパンにスピナッチとチーズ



そばにいくつか椅子やテーブルがあったが、
すべていっぱい。

他の人と同じように、芝生に座って食べた。
ちょっと塩気が足りない気がしたが、
まあまあかな。

お腹が膨れたら、今度は喉がかわいた。
フレッシュジュースやアイスクリームが
売っていたが、これらもけっこう高い。

観光地だから仕方ない。
だからそれらをはやめて、ビールにした。
どこかゆっくりと座れるところで飲みたい。

マーケットを抜けて、ロックスの入り口
まで戻る。
そこにはパブが何軒か並んでいた。
テラスに座りたかったのだが、日陰は
すべて埋まっている。
日向はさすがに暑くて、誰も座っていない。

そこからしばらく歩いていると、
とても賑やかなパブがあった。

ロックスについて調べていた時に
2 軒のパブが、
『「ロックスで一番古いのはうちだ!」と
争っている』という記事を読んだことがある。

「もしかしてここがそうかな?」と思ったけれど、
中は狭いのか、人でいっぱい。
とても入れるような状態ではなかった。

テラスもあるが、そこもいっぱい。
結局、横目で見ながらそこは通り過ぎてしまった。

でも写真だけは撮っておいた。

ロックスのパブ
人気のパブ


しばらく歩くと、細い道があった。
裏道のような感じ。
両側に店らしきものが並んでいるが、
すべて閉まっている。
店の中は荒れ放題で、長い間 営業して
いないような感じの店もある。

その中で一件だけレストランがあった
けれど、営業は夜だけのようだ。
ここは通る人もほとんどいない。
ちょっとロックスの街と違う雰囲気のところだった。



考えられない不用心さ・盗難の危険性考えてない?


そこを出てしばらく歩くと、パブがあった。
もう喉の渇きも最高に達していたので、
そのパブに入る。

ビールを注文して受け取り、
テラスを見るとどこもいっぱい。
ひとつだけ、木製の長テーブルが
あいていた。

そのテーブルは半分は日陰だが、半分は
日向。
その日陰になった場所に、男性がひとりで
座っていた。

その男性に、そばに座っていいか尋ねると
「問題ない」と答えてくれたので、そこに
座った。

やっと落ち着いて、ビールが飲める。
とても喉が渇いていたので、ビールが美味しい。

ビールを飲みながら、行きかう人を見ていると、
その男性が話かけてきた。

ただ言っていることが、よくわからない。
だからほんのちょっと言葉を交わした
だけで、終わってしまった。

しばらくスマホを見たり、道行く人を見て
いたら、その男性が「注文しにいくので、
荷物を見ててくれるか?」と聞いてきた。

「もちろん」と返事をしたのだが、
この男性、貴重品が入っているだろうと
思われる小さなバッグを、テーブルの
上に置いていった。
置いていくのは、リュックだけかと思って
いたので、これにはいささか焦った。

なぜかと言うと、その男性が座っていた
場所。
そこは歩道のすぐそば。
テーブルの横は、たくさんの人が通り過ぎる。

その場所にこのバッグが置きっぱなし。
誰かが通りすがりに持っていくことは
充分可能だ。

かといって、人の荷物を勝手に自分の
ほうに引き寄せることもできない。

この人、旅行者には見えなかったが、
シドニーは混んでいるところでも、
スリなどはいないのだろうか。

娘も「シドニーは安全よ」と言うが、
やはり観光地。

私はフランスに長いので、盗難にあわない
よう、気を付けるのが癖になっている。

フランスではバッグはしっかり
閉めておかないと、いつスリにあうかわからない。

あなたがフランスに来たら、テラス席に
座るときは、バッグは背もたれにかけないほうがいい。

盗られてからでは遅い。
以前観光客相手の仕事をしていたが、
これは、その時に学んだこと。

しばらくしてその男性が、ビールを片手に
帰ってきた。
ホッとした。

その男性が戻ってくるまで、5 分ほど
だと思うけれど、もう気が気ではなかった。


その後パブを出て、またサーキュリーキーに
戻り、あらためて豪華客船を見る。

停泊中の豪華客船
豪華客船



いつかこんな客船に乗って、旅をしてみたいものだ。
そう思いながら、帰路についた。

【参照元 jp.sydney.com】


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