ケチケチ節約では、お金は貯まらない
『じょうずな節約法』とは、どのようなものでしょう。
じょうずに節約すれば、同じ収入であって
も、生活のランクがあがりますし、ストレス
もなくなります。
そのうえ、ケチケチしていた頃よりも、
お金が貯まるんです。
我が家は、お互い別会計で生活しています。
家にかかる費用や公共料金は半々ですが、
それ以外は別。
以前のブログで書きましたが、うちの
ムッシューはケチです。
家計が一緒のときは、ムッシューのお金で
生活していたので、ムッシューの方針で
ケチケチ生活をしていました。
私個人のものは自分のお金で購入して
いたので、そこで息抜きをしていましたが。
たとえば朝市。
一緒に買い物に行っていたのですが、11 時
前には行かないのです。
なぜかというと、11 時過ぎになると投げ売
りが始まるからです。
朝市は 12 時で終わり。
だからその投げ売りをねらっていくのですが、
そのときは、良いものは売り切れています。
残り物でもたまに良いものもありますが、
そう多くはありません。
また欲しかったのに、売り切れということ
もありました。
そして箱で買うと、より安くなるんです。
「こんなに食べきれないよ」と言っても
「捨てるにしても、このほうが安い」と
言うので、それを箱で購入。
帰ってくると、イヤになるほど、毎日
それを食べ続けなければならないのです。
「捨てることになっても安い」と言って
いたのが、「捨てるのはもったいない」
「悪くなるから早く食べろ」と毎食、
それを食べることになるのです。
これって、食べる物も偏りますし、
最後は義務のようになってきます。
『美味しく食べる』には、ほど遠い。
ムッシューは、「特売」「安売り」この言葉
には弱いのです。
以前、このようなことがありました。
フランスでは、1 月になるとスモーク
サーモンが安くなります。
クリスマス、新年のイベントが終わるので、
その後から特売が始まるから。
ムッシューはスモークサーモンが大好き、
さっそく特売品を買ってきました。
それも「こんなに食べきれるの?」と
いう量。
私も少しは食べましたが、その前に
クリスマス、正月と食べていたので
そう欲しくはない。
「よく飽きないね」と言ったほど、
毎日、毎食 食べていました。
でもすべて食べ終わった頃には、さすがに
飽きたようで、その後は買ってきません
でしたが・・・。
でもこのような買い方をしていると、
ストレスが溜まります。
他のものを食べたくても、「まずこれを
消費しないと・・・」という思いから、
他のものを買えません。
それに安い物ばかり買っていたり、目の前
の支出を 1 サンチーム(日本ですと 1 円)
でも安くしようとそればかり考えていると、
生活の質も落ちてきます。
他の人との話に、ついていけないことも
あります。
その結果、やきもちをやいたり、妬みが
生まれることもあるのです。
ケチな人は、使わないのである程度貯金は
できますが、じっさいはそれほど貯まりません。
別会計になってから、私はストレスもなく
なりましたし、これからお金を稼げると
少なからず思っています。
節約とケチの違い
お金が貯まる人の特徴として、
- きれい好き
- 無駄使いをしない
- 節約するがケチではない
よく、このように言われますよね。
ムッシューを見ていると、すべてこの逆。
1. きれい好きではない
きれい好きではありません。
ふつう部屋や身の周りが散らかっていると、
気付かずに同じ物を買ってしまったり
するのですが、ムッシューの場合、
それはありません。
買ったものはしっかり覚えているので、
それはないのですが、毎回探し物をしています。
これは時間のムダ。
またお財布の中も、きれいとは言えません。
以前は小銭入れの中に、お札がたたまれて、
ときには皺くちゃになって入っていました。
長財布、もったいないので買わない。
今はほとんどカード払いなので、これは
無くなりましたが・・・。
2. 無駄使い
基本、必要でない物は買わないのですが、
「特売」「〇個+1フリー」と書いてあると
買ってくるのが、食べ物。
上記で書いたとおり、義務のように食べる
のは、美味しくありません。
これは私からしたら、無駄です。
それなら、食べたい物を適量買って
食べたほうがいいと思いませんか。
多少高くなっても、一人分ですので、
たかが知れています。
そして安物買い。
安い物ばかり買ってくるので、すぐによれ
よれになってしまう。
もちろん安い物でも、良品はあります。
でもスーパーの特売品の中でも、特に安い
物を買ってくるので質がよくない。
また安物はそれなりに安く見えるので、
雰囲気が、安っぽく見えてしまうのです。
そのうえ普段着ならまだしも、外出の際には
場違いの物も・・・。
ただ、自分では気がつかないようで、
外出の際、子供達にも「それ、着替えた方
がいいよ」と言われています。
だからある程度長く着れるような、
しっかりした良い物を買ったほうが、得で
はないかと思うのですが・・・。
まして若者ならともかく、もう歳なんだし。
3. ケチである
『節約』と『ケチ』は違います。
『節約』
必要なものに対して適切な価値を支払い、
無駄な支出を抑えること。
『ケチ』
必要な支出、友人や家族との交流を減らし
たり、他の人に対して金銭的な援助を行わない。
ケチだとそれほどお金が貯まらない理由
ケチケチな生活を送っている人でも、
それが楽しければ問題ないのですが、
ストレスが溜まっている人が多い。
テレビのニュースで、「電気代があがる」
と知れば、ため息と一緒に文句を言う。
スピリチュアル的にも、文句ばかり言って
いる人は、「運気が下がる」と言われています。
また他人の生活を聞いて、
「あそこは金があるからな」と嫉妬する。
その人が日頃、どのくらい一生懸命
働いているかは考えないのです。
また友人から誘われても、「金がかかる」と
毎回断っていれば、誘ってくれる人もいなく
なります。
それが節約型の人なら。
電気代が上がるのは嬉しくありませんが、
自分の家だけではないのです。
他の家も同じ。
「それならもう少し、節約しよう」と考え、
テレビに向かって文句を言うこともないで
すし、ストレスにはなりません。
またお金は、人に使えば自分に戻ってくる
のです。
お金で戻ってこなくても、人から声をかけて
もらい、それが結果的に収入に繫がること
もあります。
また自分では考えもしなかった、いい
アイデアがもらえることもあります。
また、お金に執着しない人は、お金に
働いてもらうこともできます。
それは投資です。
投資ですから、リスクはあります。
でも、「ノーリスクはノーリターン」です。
光熱費や娯楽費を節約しても、たかが知れています。
今は働いてもそれほど収入は増えませんし、
銀行に預けても、金利はほとんど無いに等しいです。
投資でお金を運用したほうが貯まりますが、
ケチな人はできません。
思考を変えるとお金は貯まる
ムッシューを見ていると、毎月年金を
もらっているのだから、それほどケチケチ
しなくてもと思うのです。
どちらかというと、私のほうが年金は無いに
等しいですし、生活の不安があって当然です。
でも私は、それほどストレスはありません。
ムッシューと別会計にしてからは、食べたい
物は買っていますし、必要なときには使います。
ただ適量を買うので、無理やり食べると
いうことはないです。
もちろん我満することはありますが、必要と
思えば我満することにストレスは感じません。
それに「買おうと思えばいつでも買える」と
思うと、かえってそれほど欲しいものって
無くなるんです。
もちろん、身の丈に合った物という意味です。
その結果、あまりお金は使わない。
交友関係に関しては、以前から自分のお金で
やりくりしていたので、前と変わりません。
お金を出し惜しみして、交友関係まで
無くしたくないです。
現在、ムッシューと別会計で生活するように
なってから、以前よりストレスが減りました。
以前はお金に関してムッシューのグチを
聞く度、連鎖反応で同じような気持ちに
なっていました。
おサイフが一緒でしたから。
でも今は、「公共料金が上がるのは仕方ない」
と思いますし、折半ですので文句を言うほど
ではありません。
そうしたら気持ちに余裕も出てきましたし、
自分なりにお金を増やすことも考えられる
ようになりました。
これは以前からやっていたことなのですが、
そのときは目の前のことばかり考え、ケチ
ケチ思考だったので、うまくいかなかったようです。
思考を変えて余裕を持って考えるように
なってから、少しよくなってきました。
といっても、この先どうなるかわかりませんが・・・。
でも毎日ケチケチ生活でストレスを抱えながら
生活するよりも、ケチな節約はやめて『価値の
ある節約』をしたほうが、生活ランクはあがり
ますし、お金も貯まると思っています。
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