暑い夏 食欲がないときの救世主:効果的なオイルの活用法

夏バテ、食欲低下の原因は?

夏バテ、食欲低下


毎日のこの暑さ、食欲が低下していませんか?
夏の暑さが増すこの季節、食欲が低下する
ことはよくあることです。

特にシニアにとって、食欲不振は
健康への懸念材料
となります。

食事から十分な栄養を摂取することは、
元気で快適な夏を過ごすために欠かせません



食欲を減退させる原因は、暑さによる
体への負担や、水分不足による体調の変化です。

食欲が落ちると栄養不足になって、体調を
崩したり、持病が悪化する可能性もあります。

ただ食欲がない時に無理矢理食べると、
消化器官に大きな負担となることも事実です。

今日はそんなときに役に立つ、
効果的な精油をご紹介いたします。


ただし、精油をご紹介する前に、お伝え
したい大切なポイントがございます。

日本では精油のことをアロマオイルと呼んで
いますが、
精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイル
は異なるもの
です。

精油は植物の花や葉、果実から抽出される
天然のエッセンス
であり、植物の成分を
濃縮したもの


一方、アロマオイル合成された香りの
オイル
を指し、精油とは異なる性質を
持っています。

今日、ご紹介するのは、
精油(エッセンシャルオイル)
です。
アロマオイルではありませんので、
ご了承ください。



夏バテ対策・食欲増進に役立つ精油

暑いのに、寒さを感じるわけは?


暑いはずの夏なのに、寒さを感じる。
このようなことはありませんか?

食事量が減り、摂取カロリーが少ないと
体温が低くなり、夏でも寒さを感じやすく
なります。

特定の精油は、食欲増進に役立ちます

フランスでは薬局で精油が入手可能なため、
一般的に広く活用
されています。


フランスで食欲がないときによく使われる
精油はこちらです。

【注意事項】
これらの推奨事項は、医師のアドバイスに
代わるものではありません。


次の場合エッセンシャルオイルの使用は
推奨されませんので、お気をつけください。


・ 妊娠中または授乳中の女性

・ 6 歳未満の子供

・ 呼吸器アレルギーをお持ちの方


【食欲低下のときに効果がある精油】

〇 ジンジャー

次のような症状に効果が
あるといわれています。

消化不良

食欲不振

鼓腸

便秘

・ 痛み

吐き気

乗り物酔い

【使い方】大人用
食事の前に小さじ 1 杯のオリーブオイル
または蜂蜜に 1 滴たらし、 1 日 3 回
摂取します。

注意点 ✖

妊娠中および授乳中の女性、
3 歳未満の子供、
抗凝固療法を受けている人、
手術前の人には適していません。



〇 カルダモン

・ 消化器系の不快感を和らげる

・ 食欲を刺激する

・ 口臭予防効果

・ 呼吸器系を浄化

・ ガスの除去を 促進


【使い方】大人用
食事の前に小さじ 1 杯のオリーブオイル
または蜂蜜に 1 滴たらし、 1 日 3 回
摂取します。

注意点 ✖
妊娠初期の 3 ヶ月間、
3 歳未満の小児には使用しないでください。


喘息やてんかんのある人は、使用する前に
必ず医師のアドバイスを受けてください。




健康な夏を過ごすためのアドバイス


「精油には経口毒性があるので、飲用には
適しません」


このような文言、よく目にしませんか?

日本では精油アロマオイルが同様の物と
考えられているので、このような
間違った文言も出てくるのでしょう。

フランスでは精油は治療薬として使われており、
内服にも使われています。
もちろんそのオイルは、アロマオイルでは
ありません。

アロマオイルは内服できません。

ただフランスでも、精油を内服する場合は
それなりの注意が必要
です。

内服の際は、これだけは必ず
守ってください

1. 適切な精油の選択
品質の高い、純粋な精油を選ぶことが
重要です。

2. 極めて少量の使用
精油は非常に濃縮されていますので、
内服する際も極めて少量(1滴など)です。

3. キャリアオイルとの混合
精油を内服する際は、キャリアオイル
(植物性ベースオイル)と混ぜて使用
することが一般的です。

4. 使用前の確認
アレルギーや持病がある場合は、
使用する前に医師の指示を仰ぐ。

適切に使用すれば、精油はとても
便利なツールです。


「でもやはり、内服は怖い」

このような方もいらっしゃるでしょう。


その場合は、ディフューザーやアロマ
ストーンをお使いください。

精油を拡散させる
ことで、食欲不振の軽減に
役立ちます


実は、匂いを感じる部分と味を感じる部分。
これは別々のものではなく、一つの神経線維を
通じて脳に情報を送っています。

ですから食べ物の匂いと味が、脳に届く前に
合流して、一緒に伝わるんです。

これら精油の匂いを拡散することで、
同じ効果を生み、食欲を増進させる
ことができます。

ディフューザーやアロマストーンに入れる
量は、各取り扱い説明書をお読みください。

ここでアロマストーンとディフューザーの
違いを簡単にご紹介しますね。

『アロマストーン』

石にアロマを垂らして使用します。
手軽に使えるためとても人気があります!


メリット

・ 置き場所を限定しない

・ 火・電気・水を使わないので安全・お手軽

・ 掃除が楽

・ 値段が安い



デメリット

・ 水洗いが不可

・ 香りが混ざるため 1 種類のアロマしか使えない

・ アロマ液の消費量が多い


『ディフューザー』

電気を使ってアロマの香りを広めます。
気化式、噴霧式、加熱式、超音波式
などがあります。

メリット

・ 香りが広範囲に届く

・ アロマオイルの消費量が少ない

・ 香りの持ちが良い

・ 加湿器にもなる

・ タイマー機能・ライトも楽しめる



デメリット

・ 手入れが大変

・ 電源タップが必要



精油の内服は慎重に行い、必ず専門家の
ガイダンスに従うことが重要です



持病がある、規定どおりに容量を守れない
という方は、ディフューザーやアロマ
ストーンをお使いになられたほうが
よろしいかもしれません。

バランスの取れた食事と心地よい香りが、
あなたの健康維持に繋がります。


暑さで食欲が低下してしまったときでも、
適切なケアや精油の活用で対処すること
は可能です。

この夏を楽しく、元気に過ごすお手伝いが
できたら嬉しいです。

あなたの健康と幸福な日々を願っています。


アロマストーン

  
ディフューザー


【参照】
compagnie-des-sens.fr 
aroma-zone


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