精油（エッセンシャルオイル）＆アロマオイルは違います。その見分け方は？

精油（エッセンシャルオイル）とは？
精油とアロマオイルの見分け方
エッセンシャルオイル（精油）を購入する際の注意点
「精油＆キャリアオイル」記事一覧

精油（エッセンシャルオイル）とは？

ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

このブログでは、さまざまなオイルをご紹介して
おります。

上質なオイルを活用することは、健康維持や
リラックスすることにおいて、効果的な方法とされています。

でも残念ながら日本では、
精油とアロマオイルを混同していらっしゃる方が多いです。

精油=エッセンシャルオイル

精油≠アロマオイル

私が居住するフランスでは、精油は薬局で入手できます。
ですからフランスでは、日頃から多くの人が
精油（エッセンシャルオイル）を日常生活に
取り入れていますし、医療にも使われています。

そこでこのブログで、精油とアロマオイルの
違いを説明したいと思います。

その前に少しお時間をいただき、私自身のことを
紹介させていただきますね。

私が生活の中に精油を取り入れるように
なったきっかけは、娘のアトピーでした。

もう 20 年以上前になりますが、娘は
5 歳でアトピーを発症しました。
その頃フランスでは ” アトピー ” という
言葉はほとんど知られておらず、どの医者に
行っても、処方されるのは普通の湿疹用の薬だけ。

そのような薬、効くわけありません。
娘のアトピーは、どんどん酷くなる一方でした。

日本と違い、フランスでは無添加のクリームも
ほとんどなかったのです。

ある夏のこと、娘がポツリと言った一言。
「○○ちゃんみたいに、プリンセスみたいな
服が着れたらいいな」

この言葉は私の心に「グサリ」と
突き刺さりました。

その頃、娘はまだ幼かったですが、肌が
露出する服は避けていました。

友だちになにか言われたのかもしれません。

そこで、石鹸やシャンプーを作ることに
したのです。
娘に合う物が売っていないなら、自分で作ろうと・・・。

それから精油やキャリアオイルのことを、
徹底的に調べ、生活の中にもさまざまな
オイルを取り入れるようになりました。

その結果、娘のアトピーも少し落ち着いて
きたのです。
この石鹸は、傷跡にも効いたようです。

生前母が階段から落ちて、頭を縫った
ことがあったのですが、市販のシャンプーは
傷跡に沁みるため、洗髪ができないと
言われたことがあったのです。

そこで私が作ったシャンプーを送ったところ、
「沁みなかったから、洗髪ができた」と喜んで
くれました。

娘が家を出てからも続けて作っていたのですが、
3 年前に日本に 7 ヶ月いたときに、持参
したものが足りなくなり、市販品を購入。
それから石鹸やシャンプー作りは中断しています。

でも精油やキャリアオイルは、今でも
生活の中に取り入れています。
ですから精油とキャリアオイルに関しては、
ある程度の知識は持っているつもりです。

内閣府に公益認定された、アロマテラピー
関連で唯一の公益法人（AEAJ）のサイトでは、
このように書かれています。

精油は植物の香り成分を抽出したエッセンス

花や葉、果皮、根などを蒸したり、皮を
搾ったりして抽出します。

精油１ kgを得るために、ラベンダーなら、
花穂を 100 ～ 200 kg。
ローズなら 3 ～ 5 トンの花を必要とします。

大量の原料植物から、ほんの少ししか
採れない貴重なエッセンスなのです。

AEAJ による精油の定義とは、

精油（エッセンシャルオイル）は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。

各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものである。

精油とアロマオイルの見分け方

下記は、精油とアロマオイルの異なる点です。

【アロマオイルとは】

植物に由来する天然香料・精油や合成香料を
アルコールや植物油（キャリアオイル）、
鉱物油などで希釈した製品を指します。

『キャリアオイル』
100 ％天然の植物油

例：オリーブ、ひまわり、グレープシード、ココナッツ

【精油とアロマオイルの見分け方】

・水と混ぜる

精油は水と混ざりません。
水の上で油の粒として、浮かんでしまいます。
水と混合できる場合は、純粋の精油では
ありません。

・瓶の色と種類

精油
暗い色のガラス瓶（遮光瓶）に保管する
必要があります。

アロマオイル
透明でプラスティックの瓶もあります。

・香り

精油
温度や季節などの環境要因によって異なります。

アロマオイル
他の成分を加えるため、香りを一定に保てます。

・価格

精油
植物によって違いますが、高いものもあります。

アロマオイル
希釈する分量で調整できるため、
低価格で販売できます。

エッセンシャルオイル（精油）を購入する際の注意点

どのオイルにも言えることは、
品質の良いオイルを購入することです。

安いオイルを買って「全然効果がなかった」
という人がおりますが、品質のよくない
オイルは期待するような効果は出ません。

品質の良いオイルなら、それなりに
効果も期待できます。

また品質の良い純粋のオイルなら、少量で
すむところ、品質のよくないオイルや
過度に希釈されたオイルを使うと、多くの
量を使わないと効果がでません。
その結果、かえってコスパも悪くなります。

効果を確かめるには、多少高くても
品質のよいオイルを買うことです。

精油は一般的に高いですが、
1 日に使う量はごくわずかです。

日割りで計算すると、1 日分はそれほど
高いものではありません。

それでは良い精油を買うには、どのような
ことに注意をしたらいいのでしょうか。

精油をご購入する前に、必ず下記事項を確認してください。

1. 信用のおけるサイト、または専門店で
購入しましょう。

2. 遮光瓶に入っている

精油は光や熱によって成分が変化します。
また酸化を防ぐためにも、遮光瓶が必要です。

3. ラベルを確認しましょう。

精油とは 100 ％純粋なものです。
ラベルには品質と抽出方法が記載されています。

4. オーガニック製品

化学物質(または農薬・化学肥料)
不使用のものがいいです。

「精油＆キャリアオイル」記事一覧

下記はこのブログに記載の、オイルに関する記事です。

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精油は非常に高度に濃縮された液体のため、
間違った使い方をすると危険な場合もあります。
使用にはより正確さと注意が必要です。

生後 3 ヵ月未満の赤ちゃんや、
3 ヵ月未満の妊婦には推奨されません。

〇皮膚が弱い方はパッチテストが必要です。

〇持病があったりアレルギーの方は、使用前に
医師のアドバイスを受けることをおすすめいたします。

じょうずにオイルを活用して、若さと
健康を保ちましょう。

このブログは、決して医師の診断や
医学的フォローアップに取って代わるもの
ではありません。
精油を扱う場合は、自己責任でお願い申し上げます。

【参照】
purosentido　atmocare
aeaj