人間ドック どうやって選ぶ

初めてかと思ったが・・・

日本滞在もあと 1 ヶ月ちょっと。
ぐずぐずしていると、人間ドックの
予約が取れなくなると思い、
受けれるところを調べてみた。


今まで受けた回数は 1 回だけ。
最初は友人に紹介してもらった。
これは間違いなく人間ドックだった。
料金もやはり 2 万円以上。

そして 2 度目。
地元の検診センターで受けたのだが、
「エッ、これで終わり?」と思ったのだった。

それは検診だった。
なるべく安いところと思って探して、
ドックではなく検診で予約したみたい。

やっぱり平均よりずっと安いのは
理由がある。
もちろん検診センターのせいではない。
こちらがしっかり読んでいなかっただけ。

そこで調べてみたが、歳を取ればとるほど
検査項目も多くなると書いてある。

でも・・・
脳はこの前調べてもらったから、
除外するとして、すべてを調べて
もらうとなると、料金も半端ではない。

また同じような内容でも、1 万円ほど
違うところもある。

地元の人間ドックは安かったが、
内容を調べてみると、やはり高い
ところとは、調べる内容も調べ方も違う。
どうせなら、しっかり調べてほしい。

マンモと検便は、フランスでやっている。
2 年か 3 年置きに通知が来て、保険で
やってくれるから、毎回受けている。


ネットで調べると、大腸カメラ、
大腸内視鏡検査がいいらしい。

50 歳以上は、大腸がんのリスクが多いと
書いてあった。
今は毎日飲むことはないが、飲酒は
しているし。

大腸がんについて、調べたら
このように書いてあった。

2018 年に部位別がん死亡数では、

・男性 3位

・女性 1位

大腸がんは男性の 10 人に 1 人
女性の 13 人に 1 人がかかる。

男性の 34 人に 1 人
女性の 人45 に 1 人
が、死亡するとされている。

高齢化の影響にて、大腸がん罹患率は
年々増えており、女性では高齢化の
影響を除いても増えている。

 一方で診断・治療の進歩で死亡率は低下。
大腸がんの病期は 0 からIVまで 5 段階あるが、
IIIまでであれば 5 年生存率が 80 %を超える。

適切な検診受診、大腸内視鏡検査での
早期発見で死亡率の低下が見込める疾患。

(全国がんセンター協議会の生存率共同調査
(2018 年 6 月集計))

【引用元 日本消化器内視鏡学会

でもこの検査だけで 3 万円はかかる。
ちょっと高いな~。

検便で陽性だったら、フランスで
保険でできるかな、と考えた。

それにしても、日本は人間ドックを
おこなっているところがほんとに多い。
少しでもフランスに来てほしい。


いろいろ調べてみたが、どこがいいか
わからないので、友人に聞いてみた。

じっさいに受けて、「ここがいいよ」と
教えてくれたところなら安心だし。

やっぱり当たり外れもあるだろうし・・・。
でも日本なら、そのようなことは
ないかな?




受けたい検査項目はいろいろあるが・・・


50 代以上は、下記の検査を受けたほうが
いいと書いてあった。

腫瘍マーカー(血液検査)
これは地元の人間ドックで行っている。
他のところよりも安いが、検査項目が少ない。
悩んだ末、検査項目の多い他のところにした。

頭部MRI
これは既に受診済みだから、除外

動脈硬化検査

骨密度
これは特に女性は受けたほうがいいと
書いてある。

その他にもピロリ菌、メタボなど
いろいろある。

でも、すべて希望どおりの
検査をするのは金銭的に不可能。

そこでベーシックな人間ドックにした。


予約確定


友人に紹介してもらったところに
決めた。

これだけ多くのクリニックが
人間ドックをおこなっているから、
やはりサービスにも力を
入れているところが多いようだ。

他のクリニックと差をつけないと
集客ができないのだろうか。
フランスに来たら、すぐに予約が
いっぱいになるのでは・・・と思う。

でもフランス人は行かないかな?
保険適用外だと難しいかもしれない。
そうすると、個人負担では足を運ぶ
人はそういないかも・・・。
行くとしたら、日本人かアメリカ人か。


私が予約したところは、
男女入れ替え制のようだ。
レディースデーというのもあった。
レディースデーは、医師もスタッフも
女性と書いてある。

以前受けたところは、男性も女性も
一緒だったが、それほど違和感は
感じなかった。

でも若い人は違うのだろう。
アッ、若くなくてもそうかも・・・。
私は無頓着なので、感じないだけかも
しれない。

クリニックの中は、とてもきれいらしい。


写真を見ても、ラグジュアリークラス並み。
また ” みなとみらい ” を一望できると
書いてある。

こんなところなら、これだけでも
行ってみる価値はありそう。


私が受信する検査項目は、人間ドックと
骨粗鬆の検査。

自分でも骨はもろくなっていると
思う。
どのくらいもろくなっているのか
知りたい。

もう還暦はとっくに過ぎているので
多少不安はあるが、日本の医療は
世界でもトップレベル。
そこで人間ドックを受けたら安心だ。


まだ子供が小さいとき。
夏休みは、毎年日本に来ていた。

日本に行く前に、なにかあった時の
ために、主治医に子供用の薬を
頼んだのだが、
「日本ならいい薬はたくさんあるでしょう。
なにもフランスから持っていかなくても
大丈夫ですよ」と言われた。

それからなにかあれば、薬は日本で
調達していた。
運のいいことに、あまり薬のお世話には
ならなかったけれど。

もうじきゴールデンウイーク。
このクリニックはGWでも休みなし。

フランスだったら、休日なら
医者も休みを取る。
まして連休なら「ポン」と言って
休日と休日の間に平日があったら、
その日は休みにして連休にしてしまう。


このGWで言えば、5月1日と2日。
この2日はどこも休んで連休とするだろう。
そのおかげで去年、私はひどい目にあった。

これが日本とフランスの大きな
違いかもしれない。


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