毎朝気になること
今朝、いつものごとく「よく眠れた?」
と声をかける。
毎朝、多少なりともいい返事を期待しているのだが、
娘の返事は「眠れなかった」
エッ、昨日よりも悪いじゃない?
と一瞬焦るが、「困ったわね~」と
軽く返しておく。
心の中では「困ったぞ!困ったぞ!」と
思ってはいるのだが・・・
娘は最近、帰宅時間が遅い。
聞くとレストランがけっこう混むようで、
ギリギリに入ってくるお客もいるそう。
寝不足のからだで動き回るのだから心配だが、
こちらとしては何もできない。
耳栓もあまり効果なかったか・・・。
「別の部屋に変わろう」と言っても
ここは便利なわりに比較的安い。
「便がよくてこのような安い家賃は
滅多に見つからない」と娘も言っている。
ただ昨日、部屋のドアに手紙が入っていた。
『 2 月から家賃があがります。
週 80 AUD 上がるのでよろしく!』
家賃が、1週間に7300円のアップ。
シドニーの家賃は日本と違い
支払いは週ごと。
ですから引っ越しをするには楽。
週単位で部屋を変えることも可能。
でも 2 部屋となると、アパートメントしかない。
でも娘の給料では無理。
そのうえアパートメントは、
旅行者に賃貸はしてくれない。
だからふたりで払うと言っても、無理な話。
その前にそんなお金出せないけど・・・。
シドニーのアパートメント
娘が今いるホテルは、ふつうのホテル。
娘は食事は仕事先で出るし、夜は遅いので
いつも軽く食べて終わり。
だからここはキッチン無し。
娘が引っ越しをしたのも最近、
どうせこの先長く住むわけではないので、
キッチン無しで安く抑える。
この考えはありだと思う。
ただひとりなら問題はなかったのが、
私が来てふたり住まい。
「眠れないのはママのせいではない」
と言ってくれても、やはり気になる。
そこでシドニーのアパートメントホテルを
調べてみたら・・・。
安くても、一晩で 2 万円以上はざら。
シドニーは物件が高い。
以前シドニー在住の人とチャットをしたことが
あるが、その人も言っていたこと。
じつは娘がシドニーに住むと聞いた時点で、
なにか問題が起こった時、聞くことができる人が
いたほうがいいと思い、
シドニー在住の人を探した。
なぜなら、シドニーは私にとって未知の世界。
親ばか!
もちろん娘には内緒。
見つけた人は、シドニー在住の
子供ふたりの父親。
日本に関心があり、日本語を勉強していた。
ただ時差の関係もあり、1年ぐらいで
そのうち途絶えてしまった。
娘もシドニーに住んでから 1 年経ったので、
安心したのもあり、その後は誰とも
コンタクトは取っていない。
話が逸れたけれど、シドニーは本当に高い!
長期滞在用に必要なものは付いていても、
1 室ならこことたいして変わらない。
他の方法として、
・ 私がホテルを見つけてひとりで住む
ことも考えたのだけれど・・・
娘も今のところ、それは望んではいないようだし、
私は ” 娘と一緒にいられるのも今だけ ”
と思っているので、できたら近くにいたい。
娘が家を出たのは 19 歳。
それから今まで離れて生活。
高い家賃でも
「それくらい、大丈夫よ。任せておきなさい」
と言えたらいいのだが、それは夢のまた夢。
ウーン、難しい!
さてさて、どうしますか?
ここは中心地に近く、歩いてシティにも行かれる。
シティと呼ばれるところには、デパート、レストラン、
お店が並んでいる賑やかな場所。いわゆる中心地。
娘の仕事場にも近い。
娘が言うには、以前は仕事が終わるとバスに乗り
宿泊先に帰るまでに 45 分かかったとのこと。
夜も遅くなると、郊外は人通りも少なくなる。
ホームレスもいるし、たまにおかしなことを
叫んでいる人もいる。
時間も交通費もかかり、その上リスクもある。
やはり郊外に住むのは、感心しません。
解決策が見つからない。
でも娘にはしっかり睡眠をとってもらいたい。
この心配、いつまで続くのかな~。