スマホ2台持ち
今、スマホは 2 台持ち。
娘からもらったiphone は日本のSIM。
以前使っていたスマホはフランスの
SIMを入れている。
iPhoneはフランスのSIMカードを
挿入してデュアルSIMとして使えるが、
近々 シドニーに行って 3 週間ほど
滞在する。
そのため、シドニーで頻繁に使用する
SIMカードはiPhoneに入れたい。
もう 1 台のスマートフォンは
たまに調子が悪くなるから。
そのスマホは、Xiaomi NOTE 7。
もうかなり古い機種だ。
スマホカバーでわかった日本とフランスの違い
このXiaomi、何年使って
いるだろう。
私はスマホをそう酷使しないし、
落としたりすることも滅多にないので、
スマホは比較的長く使える。
以前のスマホもまだ使えたのだが、
古くてアップデートが出来なくなった
ので、新たなスマホを購入せざるを
得なかった。
アップデートができないと、
セキュリティの面で心配だし、
入らないアプリもある。
だからスマホカバーもけっこう
くたびれていて、人前に出すには
ちょっと恥ずかしいときもあった。
そこでシドニーで探したのだが、
シドニーではどこを探しても
Xiaomi は売っていなかった。
当然、アクセサリーもない。
そこで日本で探してみた。
Xiaomiはけっこう売られていたが、
私の持っている機種のアクセサリーは
なかった。
やはり古いからだろう。
そこで昨日、ネットでXiaomiの
カバーを探してみた。
さすがに古いせいか、あまり
選択肢がない。
Amazonで何点か見つけたが、
気にいったものがない。
これは・・・と思うものは、中国から
来るのか、到着日は今月 28 日。
もしちょっと遅れたら、私の出発後に
届くことになる。
そこでフランスのAmazonを見てみた。
フランスもそう種類はないが、まだ
売っている。
値段もそこそこ。
店頭にはもうないだろうが、ネットでは
購入可能なことがわかった。
でもこの後シドニーに 3 週間ぐらい
いるので、やっぱり今買っておきたい。
今迄 手帳型のカバーだったが、
シドニーで頻繁に使っていたら、
手帳型は意外と不便に感じられた。
だから手帳型でなく、ふつうの
カバーを探している。
そうなると、スクリーンプロテクションが
必要になる。
これがけっこう高い。
フランスのサイトで見ると
日本より選択肢があるし、安く
買えるようだ。
シドニーではだいじに使って、
スクリーンプロテクションは
フランスで買うことにした。
そして、カバーを 1 点購入。
今日届く予定。
日本は早い！
フランスなら、翌日届くことは、
滅多にないから。
それも購入したのは昨日の午後だし。
消費者としての価値観の違い
これから感じたことは、
日本のスピード感とフランスの安定感。
今、スマホの新機種が次々に発売されている。
当然、新機種のスマホカバーも出てくる。
新機種のスマホカバーは、日本のほうが
選択肢があり、そのうえ安く買える。
ただ、古い機種に対するカバーの
取り扱いは減少し、入手困難になる。
これは、需要があるにもかかわらず、
生産を継続することが難しいからだと思う。
一方フランスでは、古い機種に対する
カバーの取り扱いは日本より多くある。
これは、フランスは新しい機種が
出ても、買い替える人が日本より
少ないからだと思う。
このスマホカバーの販売状況からみても
・ 日本は常に最新の技術を求める市場
・ フランスは安定的な市場
と言えるのかもしれない。
ただ言い換えれば、フランスは遅れている
とも言えるけれど・・・。
フランス人は、新しいものにすぐに
飛びつかない。
もちろん。フランス人すべてがそうだ
とは言わない。
ただ私の周りを見ても、年齢に関係
なく、新しい物にすぐ飛びつく人は
ほとんどいない。
これは、「今持っているものを大切に
するから」と言ったほうがいいかもしれない。
町並みを見てもわかるように、価値観が
違うのだろう。
フランス人は一般的に倹約家だ。
無駄な出費をせずに、必要な支出を
最小限に抑える。
無駄遣いをしない。
フランス人は長期的な視野でみて
物を大切にする。
節約にも繋がるため、これは
とても素晴らしいことだと思う。
また人と比べることもないので、
古くなろうが、自分が気にいっていれば
それでいい。
でも欲しいものがフランスには
なく、日本にはたくさんあって、
そのうえ選択肢が多いのを見ると、
「フランスはなんて遅れているんだ」
と言いたくなる。
自分でも勝手なもんだと思っている。
