ニュースを見て不安になる
ニュースを見ると、日本、フランス、また
多くの国で不安になる記事が多いですね。
自身に少しでも関係のある人が、巻き込ま
れていたら、心配になります。
でもニュースを見ただけで、
「もし自分の身にそのようなことが起こったら」
「明日にでも、このようなことが起こるのではないか」
このように思って不安になり、夜、なかなか
寝つけなかったり、食欲が湧かなかったりと
言いようのない不安感に襲われていたら、
それは考えた方がいいです。
『不安』は私たちの日常生活の行動に様々な、
時にはかなりネガティブな影響を与えることが
あります。
異常気象の関係で、現在フランスでは、
多くの県で洪水が発生しております。
そのうえ相変わらず、雨も降り続いています。
2 ヶ月以上、街の中が川になっており、
自宅に帰れない人も多くいます。
今迄は、気象庁が大雨警報を出したとしても、
まさか、自分の住んでいる町全体が洪水に
なるなんて、考えもしなかったでしょう。
でもこうなると、「自分の住んでいる
ところは大丈夫だろうか」このように考え
る人がいても、おかしくはありません。
私たちが不安を覚えるのは、多くの場合、
自分の身に何らかの「危険」が降りかかる
可能性を感じたときです。
「何となく嫌な予感がしたから」というよう
に、不安を感じたため行動したら、結果的に
助かった、というようなこともあります。
科学的な証明は難しいようですが、『第 6 感』と
いう言葉があるように、これは生きていくために
必要な感情なのでしょう。
でもあまりにも不安の感情が強すぎると、
悪影響を及ぼします。
- 大雨が降る度に洪水の心配をしていたら。
- 公共交通機関を利用する度に、事故の
心配をしていたら。 - 夜、寝ているときに地震がきたら
考えたら、きりがありません。
もちろんそのようなことが起こった
ときを考えて、備えをしておくことは
大切です。
でも四六時中このようなことを考えて
いたら、精神が病んでしまいます。
不安を解消するには
以下のような症状が現われてきたら
気をつけましょう。
- 頭痛がする
- 呼吸が速く、または浅くなる
- 緊張感が強まる
- 脈拍が速くなる
- 心が落ち着かない
特にひとり暮らしをしている方、
心配で不安になる方もいらっしゃるかも
しれません。
ストレス症状と不安症状は違うものですが、
重なることもありえます。
日頃、ストレスがある方は、なるべく
ストレスを減らす努力をしたほうがいいです。
不安症状を消す解決策として、
- その原因となる報道から少し離れて、
冷静になる。 - 防災グッズの備蓄など、できる範囲の
対策をしておく。
など、不安を軽減するようなことをやって
おくと、毎日健康的に過ごせると思います。
我が家のある地域は、今のところ洪水は
発生していません。
ただここからそう遠くないところで、
すでに洪水が発生し、避難した人もいました。
つい先日のことですが、あるアパートの地下
に水が流れ込みました。
それを見たご高齢のひとり暮らしの女性が、
心配そうに「ここは大丈夫かしら」
このように呟いていました。
確かに、よくないニュースが多いと、
不安になります。
まして自然災害は、予知できません。
ただ常に不安を感じていると、精神的にも、
身体面にもよくありません。
でも・・・。
「心配しないようにする」
「私には、そのようなことは起こらない」
このように思うことは、かえって逆効果。
「心配するべきではない」 と脳に呼びかけると、
脳はかえってそのことばかり考えてしまうのです。
だから「備えはしてあるし、これで安心」
このように思い、他のことに注意を向ける
ようにすれば、不安は解消されます。
『心配』『不安』は、負のスパイラルが
溜まるだけです。
それよりも今、自分にできることをして
おき、毎日楽しく過ごすほうが健康的です。
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