若さを保つ秘訣は、〇〇〇を忘れること

いつまでも若くいたいなら『主観年齢』で生きよう


「自分のことを客観的に見たら、
あなたは今、何歳ぐらいだと思いますか?」


このように聞かれて、「自分は実年齢より
8 歳は若いと思う」と即答できる人は、
精神的に健康でいられる可能性が高いです。

その反対に、実年齢より 8 ~ 13 歳上だと
思う人は、病気などのリスクが高まります



「自分は若い」と本気で思うだけで、
脳も体も若くなります。

脳の老化も遅くなりますし、健康的に
長生きできるのです。


歳をとるのは誰でも同じですが、
実年齢より若い気持ちでいる人もいますし、
実年齢より上だと感じている人もいます。


自分が感じる主観的な年齢
「主観年齢」と呼びます。

「自分は年寄りだ」と思っていると、
どんどん年寄りっぽくなっていくのです。

早い人は 40 歳ぐらいで、主観年齢が
高くなるようです。


『主観年齢』と実際の脳年齢は、
関連しています。


高齢者でも気持ちが若い人たちは、
MRIスキャンで見た脳において、老化の
特徴が少ない傾向にある
ようです。

実年齢よりも若いと感じている人たちは、
実年齢よりも年をとったと感じている人たち
と比べて、部分的に “脳の灰白質の体積が
大きい” 傾向にあったのです。


脳の灰白質が減少すると、

加齢による空間認識能力の低下

運動能力の低下

など、さまざまな変化が起こります。

また、「実年齢よりも気持ちが若い」
と答えた人たちは、記憶力もよく、健康
状態も良好で、鬱の症状を報告する可能性
も低かったといいます。

これは韓国の研究結果で、学術誌
『Frontiers in Agein Neuroscience』に
掲載されていることです。






やるべきことは、実年齢を忘れること



60 歳を過ぎると、忘れっぽくなってきますよね。

それなら、いっそ自分の歳を忘れてしまいましょう

実年齢を忘れ自分の歳は自分で決めれば
いい
のです。


『ドイツ老年医学センター』がおこなった
調査では、「実年齢よりも若いと感じて
いる人は、そのことによってさまざまな
恩恵を受けているようだ」としめています。

この研究は、同国で 40 歳以上の中高年
地域住民 5,039 人を対象に、2017 年まで
3 年間追跡調査をしました。

主観的年齢の若さは

ストレスの影響の抑制

全身性の炎症を抑える

ことにつながり、
健康上のメリットを生み出す可能性が
ある」と述べています。



また、自覚しているストレスの強さは、
機能的健康レベルの低下の速さに関連
しており、その影響は高齢になるに従い、
より大きくなることも判明しました。


その上、血管年齢まで若くなるのです。

血管年齢を調査したところ、
「見た目が実年齢よりも老けている人は、
81 %の人が血管年齢まで高くなる」と
いう結果もでています。


『米ジョージ・メイソン大学』の名誉教授、
そして心理学専門のJim Maddux氏は、
「自分が若いと感じることは、ストレスに
よる健康へのマイナスの影響から、その人を
保護しているように思われる」といっています。




主観年齢は寿命にも影響する


このように、老化を左右するのは、
実年齢より『主観年齢』
です。

主観年齢が若いと、うつのリスクを下げる
とともに、歳を取っても精神的に健康
いられる可能性が高まるようです。

また認知症のリスクを軽減したり、入院の
可能性を低めたりと、身体的な健康にも
影響
します。


フランスの『モンペリエ大学』では、
合計 1 万 7000 人以上の中年・高齢者を
長期追跡調査しました。

「自分は若い」と感じている人のほとんど
は、実年齢より 8 歳若いと感じていたようです。

そして、主観年齢が実年齢より 8 ~ 13 歳
上の人
は、対象期間中の死亡リスクや病気
による負荷が、通常の 18 ~ 35 %高かった
のです。


心理学的・生理学的な要因などにより、
負のスパイラルが始まると主観年齢が高く
なり、健康は悪化し、それによってさらに
老いを感じ、弱くなっていく。

このように主観年齢は心理的身体的な
健康状態とも関連
しています。


脳が若いから気持ちが若いのか、それとも
気持ちが若いから、脳を健康に保てる生活
習慣が送れるのか。
その因果関係は定かではありません。


ただ、『思いこみ』というのは、ものすごい
威力を発揮
します


「自分は若い、自分は若い」と思うことに
よって、ストレスが緩和され、健康への
ダメージを減らすことができるのです。


また見た目が若ければ、その若さを保つ
ために、それなりにケアをしたり、
おしゃれもするでしょう。

見た目が若くなると、鏡を見ても元気に
なります。
そうすればより若々しくなり、好循環と
なるのです。

それこそ、「病気は気から、若さも気から」
です。



『南デンマーク大学』の双子の研究で
おもしろいことがわかりました。

70 歳以上の双子 1826 人を対象にした
研究で、見た目が若い人のほうが身体能力
が高く、寿命が長いことが判明したのです。

さらには、認知機能も高く、うつ病の発症
リスクも抑えられることもわかりました。

双子ですから、遺伝子はほぼ同じで、
寿命もほぼ同じはずです。

このように遺伝的には同じであっても
見た目によって寿命が異なってくるという
ことがわかったのです。


見た目の若さは、遺伝ではなく、
環境や生活習慣によって作られます


見た目が若い人というのは、意欲がある人。
その意欲のおかげで身体や脳を使うので、
老化が遅れるとも考えられています。


「いつも若く見られたい」と思いませんか。
それには、「自分は若い」と常に本気で
思うことです。

暗示のように毎日唱えていれば、次第に
若くなっていきます。



サバを読むこともOKです。
自分は若いと思うことで、本当に見た目が
若くなり、寿命も長くなります。


もし自分が年齢よりも年老いていると
感じたら、それはあなたの生活習慣を
改める良い機会なのかもしれません。




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