フランスのスーパー、レジの打ち間違いが増える?

フランスのスーパー、小売店がレシートを廃止


知らなかった!
購入した金額以上の代金を払っている。

それがわかっても証拠がなく、返金請求が
できない。

このようなことが起こる可能性は、
大いにあり得ます。

・・・・・・・・・・・・・・・・

いつも行くスーパー。
ここは野菜やくだものが新鮮で、
多くの人が買い物に来るところ。

そこで 2 品買って、店の外で何気なく
レシートを見ると、プラムを買ったのに
赤ピーマンと打ってあるのです。

赤ピーマンは、プラムよりも値段が高い。
すぐにレシートを持って店に戻り、
返金してもらいました。

でもこれからは、このような間違いが
あっても、気づくことができなくなる
かもしれません。


フランスは、2023 年 8 月 1 日から、
領収書の自動印刷が終了しました。
これは、廃棄物や健康に有害な物質を減らすためです。


ただ消費者がレシートを要求すれば、印刷
してくれます。
請求しなければ、レシートを受け取ることが
できません。

ただレシートが保証書の代わりになって
いる場合は、必ず印刷してくれます。

それでも他の多くの商品に紛れてしまうと、
忘れられてしまうこともあるので、
購入者自身が気をつけなくてはなりません。


現在、我が家の近辺のスーパーで買い物を
すると、ほとんどの店員さんは
「レシートは?」と聞いてくれます。

ただこれも店員さん次第、聞かない人もいます。

それにレシートが必要な場合は、決済の時に
伝え
なければなりません。
次の人の商品を計算してしまうと、
もう手遅れです。


私は買った金額を毎回つけるようにして
いるので、レシートは必ずもらいます。
ただ根が大雑把なので、合計金額を
メモしているだけですが・・・。

すべての商品と金額を照らし合わせると
いうことは、やっていません。

ただこのときは、購入した商品が2点だけ。
何気なくレシートを見たら、間違いがあったのです。


このスーパーのレジ、大手スーパーと違い、
レジの人が商品を計量した後、パネルにある
コードをタッチする仕組みになっています。

買い物客からは、このパネルは見えません。
だからレジの人が間違ったパネルを押しても、
わからないのです。
私の場合はプラムを買ったのに、赤ピーマンと
計算されていました。




レジの打ち間違い・返金は

そして昨日、
「近くのカルフールは、商品コードを
機械に通すので間違いはないだろう」

と思っていたのですが・・・。

私がスーパーのベルトコンベアーに商品を
並べていると、一組の夫婦がレジにやって
きました。

私の前にいた夫婦です。
聞いていると、『同じ商品を 2 回計算して
いる』
とのこと。

彼らは商品の入ったカートも、持って来ています。
レジ係から、カスタマーサービスに行って
返金手続きをするように言われていました。


こうなると、商品コードを機械に通すだけ
でも、計算間違いは起こる
ということです。

レジの計算間違いがわかった場合、
通常は決済直後に、証拠となる商品と
レシートを持っていかないと、返金請求は
難しいです。

ということは、やはり従来どおり、
レシートが必要になるということですよね。



レジの打ち間違い対策



スーパーで買い物をする時に見ていると、
若い人はほとんどレシートは受け取りません。

高齢の夫婦または、子連れの方で多くの
買い物をする人は、レシートを請求する
人が多いようです。

家計簿をつけるのに、必要なのかもしれ
ませんね。
私も家計簿まではいきませんが、毎月の
出費を見るためにつけています。

口座の引き落としだと、後日になるので
忘れてしまうのです。
(それでも忘れることが多いのですが・・・)


でもこう頻繁に間違いがあると、
安心できないですよね。

前出のスーパー。
人出不足なのか、現在新しい人が
ときどきレジで働いています。
この人が間違えた人。

40 代でしょうか。
新人かと思ったら、この人が責任者だった
ようです。

でもレジ打ちはやったことがないようで、
商品を打つ前にいちいちリストを見るので、
とても時間がかかるのです。

フランスのスーパーは、店内が混んで
いても、開いているレジ
2 つか 3 つ
いうことがよくあります。

もちろん、レジには長~い行列。
そういうときは、適当に打ってしまうの
でしょうか。
私が間違いを発見したときも、レジの前に
行列ができていました。

大手のスーパーは、現在 2 種類のレジ
あります。

1. コードをスキャンするタイプのレジ
我が家の近くの大手スーパーなどは、この
タイプです。

たまに商品をスキャンしても、「ピッ」と
音がしないときがあります。

そのようなときは、続けて 2 回スキャン
するので、それが間違って 2 回分計算されて
しまうのでしょう。


2. セルフレジ
これは自分でスキャンするのですが、
我が家の近所のカルフールは、カートを利用
した場合は、セルフレジは利用できません。

カートがある場合は、有人のレジに行く
必要があります。

でも最近このセルフレジ、レシートが
出てきません。
少数の買い物をしてセルフレジで決済した
ら、レシートのボタンを押しても出てこない。
係りの人に言ったら、「紙切れ」で
レシートは発行できない
とのことでした。



レシートを受け取らない場合
現金で支払う場合、自分で金額を覚えるか
メモ
しなければなりません。

カード決済でしたら、銀行の口座を見れば
引き落とし額でわかります。

でも各商品の金額は、載っていません。
となると、野菜やくだものなど、小さな
金額の打ち間違いはわかりませんよね。


今後、この問題はどうなるのでしょう。

私はこれからもレシートは請求する
つもりですが、各商品と金額は都度、
照らし合わせたほうがいいかもしれません。


廃棄物が減るのは、とても有意義な
こと
だと思いますが、でもこのレジの打ち間違い

この問題を解決できないと、今後これが
大きな問題に発展しそうな気がするのですが・・・。

こう思うのは、私だけでしょうか。


【参照:service-public.fr



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