犬ネコの販売禁止・抜け道は?

子犬が欲しいけど・・・

ペットショップ2


フランスでは今年 2024 年 1 月 1 日から
ペットショップやオンラインで、犬や猫の
販売が禁止
されました。

現在、犬や猫の販売を許可されたサイト
だけが販売を許されています。
そこで販売を許可されるのは、ブリーダー
や販売許可を得た業者だけ。

もちろん、個人は販売できません。


理由は、衝動買いや放棄をなくすため
毎年、多くの犬や猫が放棄されています。

特に夏や冬のバカンスになると、その数は
一気に増えます。

フランスではバカンス時に、アパートや
家を借りる人が多いのですが、ペット不可の
ところもありますし、ビーチも犬猫禁止の
ところもあります。


我が家も以前は犬を飼っていましたので、
バカンス用に家やアパートを借りる際は、
まず「ペット可」と書かれている物件を
探しました。


最近、近所の人と話したのですが、ペットの
販売が禁止になって、2 種類の人がいることが
わかりました。

「次に飼うとしたら、保護協会かな。
でもブリーダーは高いし、もう飼わないかも・・・」。
と言う人。

もうひとりは、以前も「アレッ」と思った
ことがあったのですが、犬を飼うなら
子犬から飼いたい人です。

この人は今まで、ペットショップで
飼っていたようです。

この女性、以前はヨークシャーテリアを
連れてよく散歩をしていました。
それが、3 ~ 4 日見ないと思ったら、違う
犬を連れて散歩しているんです。

頼まれて散歩でもしているのかと
思ったのですが、それなら自分の
犬も一緒に連れてくると思いませんか。

そこで「あなたの犬は?」と聞いたら、
「病気で助からないから、安楽死させた」と
言うのです。

「エーッ、あんなに元気に走り回って
いたのに?」とビックリ。
こちらの人に多いのですが、病気になると
けっこうお金がかかるので、安楽死を選択
するのです。

この人がそうかどうかは、わかりません。
ほんとうに苦しんだため、医者がそのように
提案したかもしれません。
そこまで聞いていないので、わかりませんが・・・。

でも見かけなかったのはたった 3 ~ 4 日ほど。
そして今は、違う子犬を連れているんです。
これは私でなくても、驚くと思いませんか。


この人は、子犬から飼いたいと言っていたので、
法律が変わった今、今の犬がいなくなったら
どうするのでしょう。

ブリーダーは、予約が必要だと思うのですが。
となると、抜け道探し?

といっても、彼女が連れているのは子犬
ですから、今、そのようなことを考える必要
はないと思いますが。




犬や猫を入手するには


それでは、犬や猫を飼うにはどこで入手
できるのでしょうか。

犬や猫を買う場合は、ブリーダーや
動物保護協会から購入
できます。

個人から購入する場合は、成犬(猫も同様)
でなければなりません。
生後、1 年半~ 2 年でしょうか。


このような法律が決められてから、以前は
ネット上で頻繁に犬や猫の販売がおこなわ
れていましたが、今は無くなりました。


でも・・・
裏ではまだ犬や猫の売買はおこなわれて
いる
ようですが・・・。

どこにでもいるんですよね。
法の目をかいくぐったり、裏取引をする人が。


現在ペットショップで売られているのは、
げっ歯類、魚、ウサギ、鳥、爬虫類などです。

今度は、これらに興味を示す人が増える
かもしれませんね。

ちなみにフェレットは、犬や猫と同様に
扱われるようです。
ウサギやモルモットは、ペットショップで
売られているのに、なんでフェレットは
別なのでしょうかね。



犬を繋ぐときには、ルールがある



日本では犬の散歩は、リードをつけなければ
いけないようですが、フランスでは、リードは
必須ではありません。

じっさい、私も往来の激しいところでは
リードをつけましたが、家の傍や車の
通りの少ないところでは、リードは
つけませんでした。

たいていの犬はよく躾けられているので、
リード無しでも飼い主のそばを歩いています。

また庭に犬をつなぐ場合
フランスにはこのようなルールがあります。

  • 悪天候から犬を守る犬小屋を設置する。
  • 首輪と鎖は動物の大きさと力に比例し、
    過度の重量を持たず、動きを妨げないもの。
  • 動物が自由に動けるよう、水平ケーブル
    上を滑るチェーンを使用する。

  • 水平ケーブル上にチェーンがない場合、
    リードは動物が自由に動き、横たわる
    ことができるものでなければならない。
  • チェーンの長さは、スライディング チェーンの
    場合、少なくとも 2.50 メートル。


    別の取り付けポイントに取り付けられた
    チェーンの場合は、3 メートルでなければならない。


一般的にフランスでは犬を庭にチェーンで
繋いでいる家は、ほとんどありません


私がウォーキングをするときに通る家が
2 軒あるのですが、どちらも大きな犬がいます。

私が家の前を通ると、まず 1 軒目の犬が
吠え、私について庭を横断。

次に隣の家の犬が、これもまた吠えながら
庭を横断します。

ただ 1 匹はそうけたたましく吠えるわけでは
ないのですが、吠え声がやはり大きい。

これが日課になっています。
どちらも庭はけっこう広いですし、私に合
わせて、犬も吠えながら走るので、これは
いい運動になっているでしょう。

ただ私だけでなく、誰かが家の前を通る度に
吠えるので、周りの人はうるさくないのかな?
とも思うのですが・・・。




それにしても・・・、
気になるのは、今までペットショップに
いた、犬や猫。

良い引き取り手が見つかっているなら、
いいのですが・・・。





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