座骨神経痛・効果のあったモロッコのハマム

医者の待合室・マナーモードがないとこうなる

マナーモードが無いと・・・


医者の待合室。
予約の時間を過ぎても、いっこうに
名前を呼ばれません。

しばらく経つと、待合室にはひとりまた
ひとりとやってきます。
でも待合室の人数は、一向に減りません。


そこに女医さん、登場。
「インターネットが使えないので、
現在何もできません。ご了承を。」
と言って、奥に消えていきました。

皆 そのまましばらく待っていましたが、
15 分ほど経過した頃から、電話をかける人が
多くなりました。

こちらには『マナーモード』というのは
ありません。

だからクリニックの待合室も、外も同じ。

着信音が大きい人もいれば、大きな声で
話す人も
います。

これは、以前救急で行った病院の待合室も
同じ
でした。
このときはスマホゲームの音が凄かったですが・・・

フランスの救急の待合室
どのような光景かご興味がありましたら
このブログをご覧ください

ここに出てくる医者は、今の主治医です。

ブログタイトル
緊急で行った病院で待つこと11時間、
待合室はゲーセン!




フランス・医者選びも評価が大事

医者選びも評価を見る


それでは昨日の話から。
昨日、一昨日と医者に行っていました。

2 日とも、私の症状を心配した娘が
取ってくれた予約でした。

3 年前から急に左足の脛が痛くなり、
徐々にひどくなっているのですが、
どこに行っても原因不明

半ばあきらめていたのですが、娘が
「専門医に行った方がいい」と言い、
予約を取ってくれたのです。

フランスでは専門医に行くには、主治医の
手紙が必要
になります。
この手紙が無いと保険がおりないし、
専門医の予約は、個人ではほとんど
不可能
に近い。

主治医の手紙があっても、予約が取れるのが
3 ヶ月先とかは ざらです。

主治医の予約が取れたのは、1 週間後でした。
上記に書いたのは、このときの待合室の状況です。

そのうちインターネットが通じ、1 時間半ほど
して、やっと私の番になりました。

そこで専門医に手紙を書いてもらい、
クリニックを出てすぐ、紹介してもらった
専門医に電話をしました。

でも予約が取れたのは、1 ヶ月先。
娘にそれを伝えました。
すると「その医者はやめた方がいい」と
言うんです。

今はネットで、医者の評判を見ることが
できます。
星の数や口コミを調べたら、「とても悪い評価が
多い」と言うんです。

ネット上の評価をすべて鵜呑みにする
わけではないですが、以前悪い評価の
歯医者に行ったら、とんでもない目に
あったことがあります。

ですから出来たら、そのような医者は避けたい。
医者探しと予約は、娘に任せました。

娘が調べたのは、50 キロ先の医者。
そこは “アヌシー” と言う有名な街。
昨日の朝、娘から「今日予約が取れた」と
メッセージが入りました。

「エッ、今日? 随分早いね~」
とビックリ。

娘が言うには、
最初に電話をしたクリニックは、予約が
取れるのは来年の 1 月。
アヌシーでは、専門医は二人しかヒット
しなかったようです。

そこで残ったもうひとりの医者に望みをかけて
頼んだら、予約を入れてくれたそうです。
「本当だったら来年の予約だったのよ」と
言っていました。

「どうやったの?」と聞いたら、
「しつこく頼んだだけ」と。

そこで昨日、その専門医に行ってきたのです。
受け付けで、飛び込みで入れてくれた
お礼を言うと、「娘さん、お母さんのこと
随分心配してたから。」と笑って言われました。

「そんなに必死に頼んでくれたんだ。」
と娘に感謝。

そのクリニックは、午後は 2 時からの営業
なのですが、急を要する患者は 1 時から
受け付けてくれるようです。

フランスの専門医は、予約が中々取れない
ので、緊急の場合など、このようなシステム
を取るところが多いです。

私が橋本病で通っているクリニックも
同じく、休みの日に急患を入れています。


人によって違う坐骨神経痛

坐骨神経痛


そこでいろいろ調べてもらいました。
そこは血行障害を調べる専門医。
日本で言うと『循環器科』でしょうか。

  • 目の上



  • 足の付け根

  • ふくらはぎ

  • 足首

すべてエコーを取ってもらったのですが、
「静脈瘤らしきものが 2 ヶ所あるが、問題無し。
血管も異常無し」と言われました。
血管内で詰まっているところは無いようです。

“血管は正常” これは喜んでいいことなんですが、
「だったら原因は何?」

そこで尋ねたら、
「持病である『椎間板ヘルニア』から来て
いるのでは」と言われました。


これは長年抱えている持病ですが、
これだったのか~・・・。

でも血管は問題無しと言われて、ほっと
しました。
以前、”エコノミー症候群” をやっているので、
「もしかしてまた血栓?」とちょっと気に
なっていたのです。

血栓は怖いですからね。
ですから納豆を食べたり、亜麻仁油を
使ったり、自分なりに工夫していました。

でも血管に異常がないのは、このおかげかも
しれません。

家に帰って調べると、私のこの
状態は、一般に言われる『座骨神経痛』
のようです。

『座骨神経痛』は病名ではなく、症状を
表わす言葉。
ですから人によって、症状が違うようですね。

私は歩いているときは、痺れや痛みは
感じないのですが、反対に歩くと痛みや
痺れを感じる人もいるようです。

この場合、フランスだと “キネ” に行くよう
に言われます。


キネ(Kiné)
理学療法士のこと

でもね~、このキネ。
昔、けっこう通ったんです。
何回かキネを変えて行きましたが、
効果はありませんでした。

その結果、キネでは治らないとわかり、
それから 20 年ぐらい経ちますが、
今はいっさい行っていません。

「また行っても同じだろうな~」と
思うのですが・・・。



唯一効果があったテラピーとは?

モロッコのハマム



今迄私が受けたもので、唯一効果があったのは、
モロッコで行った “ハマム” だけ
他のマッサージを含め、温泉も効果は
ありませんでした。

ハマムとは、主に中東全域に広く見られる
伝統的な大衆浴場です。

モロッコで行った “高級ハマム” 。
お値段はけっこうしましたが、ここで受けた
テラピーの後、長年感じていた足の痺れと
痛みがすっかり消えていたのです。

自分でも驚きでした。
でも行ったのは 1 回だけっだったので、
また元に戻ってしまいましたが、何回も
続けて行ったら治るかもしれないですね。

そこで受けたテラピーは、
ハマムとアルガンオイルマッサージのコース。
通して 2 時間弱だったと思います。

  1. まず、ハマムで用意してくれた下着をつけ、
    バスローブを羽織って、浴場に行きます。


  2. バスローブを預け、ベッドの上に
    横たわります。

    そこでお湯をかけられ、蒸気の中で
    体を暖めます。

  3. “サボンノワール”というブラックオリーブ
    でできた石鹸
    を体全身に塗られ、また蒸気
    の中でそのまま横たわります。

  4. しばらくすると垢すりをしてくれる女性が
    戻ってきて、一生懸命体をこすってくれます。

    これがとても気持ちがいいんです。
    お湯で濡らしたミトンを使って、円を描く
    ようにマッサージしてくれます。

  5. サボンノワールで洗い上げた肌は、しっとり
    もっちもち。


  6. そのあとは、マッサージを受ける
    部屋に移ります。
    たっぷりのアルガンオイルを使って、
    優しくマッサージ。
    これもとても気持ちがよくて、私は
    寝てしまいました。



お値段は確か、8000 円ほどだったと思います。
高いですが、このハマムのテラピーだけが
私の足に効果がありました。

パリにはモロッコ風のハマムテラピーが
あるようですが、我が家の近くでは無理な
注文。

このテラピーを受けにモロッコに行きたいですが、
今回は、まず “キネ” から試すことになりそうです。

それにしても、歳をとるとあちこち出てきますねぇ。



”Amazon” で書籍を出版しています。
「Unlimited会員様」は、すべて無料
お読みいただけます。

書籍紹介

『Kindle Unlimited』に登録すると

・初回 30 日間は、 無料お試し期間

・200 万冊以上の書籍が【読み放題】

無料お試し期間が切れる前に解約すれば、
料金はいっさいかかりません。


どうぞ こちら からご覧くださいませ。

タイトルとURLをコピーしました