プリンター・荷台から落下
時間どおりに配達されたのは
よかったが、購入したプリンターが
大型バンの荷台から勢いよく落下。
私は一瞬青くなったが、配達の人は
拾い上げただけで謝罪もなし。
その上、口から出た言葉が・・・
おとといの夜、クロノポストから、
「明日、午前 8 時から 13 時までの間に
商品を届けます。
不在の場合は、下記のリンクをクリック
して連絡してください。」
とsmsが入った。
これはクロノポスト定番の
メッセージ。
フェイクの可能性もあるので、この
メッセージが入ったら、たいてい 家に
いるようにしています。
ただ、今迄フェイクだったことは、
ありませんが・・・。
そして昨日の朝、あらたなメッセージが。
「配達時間が変更になり、12 時 25 分から
14 時 25 分の間になりました」
25 分と言うのが面白い。
そしてお昼過ぎ。
「クロノポストだけど、あと 2 分で着くから」
と電話が入りました。
フランスで ” 2分 ” というのは、たいてい
10 分ほど。
「わかりました。待ってます」
このように答えて、待っていました。
そろそろ来るだろうと思い、玄関の
ドアをあけて外で待ちます。
すると 1 台の大型のバンが家の近くまで
来た途端、道路の真ん中で急にストップ。
運転手は地図を見ています。
我が家を探しているのでしょう。
我が家の前の道路、
団地の中だから、そう頻繁に車が走る
わけではないのですが、それでも車は
通ります。
ましてカーブを曲がってすぐのところに
止まっているのです。
それも道路のど真ん中!
「そこに止まってたら危ないだろうが・・・」
と思い声をかけました。
すると彼は気が付いたらしく、我が家の前に
車を止めました。
ここまではよかったのです。
問題はこの先!
配達される荷物は、プリンター。
「インクタンクがいっぱいで交換が必要」
の表示が頻繁に出るのです。
インクタンクを交換するよりも、購入した
ほうが安いとわかったので、あらたな
プリンターを購入しました。
プリンターが落下したときの流れはこうです。
・ 配達の男性、運転席から降り、後ろの
ドアを開ける。
・ 荷台に上がって荷物を確かめ、荷台から
外に出る。
・ 大型バンの荷台からプリンターの
箱を持ち上げようとした途端・・・
・ プリンターが地面に勢いよく落下
・ それを目の前で見ていた私は、一瞬
真っ青に!
勢いよく落下したプリンター 大丈夫?
誰でも心配になりますよね!
思わず、「それ、プリンターよ、
使えなかったら、クロノポストに
クレーム出すからね」と口から出て
しまいました。
箱を見れば、プリンターとすぐ
わかります。
それでも謝罪の言葉は無し。
大きな箱だったし重そうなので、
「家の中に置いてくれる?」と
聞いたら、「問題ないよ」とだけ。
この「問題ないよ」はフランス人の
定番の言葉。
フランス語で「パ・デュ・プロブレム」
(pas de problème)
我が家でも最近、この言葉が使われ
ました。
私が買ってきたハチミツ。
開封した覚えがないのですが、どこを
探しても見つからないのです。
夫に聞いたら、「間違えて開けたかも」
との返事。
そこで見たら、夫の場所に置いてあり
ました。
我が家はシェアハウス形式で生活して
いるので、各自場所が決まっています。
間違えて開けたみたいです。
それを言ったら、
「パ・デュ・プロブレム」(問題ない)
思わず「それはこっちのセリフ」
と返してしまいました。
話がそれましたが、その配達の彼には
「その言葉の前に謝罪の言葉だろうが・・・」
と思いましたが、それは口に出さず。
気分を害されて、プリンターを床に
ぶん投げられても困ります。
既に 1 回、落とされているのですから。
受け取り後サインをしたら、彼は去って
いきました。
家の玄関の門も閉めず、開けっ放しの
まま。
さっそくプリンターを組み立てて
みました。
問題なく動いたので、ホッと一安心。
でもしばらくして不調になる可能性も
あるので、箱は保管しておくことに
しました。
けっこう大きい箱なので、場所を
取るのですが、後で問題が起こったら
オリジナルの箱が必要です。
それにしても、彼の周りには
「仕事したくな~い」と負のオーラが
漂っていました。
皆がバカンスの中、何で働かなくてはいけないの?
プリンターが届いたので、買い物に
行きました。
昨日のブログに書いたように
クスクスが食べたくなったのです。
スーパーは、それほど混んで
いませんでした。
1 時過ぎだったので、食事の時間だった
からかもしれません。
でも最近、平日に行っても以前より
すいています。
バカンスでみんな、出かけているの
でしょうか。
私にとっては、買い物がしやすい
ので助かりますが・・・。
ただ卸の店も閉まっているのか、
品不足。
バカンス時はこのようなことがよく
あります。
私が常時飲んでいるペリエも
在庫無し。
商品棚はストックがなく、あちこち
穴があいています。
クスクスに入れようと思った大根も
ありません。
代わりに黒大根を購入。
周りは真っ黒ですが、中は白いです。
この黒大根、ふつうの大根より
高いのですが、このような効用があります。
・ 肝機能を向上させ、解毒作用を高める。
・ 肝臓を浄化させる効果がある。
・ 体内に溜まった毒素や排出物を外に
押し出す。
・ 二日酔いに効果的
・ 抗発がん性の作用もあるため、がんの
発生を抑制
大根は変わりのものが見つかりましたが、
足りない野菜もありました。
果物も「これってどう見ても新鮮には
見えないよね~」というようなものが・・・
買い物は終わったので、セルフレジに
行きました。
そこで品物をかざすと、” スタッフを
呼ぶように ” との表示が・・・。
スタッフはすぐ後ろの台にいるので
そこからこれが見えるはず。
まして赤ランプも点灯中。
それでも来ない。
後ろを見ると頬杖をついて、
こちらを見ています。
声をかけると、面倒くさそうに
やって来ました。
「スタッフを呼ぶようにと指示が
出たから」と言うと、
「パ・デュ・プロブレム」
(問題ない)との返事。
「それなら、なんで来ないの」
と思いましたが、ここも我慢。
負のオーラが陽のオーラに変わるのは?
買い物を終え家に帰り、クスクスを
作りました。
モロッコのクスクスとは違いますが、
まあまあの味でした。
それにしても・・・
みんながバカンスに行っている時に
働きたくないのはわかります。
彼らにやる気がないのは一目瞭然。
でも仕事は仕事。
「やる気を出してくれ」とは言い
ませんが、ただ ” 面倒くさいな~ ”
というような負のオーラは出して
ほしくないです。
でもそんな彼らも、陽のオーラを
出す時があるのです。
それは、「もうじきバカンスだ~」と
いうとき。
このときは、めいっぱい ” 陽のオーラ ”
を出しまくります。
満面の笑みで応対。
彼らがこれからバカンスに行くかどうかは
知りませんが、陽のオーラが出せるよう、
陰ながら祈っています。
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