爆発的な成長が予想されるコラーゲン市場
![](https://senior-yumekatsu.blog/wp-content/uploads/2023/11/supple-skin_b.jpg)
今、世界中で『爆発的な成長が予想されて
いる』のが、コラーゲン市場です。
コラーゲンは、肌を内側から支え、
シミやたるみを防ぎ、若々しい肌をキープ
するための非常に重要な役割を担っています。
“Data Bridge Market Research” は、
コラーゲン市場を 2021 年に 57 億 6,957 万
ドルと評価しました。
ただ 2029 年までに 91 億 9,582 万ドルの価値に
達すると予想しています。
その理由は、
- 食品産業におけるコラーゲンの使用の増加
- タンパク質消費と栄養化粧品への関心の高まり
- ヘルスケアでの応用の増加
- 生体材料ベースのコラーゲンの使用の増加
などがあげられ、世界のコラーゲン市場は
今後も爆発的な成長を遂げると考えられています。
昨日のテレビニュースのインタビュー。
薬局でしたが、多くの女性が “コラーゲン
サプリ” を買い求めていました。
コラーゲンのサプリで期待する効果は、
- シワやたるみの改善
- 爪や髪の毛の健康
- 関節のサポート
- 骨密度の維持
- 筋肉のサポート
などが挙げられますが、ほとんどの人の
目的は、1.と2.が多かったです。
近年の研究で明らかになったコラーゲンの効果
![](https://senior-yumekatsu.blog/wp-content/uploads/2023/11/supplement.jpg)
近年の研究で、“コラーゲンペプチド” に
対する意識が変わってきました。
以前は、コラーゲンは消化管内でアミノ酸に
分解されてしまうので、摂取しても機能を
発揮することはないとされていました。
ただ近年の研究で、“コラーゲンペプチド”が、
・骨を丈夫にする
・血圧を下げる
・肌を紫外線ダメージから守る
・肌のうるおいやシワを改善する
・髪質を改善する
といった、これらの結果をもたらすことが報告されています。
ただ一部の専門家は、「科学を差し置いて
評判ばかりが先走りしているようだ」とも
言っています。
理由は、「じゅうぶんな証拠となる、効果を
裏付けるデータ」がまだ揃っていないと言うことです。
ただ「効果が出ている、実感している」と
言っている人がいるのも確か!
【コラーゲンペプチド】
コラーゲン分子をペプチド化したもの。
ペプチド化とは、コラーゲン分子を消化
しやすくするため、分子量を小さくしたものです。
これにより、体内で吸収しやすくなります。
歳を取るにつれて、体内で作られるコラーゲンの
量が減少するため、肌の弾力性が無くなり、シワや
たるみが出てきてしまいます。
「肌のハリとうるおいを回復させたい」と
思うのは誰しも同じ。
日頃の食事からもコラーゲンは取れますが、
1 日に必要な量(約5〜10g)を毎日食事から
取るのは難しいです。
というのも、コラーゲンを多く含んでいる
食品は、
・鶏手羽、鶏ガラ、軟骨、鶏皮
・豚足、豚耳、牛すじ
などがあげられますが、苦手な方も
いらっしゃるでしょうし、多く食べると
脂質過剰になってしまいます。
海洋コラーゲンのチカラ
![海洋コラーゲン](https://senior-yumekatsu.blog/wp-content/uploads/2023/11/marin-spl.jpg)
そういうこともあり、現在特に人気がある
のが、魚由来のコラーゲンです。
魚由来のコラーゲンは「マリンコラーゲン」
もしくは「海洋コラーゲン」とも呼ばれています。
ヒトのコラーゲンと構造が似ているため、
体内でより簡単に吸収および同化されるため、
最も効果的であると考えられているからです。
海洋コラーゲンは肌だけでなく、関節や骨
にも有益です。
関節炎の痛みの予防や緩和に役立ちます。
理由は、軟骨の再生を促進するアミノ酸が
豊富に含まれているためです。
さらに、骨密度が増加し、骨粗鬆症や骨折の
予防に役立ちます。
ただこの海洋コラーゲン、
摂取する前に ちょっと注意が必要なようです。
海洋コラーゲンは、
特にサケ、スケトウダラ、ティラピア種の
皮や鱗から抽出されます。
リスクとしてあげられるのが、
- アレルギー反応
魚にアレルギーのある人には、アレルギー反応
を引き起こす可能性があります。 - 汚染問題
水銀、鉛、カドミウムなどの重金属は
魚の組織に蓄積します。
汚染された魚から摂取されたコラーゲンを
取ると、消費者の健康上の問題を引き起こす
可能性があります。
よって、天然魚または有機魚から供給された、
高品質のマリンコラーゲンを選択すること
が必要となります。 - 薬物相互作用
抗凝血薬や非ステロイド性抗炎症薬など、
特定の薬剤と相互作用する可能性があります。
薬物治療を受けている場合は、海洋
コラーゲンを摂取する前に医師に相談する
ことをお勧めします。
海洋コラーゲンは、食事からも摂取できます。
コラーゲンを多く含んでいる魚は、
- ふかひれ
- 海老
- カレイ
- なまこ
- すっぽん
- 魚の皮
- クラゲ
ヌルヌルがいいんですね。
加齢に伴い、体内のコラーゲンは減少して
いきます。
60 代の方の体内にあるコラーゲン量は、
20 歳の時と比較するとおよそ半分とも言われています。
それを補うには、日々の食事からじゅうぶんに
タンパク質を摂取しなければなりません。
人のからだを構成しているタンパク質、
その 30% は コラーゲンが占めています。
1 日に必要なコラーゲンの接種量は、5 ~ 10g。
毎日摂取して、3 ヶ月ぐらいで効果が出てくる
と言われています。
でも必要な量を毎日食事から摂取するのは、
むずかしいですね。
足りない分はサプリメントで補う、これは
いいアイデアだと思います。
最後になりましたが、コラーゲンを効率よく
摂取するには、“ビタミンC” と “鉄分” が必要に
なりますので、これも一緒に取りたいですね。
サプリメントだけに頼らず、バランスの
よい食事を心がけ、いつまでも健康で
若々しくいたいものです。
【参照】
ndsplus.fr
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