透明なワインボトルの謎
赤ワインを一口飲んだあと、何気なく
ボトルを見てビックリ!
「エーッ、なに このボトル?!」
このボトル、ナント 透明でした!
ワインボトルの形はいろいろあれど、
フランスではボトルの色は決まっています。
赤ワインは緑色。
その理由は、
ワインを光から守るため。
ボトルの緑色はその色合いにより、
放射線を最大 60% フィルタリングし、
ワインを保護するのです。
ワインの最適な飲み頃は、
・ 種類
・ 熟成
・ 保管状態
によって異なりますが、ボトルの特性が
非常に重要な要素となります。
ワインは繊細な飲み物であり、時間の経過と
ともに進化し変化し続けます。
それが「ワインは生きている」とよく
言われている理由なのです。
なら、この透明なワインボトルは
どう説明したらいいのか?
ワインと言えば、最も有名な国として
フランスがあげられます。
フランスは高品質なワインの産地が多くあり、
・ ボルドー
・ ブルゴーニュ
・ シャンパーニュ
などがその代表的な地域です。
コート・デュ・ローヌ(Côtes du Rhône)ワインとは?
この『Côtes du Rhône』も有名なワインです。
ここで『コート・デュ・ローヌ』のワインに
ついてちょっとご紹介しますね。
【どこで作られているワイン?】
フランスのローヌ川沿いに広がるワイン生産地域。
・ アルデシュ
・ ドローム
・ ガール
・ ロワール
・ ローヌ
・ ヴォクリューズ
と6つの県にまたがっており、面積は
約 30,000 ヘクタール。
【品種】
一般的にさまざまなブドウの品種を
ブレンドして作ります。
【風味】
フルーティで赤ワインの中でも、比較的
飲みやすいと言われているワインです。
【タイプ】
白ワインやロゼもありますが、赤ワインが
一般的で有名。
【どんな料理に合うの?】
このワインは比較的どの料理にも
合いますが、しいて例をあげると、
グリル料理
ステーキ、ラム、鶏肉などのグリル料理
地中海料理
地中海料理との相性が良いです。
トマトソースを使用したパスタ、ピザ、
ラタトゥイユなど。
チーズ
どのチーズにも合いますが、特に
ハードタイプやソフトタイプがグッド。
「ハードタイプチーズ」
フランス産は、コンテ。
他にはチェダーやゴーダなど。
「ソフトタイプチーズ」
フランス産は、カマンベール。
他にクリームチーズやモッツァレーラなど。
このようにほとんどの料理に合うので
飲みやすく、値段もお手頃価格。
今回私がこのワインを選んだのも、
グリルとパスタだったからです。
『フランスの赤ワインボトル・色の由来】
色の由来ですが、昔は今のようにガラスを 濾して、不純物を取り除く方法がなかったのです。 ですから濁った琥珀色のままでした。 でもその欠陥が、ワインの保存に利点がある ということが発見され、それから赤ワインの ボトルは緑色となっています。