期待した後の失望・ショックはより一層大きい
フランスに帰ってまいりました!
6ヶ月ぶりの我が家、新鮮味があります。
今はインターネットは支障なく使え、
こうしてまたブログを書いています。
今回も、やはりトラブルは発生しました。
出発日の前日にオンライン・チェックインを
試みたのですが、今回もまた出来なかったのです。
そのため、またなにかトラブル発生か?と
思っていました。
ここまでトラブルが続くと、さすがに
ちょっとやそっとでは、驚かなく
なります。
「今度は何が起こるのか?」とかえって
興味がわいてきました。
でも・・・
今回は、大いに喜んだだけに
その期待が裏切られたときは、ショックが
大きかったです。
さてさて、今回のトラブルは?
まず、電車の遅れ。
今回は最初からトラブル続きだったため、
問題があってもいいように、早い電車に
乗る予定でいたので、特に問題無し。
時間が余ったら、空港でゆっくり朝
食を取るつもりでした。
シドニーのホテルを出て、セントラル
ステーションに向かいました。
ホテルから駅までは通常なら、10 分ほどですが、
やはり両手にスーツケースやキャリアケースを
を引いて歩いたら、倍近い時間がかかりました。
ただ階段はなく、段差もそれほどないので
駅までは問題なかったのです。
駅に着き、止まっていた電車に乗ります。
午前 9 時過ぎという時間だからか、車内は
混んではいませんでした。
始発だったので、座って発車まで待機。
周りには、やはりスーツケースを持った人達が
座っています。
そのとき、アナウンスが入りました。
電車の出発が遅れるようです。
どのくらい遅れるのかはわかりません。
そばにいた人達も、私達と同じく
心配そうな表情です。
10 分ほど経ちましたが、発車する気配は
ありません。
私達はまだ余裕がありましたが、出発時間が
迫っている人もいるのでしょう。
時計とにらめっこしている人もいました。
すると反対側のホームに止まっている電車に
乗り換えるよう、アナウンスが入りました。
みんな、急いで移動します。
もちろん私達も同じ。
結局、早く出たつもりが最初に予定していた
電車と同時刻の出発となりました。
スタッフも混乱・航空券の謎
空港はそれほど混んでおらず、
チェックインのため、私達は機械の前に
立ちました。
荷物のタグが出てきました。
ただ搭乗券が出てきません。
そこでカウンターに移動。
タグと一緒に荷物を預けました。
計ってみると、やはり 24 キロを
超えています。
ホテルで重量を計れなかったので、
これは想定内。
私のスーツケースはシドニーに来たとき、
既に 22 キロあったのです。
この時は、それよりも重くなっているので、
当然 23 キロはオーバーしているはず。
ですから もし超過料金を払うように
なったら、中からバッグを取り出し、
受託荷物を 2 つにするつもりでした。
それに娘のスーツケースも、ひとつは
重量オーバーだったのです。
そこで荷物の入れ替えをして、あらためて
カウンターに。
先程のカウンターとは違いましたが、
そこにはインターンの女性がひとり、
その横に教えている女性がひとり座って
いました。
言われるまま、パスポートを出して荷物を
預けます。
すると、各自に搭乗券を 3 枚渡されました。
見ると最終目的地のジュネーブまで
出ています。
そこで荷物もスルーでジュネーブまで
送ってくれるのか聞いたら、「もちろん」
との返事。
以前電話で聞いたときには、羽田で荷物を
受け取って、翌朝出発の成田まで自分で
荷物を運ばなければならないと言われて
いました。
これは嬉しい誤算!
荷物をジュネーブまで送ってくれれば
最高です。
成田でチェックインをしなければ、
朝早く出ることもありません。
チェックイン、そして重いスーツケースを
持っての移動がなければ楽にいかれます。
こんな嬉しいことはありません。
スタッフに感謝の意を述べました。
と、そのとき・・・、
インターンに教えていた女性の
交代時間になったのです。
ひとりの女性がインターンの隣に座りました。
この女性、インターンの女性が荷物のタグを
つけようとすると、「私がやるから」と
急にタグを掴んでつけ始めました。
「ウワッ、怖そう」と思いましたが、
見ると、タグに「HANEDA」と書かれています。
「エッ、何で羽田なんですか?
ジュネーブまでですよね?」
と聞くと、その女性は「荷物は羽田まで。
航空券も羽田までです。」
との返事です。
「エッ、では今 私が渡されたこの搭乗券は?」
とジュネーブまでの航空券を見せました。
私の手の中には、搭乗券が 3 枚。
1 枚目 シドニー ~ 羽田
2 枚目 羽田 ~ ブリュッセル
3 枚目 ブリュッセル ~ ジュネーブ
すると「それは間違いです!」と言われ
搭乗券を返すように言われました。
「エッ、さっき搭乗券も荷物もスルーで
ジュネーブまでって言われましたよ!」
と言うと、また「それは間違いです!」
と・・・。
そばにいたインターンの方が、「すみません」
と小さな声で謝ってくれました。
エーッ、やっぱりこの重いスーツケースを
持って移動なの?
荷物はジュネーブまで送ってくれると
喜んでいただけに、このときはほんとうに
ガッカリしました。
束の間の喜びでした。
搭乗開始のとき、あのカウンターにいた
女性がいました。
「あのとき、あなたが来なかったら
前のチケットのまま。
今どうなっていたでしょうね?」
と聞いたら、「どうなっていたでしょうね?」
と返されました。
ホント、どうなっていたでしょう?
羽田には、夜 8 時半に到着。
9 時半に荷物を預け、お腹もすいていたので
レストランを探しました。
インターネットでは、第 3 ターミナルは
深夜便があるため、レストランは開いていると
書いてあったのですが、ほとんど閉まっていました。
「それなら先にホテルに行って、ホテルの
近辺で食事をしよう」と。
ホテルは以前ネットで知った「変なホテル」
ロボットが応対するということで、興味が
ありました。
シャトルバスは、「スーツケースはひとり
1個まで」と書いてありましたが、それほど
混んでいなかったので乗せてくれました。
ただ翌朝は混むので、ムリだそうです。
でも私達は翌朝は電車に乗るつもりだったので、
これは問題無し。
ホテルに着くと、出迎えてくれたのは
ひとりの女性と恐竜達。
どちらもロボットです。
ロボットの他に、2 人の男性がいました。
やはり人間がいた方が安心できますね。
そこでチェックインを済ませ、部屋に荷物を
置いて出かけました。
ホテル近くの電車の駅は、大鳥居駅。
翌朝、この駅から電車に乗ります。
西口にエレベーターがあると書いてあったので、
そのエレベーターの確認と、ホテルからどのくらいの
時間がかかるか下調べも兼ねて出かけました。
駅は問題なかったのですが、レストランは
夜 10 時を過ぎていたので、閉まっているところが
多かったです。
” お好み焼き ” と書いてある店に入りました。
でもお好み焼きというよりも、居酒屋風。
メニューを見ると、お好み焼きがありません。
お好み焼きが出来るか聞いたら、店違いでした。
お好み焼きの店は隣の階段を上がったところ。
すでに営業終了で真っ暗。
娘はアルコールは飲みません。
勘違いで入ったことを伝えて、出てきました。
結局 ” すき家 ” に行きました。
「明日は最後だから絶対お寿司にしよう」
こう固く誓いながら、ふたりで牛丼を
頬張ったのでした。
オンライン・チェックインはトラブル続き
翌朝、成田に到着。
ここまでくれば、もう飛行機に乗るだけ。
荷物も許容範囲内の重量だし、この先は問題
ないはず。
機械の前に行き、チェックインをしました。
私がパスポートを入れると、なぜか
スルリと滑って落ちてしまいます。
それを見ていたスタッフが手伝いに
来てくれました。
隣の機械でチェックインをするように
言われ、移動するも同じ。
でもなんとか顔認証も終わり、荷物の
タグも 2 つ出てきました。
今度は娘の番。
どういうわけか、顔認証ができません。
スタッフの人も理由がわからず・・・
そこで顔認証は飛ばすことに。
そんなことが出来るのか聞いたら、
パスポートがあるから大丈夫とのこと。
スタッフが言うのだから、問題ありません。
ただ荷物のタグは出てきましたが、肝心の娘の
搭乗券が出てこないのです。
そのスタッフが言うには、私の搭乗券が 2 人分に
なっているので、娘の分は出ないとのこと。
「エーッ、1 枚の搭乗券で 2 人乗れるの?」
初耳です。
赤ちゃんや小さい子供以外、搭乗券は
各自持つものとばかり思っていました。
でもスタッフが言うのだから、そうなのでしょう。
そこで荷物専用の無人カウンターに
行きました。
荷物用のベルトに荷物を載せます。
でもタグがうまく読み込めないようで、
エラー。
2 回やっても同じでした。
そこでスタッフに来てもらい、
まず私の荷物を送ってもらいました。
次に娘のスーツケースです。
そのとき、気になっていたことを聞いて
みました。
私が持っている搭乗券で、本当に 2 人
飛行機に乗れるのか?
このようなことは初めてです。
子供達が赤ん坊の時、搭乗券は
別でした。
今は変わったのか?
すると、そのスタッフはびっくりしたようで、
搭乗券はやはりひとり 1 枚との返事。
「やっぱりね~!」思ったとおりでした。
聞いてよかった!
そこであらためて有人のカウンターに行き
ひとりずつ搭乗券を発行してもらい、
やっとすべて終了したのです。
1 時間ほど、時間が取れました。
朝から開いているお寿司屋さんを
ネットで見つけていたのですが、
どこを探しても、見つからず。
他のお寿司屋さんが開いていたので、そこに
入り、最後の寿司を堪能しました。
その後、ゲートに行って出発を待ちました。
あとは飛行機に乗るだけ。
今回はほんとうにトラブル続きでしたが
いつも結果オーライでした。
考え方を変えれば、トラブルのおかげで
しっかりと記憶に残る旅行になりました。
最後の最後にぎりぎりセーフで切り
抜けられたので、案外ラッキーだったのかも?!
今だから言えますが、案外トラブルを楽しんで
いたかもしれません。
トラブルが回避されたときは、快楽物質の
ドーパミンがとても増えていたと思います。
だからか、今回のトラブルで多少肝が
据わった気もします。
先のことは予測できません。
何があってもいいように、下調べは必要だし、
早目早目に行動することが、必要だと
あらためて感じました。
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