iPhone12 販売停止命令・フランス

人体が吸収できる電磁波の限界値を超えている

スマホ販売禁止



9 月 12 日、iPhone 12 は、Appleの
カタログから消えました。


ただこれはApple のカタログでは
よくあること。
新しい “iPhone 15” が発表されましたね。
そのスペースを作るために、前の世代が追い
出されるのです。

でも今回は、それだけでは
すみそうもありません。

9 月 12 日、フランス国家周波数庁
(ANFR)は、アップルに対し、
iPhone 12 をフランス市場から即時撤退する
よう命令しました。

理由は、EUの規制が定めた比吸収率
(SAR)の制限を超えているからです。

EU で販売されるスマートフォンは、

・メンバーDAS
(手またはズボンのポケットに入れて持ち運ぶ場合)
比吸収率4 W/kg

・トランクDAS
(ジャケットのポケットに入れて持ち運ぶ場合)
比吸収率2 W/kg

この基準値を超えてはならない決められています。

国家周波数庁(ANFR)が最近調べたところ、
iPhone 12は、
トランクDAS(ジャケットのポケットに
入れて持ち運ぶ場合)は制限内でしたが、

メンバーDAS(手またはズボンのポケットに
入れて持ち運ぶ場合)は、最大許容値を
超えて
いました。

最大値 4 W/kgのところ、5.74 W/kgでした。

iPhone 12 Mini、Pro、Pro Maxが
検査済みかどうかは明記されていません。



今持っているiPhone 12 はどうなるの?

これからどうなる?


「それでは今持っている iPhone 12 は
どうなるの?」

そうなると、疑問はこれにつきますよね。

スマホ自体けっこうな値段がしますし、
ましてiPhoneは、高いです。

そう簡単に買い替えなどできません。
できる人もいるでしょうけれど、私は
無理です。


それに買い替えても、あらたなスマホに
今迄のデータを写す作業。
これも大変です。

iPhone のデータ移行は「クイックスタート」
なるものを使って、簡単に行えるようですが、
若い人ならともかく、あまりスマホを使い
慣れていない世代としては、これも一苦労。

この表は、現在フランスでスマホを使用して
いる人達を、年齢別に現したものです。

2019 年~2022 年までの統計ですが、
シニアがどんどん増えています。

スマホ所持者、年代別の表


私はこのニュースを聞いて、「iPhone 11
でよかった~」とほっとしました。

このiPhoneは、娘のお古です。
でも今はこれをメインに使っているので、
急に使えなくなったら困ります。

現在の生活では、スマホが手元にないと
困ることばかり


「もしスマホを失くしたら?」と考えて
みました。

まず思いつくのは、

  • クレジットカードを使っての支払いができない
    クレカを使って支払いを行う場合、スマホに
    送られてくるコードが必要です。
  • 連絡手段の喪失
    電話やメッセージ、電子メール、
    ソーシャルメディアが使えないと、
    友人、家族との連絡が取れなくなります。
  • スケジュールとリマインダーの喪失
    予定や重要なタスクを忘れてしまうことも。


他にもナビや読書、音楽など娯楽として
使っていますが、上記のこの 3 つは生活に
密着しているので、やはりスマホを失くすと
私にとっては大きな問題です。


告発に異議を唱えるApple


もちろんAppleも黙ってはいません。
Appleとしては、

「iPhone 12 は数多くの国際機関によって、
世界中で定義された標準を尊重している。
フランスの国家周波数庁の結論に異議を
唱える」と述べています。

またApple ブランドは、Apple およびその
準拠を証明する、「独立した第三者研究所
からの複数の研究結果」を 国家周波数庁の
代表者に提出したようです。


世界保健機関 (WHO) は
低強度の電磁場への曝露が人間の健康に
とって、危険であるという兆候は現時点
ではありません」
このように述べています。

ただ『国家周波数庁』はプレスリリースの
中で、すでに販売されている製品について

この不具合を迅速に解決するために、
あらゆる利用可能な手段を講じるよう

Appleに要請しており、Appleが従わないと
製品はリコールされることになります。



iPhone 12 の所有者は結果待ち

結果待ち



けっきょく、「iPhone 12 を持っている人は
どうすればいいの?」


確かに気になりますよね。
急にリコールと言われて無償で
直してくれるとしても、その間
スマホが使えません。

そうすると、上記で挙げた問題が
発生します。


今現在、フランスの国家周波数庁も
「この問題は簡単なソフトウェアアップ
デートで修正
できる」と見ているようです。

したがって、ハードウェアを変更する必要は
ありません。

iPhone 12 のリコールは、Apple からの
協力がない場合にのみ実施されます。

したがって現在、 iPhone 12の所有者は、
アップデートを待つのみ。

そのアップデートを実行するまでに、Apple
には 15 日間の猶予が与えられています。


【参照】
lesnumeriques.com ouest-france.fr
fr.statista.com


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