正月太りだけではない、肌の老化に注意!
最近、クリスマスやお正月が過ぎて鏡を
見ると、
- 肌が荒れている
- ツヤ、ハリがない
- キメが荒い
- シワが出てきた
このように感じる方もいらっしゃるのでは・・・。
暴飲暴食は肌荒れにつながりますが、
クリスマス&お正月と続くと、甘いお菓子、
ジュースなど、摂取する機会も多くなります。
すると、体内の余った糖がタンパク質と結びついて
『糖化』が起こります。
そこで過剰な「AGEs(終末糖化産物)」が発生し、
それが肌の老化やさまざまな病気の引き金になるのです。
「AGEs」は、体内で生成されるほか、
食品の調理や代謝過程などでも生成されます。
体内で “適切” に生成されるAGEsは、愛情
ホルモンになります。
また、調理の過程で生成されるAGEsは、見た目に
きれいな色をつけてくれます。
ただ “過剰” な AGEs の蓄積は、
- 肌の老化
- 糖尿病
- 動脈硬化
- 糖尿病性合併症
などの疾患と結びつきます。
これが「糖化ストレス」です。
この言葉、既にお聞きになられた方も、
いらっしゃるかもしれませんね。
糖化で起こる肌トラブルは?
まず、美容関係。
肌や髪に現れます。
- 肌の弾力が失われる。
肌のハリを保つコラーゲン
たんぱくに、糖化が起きるためです。 - 髪にツヤがなくなる。
髪のたんぱく質が糖化するため。 - シワが刻まれ、ほうれい線が深くなる。
皮膚の細胞にAGEsが沈着するため、
肌のたるみや、頬や口角は下がってきます。
目尻や目の下にシワが刻まれ、ほうれい
線が深くなります。 - シミやくすみが増える。
AGEsが溜まるとうまく排出できず、
表皮に沈着したメラニン色素が、シミと
なって現れます。
肌の赤味が弱く、黄色味が強くな
るので、血色が悪くくすんで見えます。
健康面では、血管組織の糖化が進むことで、
動脈硬化のリスクが高まるため、
- 心筋梗塞や脳梗塞の引き金となる。
その他、
- 骨粗しょう症
- ドライアイ
- 白内障
- 網膜症
これらの病気は、血液組織の糖化が引き
起こしますし、アルツハイマーも関連が
あると言われています。
肌の糖化を防ぐには
それでは、肌の糖化を防ぐには、どのような
ことをすればいいのでしょう。
- 精製、加工された食品を避ける
糖には「ブドウ糖」と「果糖」があります。
「果糖」はブドウ糖の10倍以上のスピードで
たんぱく質と脂肪を糖化します。
果糖だけを抽出して作られる甘味料が
入ったものは、避けたほうが無難です。
例: 清涼飲料水、缶コーヒー、ドレッシング等
- 食後に上がる血糖値を抑える
ご飯より副菜を先に食べたり、食後 30 分
から1時間に軽い運動をする。
- 抗糖化に効果的な食材を選ぶ
納豆、オクラ、山芋、メカブ、きのこ
ブロッコリー、緑茶など。
- 6 時間以上の良質な睡眠をとる。
寝不足が続くと、肌にたまったAGEsを
排出できず、糖化が進んでしまいます。
もうすぐお正月。
お正月が過ぎて肌の老化に悩まないためにも、
肌の糖化予防をしながら、おせち料理を
楽しんでくださいね!
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